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ブックマーク / susahadeth52623.hatenablog.com (32)

  • 異形から生まれたさらなる異形 シン・ゴジラ - The Spirit in the Bottle

    思えば去年の今頃は映画「進撃の巨人」の記事が自ブログ史上かつてないバズり方をして畏れ慄いていたのであった。なんとなくブログの更新頻度が遅くなり色々と低温火傷のような感じで自分にも影響を与えていたのである。あれから一年。その実写版「進撃の巨人」のスタッフとキャストの多くがそのままスライドして制作した映画「シン・ゴジラ」を鑑賞。いや実際のところはどうするか迷ったんですよ。監督は樋口真嗣だし(特技監督としては信用している)。でもやっぱりゴジラの新作といえば観に行かないわけにはいかないのであった。 物語 海上保安庁が東京湾で乗員の消えた船を発見。ほぼ同時に大量の水蒸気が東京湾から噴出、アクアラインでも崩落事故が起きた。政府は事故の解明と対策を急ぐが原因が未知の巨大生物の存在である可能性が浮上。間もなくその巨大生物が東京都に上陸する。 その巨大生物は這いずるように都市を蹂躙するがやがて二足歩行に変化

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    zenibuta 2016/08/02
  • マッドマックス 怒りのデス・ロードを舗装じゃなかった補完します - The Spirit in the Bottle

    前回の記事を書いた後、色々書き忘れたことや思い出したことがあって、はじめは追記の形にしようと思ったんだけど、思いの外長くなりそうなので、新しく記事にします。とりあえず脈絡なく箇条書き的につらつらと。 映画はマックスの独白から始まり、そこで元警官だったことが言及される。劇中では出てこないが今回の映画は「世界が崩壊してから45年後…」という設定であり、トム・ハーディのマックスの容姿からすると明らかにおかしい。旧シリーズのことを考慮しないとしても仮に20歳現役警官の時に世界が崩壊してもマックスは65歳以上ということになってしまう。これはメル・ギブソンが引き続きマックスを演じる予定だった時の名残なのか(それでもちょっとおかしい気もする)。あるいは世界の崩壊は必ずしも一気に来たわけでなく、核戦争後もしばらくは(科学技術等の文明はともかく)人々は秩序ある社会を築いていて、その中で警官をやっていたことが

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    zenibuta 2015/06/29
  • 良い奴、悪い奴、醜い奴 追悼イーライ・ウォラック - The Spirit in the Bottle

    日はこのニュースを。 名優イーライ・ウォラックさんが死去 98歳 『荒野の七人』悪役などで知られる - シネマトゥデイ 映画『荒野の七人』の悪役などで知られる俳優のイーライ・ウォラックさんが現地時間24日、死去した。98歳。死因は明かされていない。NYTimes.comが報じた。 死因はまだ不明とのことですが、まあ98歳なら大往生といえるでしょう。イーライ・ウォラックは僕の大好きな「荒野の七人」「続・夕陽のガンマン」で重要な役を演じた役者です。「荒野の七人」ではメキシコの寒村イズトラカンを襲う野盗の首領カルヴェラを。「続・夕陽のガンマン」では「良い奴=クリント・イーストウッド」「悪い奴=リー・ヴァン・クリーフ」と並んで「醜い奴」トゥーコを演じています。「荒野の七人」のカルヴェラはオリジナルである「七人の侍」の野武士の頭領より圧倒的に個性的に描かれており、実際ウォラックは「オリジナルのまま

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    zenibuta 2014/06/26
  • スパイディ、君の名は希望 アメイジング・スパイダーマン2 - The Spirit in the Bottle

    ここ数年例年言っているような気がするけれど、今年もアメコミ映画が多いですね。今年も「マイティ・ソー ダーク・ワールド」に始まって「キック・アス2」「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」と続き、そして「アメイジング・スパイダーマン2」。この後も5月末に「X-MEN フューチャー&パスト」と続く。ちょっと前半に偏りすぎな気もしないではないけれど、後半も「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」も有ります。というわけで「アメイジング・スパイダーマン2」鑑賞。 前作の感想はこちら。 貴方の親愛なる隣人再び! アメイジング・スパイダーマン アメイジング・スパイダーマンTM [Blu-ray] 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2013/04/24メディア: Blu-ray クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見る 高校卒業からの一年間の物語

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    zenibuta 2014/05/15
  • 受け継がれる盾、蝕まれるシールド キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー - The Spirit in the Bottle

    というわけで「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)」のフェイズ2も大詰め、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」を鑑賞。すでに3回観ましたですが、アメコミ映画、マーベル映画としてはコミック的な部分と現実のリアルな部分の話バランスが抜群で最もよく出来たアメコミ映画ではないだろうかと思います。シリーズ単独では2作品目、世界を共通するMCU作品としてはもう9作目ということで色々とっつきにくい部分はもちろんあるけれどそれでも屈指の出来ですね。 物語 チタウリのニューヨーク襲撃から2年。スティーブ・ロジャースはS.H.I.E.L.D.(シールド)の一員として各種作戦に参加。今度の作戦はフランス海域でシージャックされたシールドの船の解放。キャップとナターシャ他の工作員たちは見事船の解放に成功した。しかしナターシャが人質救出作戦とは別にシールド長官ニック・フューリーの密命を受けて

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    zenibuta 2014/05/08
  • ロッキー・ホラー・ショー in 川崎ハロウィン2013 - The Spirit in the Bottle

    HAPPY HALLOWEEN!! 全然新作映画観れてないよ!10月は3だけだよ!多分11月も12月も似たような感じになるよ!でもこれだけは譲れないぜ! というわけで、27日は毎年10月恒例の川崎ハロウィンの「ロッキー・ホラー・ショー」上映です。今年はなんとかギリギリ時間に間に合うという感じで参加。まあいつも基的にはパレードとかに参加するわけでもなく「ロッキー・ホラー〜」の上映に参加するだけなんだけれども。場所は今はなきチネグランドから変更になって3度目のクラブチッタ。前回は結構前の席に座ったのだけれど、今回は遅れて入場したこともあって一番後ろの席に座った。これも毎度のことだけれど、クラブチッタはやはりライブハウスであって映画館ではないのでスクリーンは小さいし、座席も斜傾がついておらず、映画を鑑賞するにはちと不便。普段ライブではどうなってるのか分からないけど、もしずっと客がスタンディン

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    zenibuta 2013/10/28
  • スター・トレック イントゥ・ダークネス Take us Out! - The Spirit in the Bottle

    「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の二回目を吹替版で観賞。それでさらに気付いた点や他にもいろいろ思うところもあったので少々。 僕は最初の感想などで「知らない人でも楽しめる」と書いたがその後、他の人の感想を見ているとやはり「シリーズ観てないから結構辛い」というような意見を見かけた。僕の意見はあくまでシリーズの大半を見ている*1人間のものなので完全に初めてという人の心境は分からないけれど、まあ前作ぐらいは見て臨んでほしいな、とは思う所。 そしてJ.J.エイブラムスが事前に次の「スターウォーズ」の監督(制作のみ?)を手がける、という情報が出回ったことで、作をJJ版「スターウォーズ」の試金石、実験作として見る人が意外と多いんだな、ということ。僕もまあ例えば「モンスターズ」の監督なんかを「次のハリウッド版ゴジラの監督がどんなもんか見てやろう」という気持ちで鑑賞したりしたので人のことは言えな

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    zenibuta 2013/09/02
  • 暗き過去からの復讐 スター・トレック イントゥ・ダークネス 感想とも解説ともつかぬなにか - The Spirit in the Bottle

    注!先行公開を観た段階で書いたネタバレ感想です。できれば鑑賞後にお読みください。 1966年から始まったアメリカのTVシリーズ「スタートレック」は日での受容において西日(主に関西)と東日(主に関東)では大きな差があるという。僕がこのシリーズの虜になったのは学生時代に京都に住んでいた時で、ちょうど深夜の1時半頃から「新スタートレック」の最終第7シーズンを放送していた。そのまま新シリーズ「スタートレック ディープ・スペース・ナイン」が始まった。たしか日での放送としては一番最初だったと思う。その後東京に住み始めた時も確かに深夜に放送されてはいたが、関西より更に一時間以上遅い時間帯で野球などで時間が遅れると当たり前のように放送中止になっており、東西のスタトレ格差に絶望したものだった。 今はCSなどの普及も進み、現在関西での放送状況がどのような状態かは分からないが、それでも決して日全体のス

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    zenibuta 2013/08/28
  • 裂け目に沈むイェーガー パシフィック・リム - The Spirit in the Bottle

    記憶を遡る限り、一番最初に映画の面白さに目覚めたのは小学校に入る前に親戚の家で見たTV放送された1933年の「キングコング」である。戦前の白黒映画だが、巨大ゴリラと恐竜の戦い、現実に存在しないはずの恐竜たちの存在感。子供にも分かりやすいある種究極のラブストーリーに魅了された。劇場で映画を初めて観たのは1984年の「ゴジラ」。この2つの怪獣映画がある意味、僕の嗜好を決定づけたといってもいいかもしれない。 ただし、怪獣映画として僕が大好きだったのは1965年から始まる「ガメラ」シリーズである。というのも僕が小学校低学年のころは、土曜日の昼間ぐらいから頻繁にガメラシリーズを放送していたこともあって、白黒だった「大怪獣ガメラ」はそうでも無かったが、カラーになった2作目「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」以降は一番身近な怪獣映画だったからだ。ゴジラシリーズも「キングコング対ゴジラ」「三大怪獣地球最大の決

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    zenibuta 2013/08/13
  • キン肉マン総選挙2013 栄光の29位超人は?! - The Spirit in the Bottle

    時代を越えて大人気!もう月曜日はキン肉マンの話題しかしたくない!そんな今でも人気を誇るキン肉マンですが、僕も何度か記事を書いている通りこの作品の大ファン。特に正統続編となる「完璧・無量大数軍編」は改めてその面白さを発揮しています。 で、世間ではAKBグループの「AKB総選挙」というのが人気でまあ、色々批判も受けているけれど*1、毎年賑やかしている。それにあやかってというわけでもないんだろうけど(キン肉マンはじめジャンプ漫画ではキャラクター人気投票は昔から存在する。むしろAKBのほうがそれらを参考にしているのでは?とも思う)、「キン肉マン超人総選挙2013」というイベントが行われていたのです。投票は1人三票。そして「キン肉マン2世」のキャラは除く、という条件。で、その結果が発表されたのだった。 キン肉マン超人総選挙2013 - 週プレNEWS 1位から10位まではご覧のとおり。 ウォーズマン

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    zenibuta 2013/07/03
  • 魔女?死者?あの子と話そう パラノーマン ブライス・ホローの謎 - The Spirit in the Bottle

    というわけで、当は3月末までの時点で公開初日に観た「シュガー・ラッシュ」がぶっちぎりで今年ナンバーワンになり、しばらくはその座は不動だと思われたのだが、わずか一週間後に観てそれを追い落とすか、という感じなのがストップモーションアニメーション作品「パラノーマン」。ティム・バートンの「コープス・ブライド」、ヘンリー・セレックの「コララインとボタンの魔女」のスタッフが贈る作品でジャンル的にはホラー映画ということになるのだろうが、それを越えパロディとして笑うところもありながら最後は人間性とは何か、というところに踏み込みながら感動をもたらす作品。「パラノーマン ブライス・ホローの謎」を鑑賞。すでに二回鑑賞済み。 物語 魔女狩りの伝説の残るマサチューセッツ州のブライス・ホロー。街に住む少年ノーマンはホラー映画が大好きな11歳。しかし彼は死者と会話ができる能力を持っていてそれを信じない学校ではもちろん

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    zenibuta 2013/04/08
  • Bugってヴァニー! シュガー・ラッシュ - The Spirit in the Bottle

    今年も早くも1/4が過ぎて、すでに結構な量の映画を観たりしている。もちろん全部チェックできるわけでもないが、それでも話題作は大体見ていると思う。今年は例年以上に傑作が多い印象で、特に3月は良作が多いと感じたのだが、それでもビビッと来る*1飛び抜けた僕にとっての傑作というのはまだないと思っていた。去年で言うなら、「サニー」のような圧倒的な多幸感の中、誰がなんと言おうと「好きだ!」と大きい声で宣言で来るような作品。一応、今年観た中では現時点では「アウトロー」と「キャビン」がおそらくベスト10入りは間違いないであろう作品。「クラウド・アトラス」「ジャンゴ」「ライフ・オブ・パイ」と言った大作は良作だと思うけど最終的に年間ベスト10にはおそらく入らないだろうなあ、という感じ*2。 でもここで、ビビッときた作品が出て来ました!それがディズニーの新作アニメーション「シュガー・ラッシュ」。というわけで「シ

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    zenibuta 2013/04/05
  • 歴史からも自由なタラのテーマ ジャンゴ 繋がれざる者 - The Spirit in the Bottle

    映画を観るということを趣味にして少なくとも25年、影響を受けた作品、監督というのも数限りない。しかし何度か書いているとおり、直接人生に影響を与えた監督といえばティム・バートンとクエンティン・タランティーノの二人である。ティム・バートンの方はどちらかと言えば「監督作が自分の感性と最も近い」という感じだが、一方タランティーノは(作品自体が面白いのは当然として)その映画オタクとして歩んだ人生が「自分もこんな道を歩みたい」と思わせた人である。そんなタランティーノの新作「ジャンゴ 繋がれざる者」を鑑賞。 物語 1858年、テキサス州。スペック兄弟が手足を鎖で繋いだ奴隷を日夜行進させている。その行進に一人の男が訪れる。歯医者シュルツを名乗るその男は奴隷の1人を確認すると彼を譲ってくれという。その慇懃無礼な態度が気に触ったのかスペック兄弟は彼を撃とうとするが一瞬の差でシュルツが兄を撃ち殺す。シュルツは賞

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    zenibuta 2013/03/07
  • 起源を求めて終末を知る プロメテウス - The Spirit in the Bottle

    1979年の映画「エイリアン」はダン・オバノンによる原案をH.R.ギーガー、ロン・コッブ、そしてリドリー・スコットという稀代のビジュアリストが作り上げたおどろおどろしくも美しいSFホラーで過去の映画作品やクトゥルフ神話などの影響はみてとれるもの、”エイリアン”という単語の意味さえ大きく変えてしまった*1程の作品だ。 元々僕も大好きな作品だが、残念ながら最初に出会ったのはTV放送のジェームズ・キャメロンによる続編「エイリアン2」。劇場で初めて見たのはデヴィッド・フィンチャーの「エイリアン3」、そして第一作をきちんと見たのはジャン=ピエール・ジュネの「エイリアン4」公開時期ぐらいだったと思う。それでも1作目は強烈なものだった。その「エイリアン」の前日譚と噂される「プロメテウス」を観た。 物語 2089年、スコットランドの古代遺跡でエリザベス・ショウ博士とチャーリー・ホロウェイ博士は3万5千年前

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    zenibuta 2012/09/14
  •  “登れ!” ダークナイト ライジング - The Spirit in the Bottle

    それでは改めて「ダークナイト ライジング」。もうすっかり感想が出揃って逆に周回遅れになってしまった気がするけれど、一応。この映画の突っ込みどころというのはたくさんあるし、矛盾も多いが僕は全然気にならない。それは何よりこの映画が、アメリカンコミックスの映画化であり、真摯に完結編であろうとした結果であり、リアルな物語と言うよりもそれを超越した神話であろうとしたからだ。アメリカンコミックスとりわけDCコミックスが神話的であるというのは昔からよく言われている。神話は神々について詳細な設定がある一方、物語は多少の矛盾を物ともしない力強さにあふれている。僕はこの「ダークナイト ライジング」に似たようなものを感じた。勿論現実を反映した部分はある。このクリストファー・ノーランによる新しいバットマンシリーズ*1はある種リアルさが売りになっている。例えばこの世界にはバットマン登場以前にはヒーローが存在しない(

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  • 女神降臨! easy A 小悪魔はなぜモテる?! - The Spirit in the Bottle

    思い起こせば2010年。一映画で僕は彼女に出会った。エマ・ストーン。「ゾンビランド」で出会った彼女に僕は一目惚れしてしまった。でその時点で海の向こうでは彼女の次回作「easy A」が公開待ちであり、やがてその作品は大評判となる。しかし日では公開する兆しが見えず半年、一年と過ぎていった。やがて監督ウィル・グラックの新作「ステイフレンズ」が日でも公開されエマ・ストーンはそこにちょい役で登場した。結局2011年の暮れに「小悪魔はなぜモテる?!」という邦題を付けられDVDスルーされることが発表されてしまった。それでも完全にお蔵入りしたわけではないので良しとして発売日を待っていたのだった。そして!買ってきたですよ。発売日に。当はブルーレイが出てくれればいいんですけどね(「ステイフレンズ」は当然ブルーレイも出てるしこの作品もアメリカではブルーレイ出てます、1年前に!)。特典も全然少ないんです

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    zenibuta 2012/04/11
  • 荒涼と暴力と憎悪 ドラゴン・タトゥーの女 - The Spirit in the Bottle

    話題の映画「ドラゴン・タトゥーの女」を公開初日に観てきたのだった。僕はこの映画に関しては「デヴィッド・フィンチャー監督でダニエル・クレイグ主演だから」というそれだけの理由で観に行ったようなもので、最近多いのだがこれも特に予備知識を持たずに劇場へ行った。勿論これがスウェーデン映画のリメイクというのは知っていた。スウェーデン版の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」はジャケットだけ見てそこに映っている主役と思われる女性が活躍するアクション・サスペンスだろうと勝手に思っていた。イメージとしてはSFだがシャーリーズ・セロンの「イオン・フラックス」。あるいはケイト・ベッキンセールの「アンダーワールド」シリーズ、「ドゥームズデイ」のローナ・ミトラ。そういうスタイリッシュな女性アクション映画だと思っていたのだ。これには他に原因もあってドラゴン・タトゥーといえば僕の場合真っ先に思い浮かぶのが「クライング・

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  • 鋼鉄の絆 リアル・スティール - The Spirit in the Bottle

    ヒュー・ジャックマン主演のロボット格闘技映画「リアル・スティール」を鑑賞。最初、予告編を見た時凄い面白そうだと思ったのだが、その後原作がリチャード・マシスンで制作がディズニー系列のタッチストーンということを知って「ぬるい家族愛映画に改変されているのではないか」と期待度を少し下げていた*1。でも、いざ観ると作品は男泣きの燃える映画だった! 物語 2020年、人間の格闘技は廃れ、代わりにロボットが行う格闘技が主流になっていた。元ボクサーのチャーリー・ケントンはロボボクサーのオーナー兼操縦者としてドサ回りをしているが借金は膨らむ一方。今度も牛相手の試合を受け2万ドル負けた上所持ロボットを破壊されてしまった。逃亡しようとするチャーリーにかつての恋人が亡くなり、その子供の親権の件について裁判所に来るよう命令が来る。子供の名はマックス、11歳。亡くなった母親の姉夫婦がマックスを養子にしようとしていた。

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  • 「猿の惑星 創世記」の黙示録 - The Spirit in the Bottle

    注意! 今回、「猿の惑星 創世記」の記事を書く前に旧シリーズを通しての記事をアップする予定でしたが、当方の怠慢により公開前にアップすることが出来ませんでした。また当然のようにパンフレット、その他で旧シリーズについての紹介はなされているので、こちらでは独立した記事にすることを諦め大幅に記事を削除し、前フリとして再利用しています。なので!いつにもまして前フリが長いです。その点をご容赦ください。 そしてばっちりネタバレです。 ゴリラの発見 古代カルタゴの航海者ハンノは紀元前480年ごろ西アフリカのとある場所で毛深いゴリライと呼ばれる部族と遭遇した。ハンノは部族の女の皮をはいで持ち帰ったという。 2300年後西アフリカで新種の類人猿と思われる頭骨がハンノの逸話にちなみ「ゴリラ」と命名される。長いことゴリラは未知の生物であった。 ゴリラを含めた類人猿は人間に近い頭のいい動物、というイメージの一方、そ

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  • 熱中スタジアム アメコミヒーロー 補足編 - The Spirit in the Bottle

    以前にも書いた、僕が一ファンとして出演したNHK BSプレミアム放送の「熱中スタジアム」のアメコミヒーローの回ですが遅ればせながらやっと見ることが出来ました。番組で僕の隣に座っていたウェブヘッドさんに録画したDVDをいただきました。多謝。 アメコミヒーローナイトに参加してきたよ! - 小覇王の徒然はてな別館 で、改めて番組を見ると声だけ聞いてる分には、いわゆる録音した自分の声は変な風に聞こえる、の原理でしかも何喋ったか半分忘れてるのであんまり恥ずかしくはないのだが実際喋ってる画面を見ると恥ずかしさで身悶えてしまう。今回は自分が喋った部分の補足、及び喋ったけどカットされた部分を思い出しながら書いてみたいと思う。 貴方の親愛なる隣人 スパイダーマンの特徴を述べた時、対比で東映版「スパイダーマン」の話題を出した。以前にも書いたがこの日米スパイダーマンはキャッチフレーズを比べるのが分かりやすく、オ

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    zenibuta
    zenibuta 2011/07/29