『HiGH&LOW THE MOVIE2/ END OF SKY』のパッケージ版が、2月21日に発売になった。ハイローに散々脳を焼かれてきたサイゾーPremium編集部は、これを記念して、シーズン1から山王連合会・チハルを演じてきたEXILE/FANTASTICSの佐藤大樹さんにインタビューを敢行。同作で描かれた山王連合会分裂劇の“裏設定”から、EXILEとして、役者としての目指すところまで、余すところなく質問に答えていただいた――。 チハルとコブラは目配せしてたんです!山王連合会分裂の裏話 山王連合会のチハルがサイゾーpremiumにキター!<↑画像をクリックすると拡大します。>(撮影/天田 輔) ――佐藤さんが演じた山王連合会・チハルは、ドラマのシーズン1『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』(2015年10~12月/日テレ系)では特に重要な役割を担うキ
日本有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 川崎駅近くのタワーマンションから見下ろした川崎サウスサイドのランドスケープ。 あたし達の住んでいる街には 河が流れていて それはもう河口にほど近く 広くゆっくりよどみ、臭い 河原のある地上げされたままの場所には セイダカアワダチソウが おいしげっていて よくネコの死骸が転がっていたりする “River's Edge(川縁)”という長閑な題名を付けられたそのコミック・ブックは、しかし、以上のような不穏なモノローグで始まる。今からもう22年も前になる94年6月に単行本が発売された岡崎京子の『リバーズ・エッジ』(宝島社)は、彼女の代表作のひとつで、同作
対談前編はコチラ 今作のガンちゃんさん、最高に輝いていました。(You Tube『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』予告第二弾より) 映画『HiGH&LOW THE MOVIE』に脳を焼かれてから1年数カ月。夏の『END OF SKY』公開時にも開催したハイロー対談@サイゾーが、再び帰ってきた。毎度おなじみ映画ライターの加藤よしきさんとヤンキーマンガとEXILE史学に詳しいライター藤谷千明さんが、『FINAL MISSION』について徹底討論! 窪田正孝とキリンジ(小野塚勇人)に助演男優賞を!? さらに渡辺裕之問題からTBS版ハイロー構想、『HiGH&LOW THE ORIGIN』が出来上がる未来の話まで、ハイローをめぐる最後の放談祭りです。(なお、今後新作が公開された場合にはこれが最後とは限らない場合がございます/今回も同席している編集者は重度のL
※本記事は映画『HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSION』のネタバレを含みます。 たくさんの夢をありがとう、HIROさん… 映画『HiGH&LOW THE MOVIE』に脳を焼かれてから1年数カ月。夏の『END OF SKY』公開時にも開催したハイロー対談@サイゾーが、再び帰ってきた。毎度おなじみ映画ライターの加藤よしきさんとヤンキーマンガとEXILE史学に詳しいライター藤谷千明さんが、『FINAL MISSION』について徹底討論! これが俺たちの最後の祭りじゃ!!(なお、今後新作が公開された場合にはこれが最後とは限らない場合がございます/今回も同席している編集者は重度のLDHオタクです) 生コンはサビ! 音楽組織ならではの大胆な構成 藤谷:前回の対談「ごめんなさい」から始まったわけですけど、今回は「ありがとうございます」から始めたい。変に引き伸ばしを図るわ
──小説家の海猫沢めろん先生がハイローにハマってしまったという(コブラ推しだそう!)。そこで今回は「小説家は『HiGH&LOW』をどう見るか」という視点でご寄稿いただいた。『HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY』の脚本がいかに素晴らしいか、めろん先生のハイロー論とはいかに。 海猫沢めろん氏の最新小説「キッズファイヤー・ドットコム」(講談社) なにかがおかしい。 気づいたのは、去年の夏頃だった。 ある時期から突然、ツイッターのタイムラインで「HiGH&LOW」という言葉を頻繁に見かけるようになった。 どうやらEXILEの映画らしい。 EXILEか……。 俺のフォロワーとはどう考えても接点がなさそうだが……なにが起きているんだ。 インターネットスキルを駆使して情報を集めてみると、腐女子関係にウケているということはわかったのだが、どうもそれだけではなさそうだ。友達の男
サイゾーpremium > 特集 > エンタメ > 【ハイロー特集その3】岩田剛典に畏怖と敬意を!ハイローの未来を占う気鋭のライター対談(後編) 対談前編はコチラ すでに『FINAL MISSION』も最高の予感(『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』特報映像より) ――「LDHウォッチャー」を自称するサイゾーpremiumでは、去年に引き続き『HiGH&LOW』に殴られてしまったライター2人による対談を決行。前編では、ヤンキーマンガとEXILE史学に詳しいライターの藤谷千明さんと、アクション映画に明るい加藤よしきさんによるハイロー愛が炸裂したが、後編では『HiGH&LOW』に現時点で残された課題について熱く語っていく。「岩田剛典を“ガンちゃん”とは呼べない」問題や、「ハイローは何ジャンルか?」議論、さらには北野武の名言も飛び出る後半戦もご笑覧あれ。(
――EXILE TRIBEが一堂に会したお祭り映画である『HiGH&LOW』に殴られ、非公式ブックまで制作してしまったサイゾーpremium編集部が、ハイロー新作映画にまた殴られた! 『HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY』予告編より ということで、昨年の『HiGH&LOW THE MOVIE』の公開時に行った、ヤンキーマンガとEXILE史学に詳しいライターの藤谷千明さんと、アクション映画に明るい加藤よしきさんによる対談を今回も再び敢行。前回は「村を焼かれた窪田正孝」「国産の海外映画」「HIROさん版『エヴァンゲリオン』説」などのパワーワードが飛び出すアツいものとなったが、それから1年がたち、8月19日に公開された続編『HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY』を2人はどう見たか? 「HiGH&LOW」の世界を語り尽くします。(なお、今回
日本有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 ダンス・チームのKING OF SWAGを率いるDee(右)と、その弟であるYusei(左)。 ラップ・ミュージックはダンス・ミュージックでもある。リリックが過酷な現実を描き出す一方、ライムとビートはその中に漲る生命力があることを教えてくれる。 「KONNICHIWA」では、STUDIO S.W.A.G.の生徒たちもパフォーマンス。 「オレたちがはやらせたよ、この街にヒップホップを!」。2016年12月、同文化の新たなメッカとして知られるようになった川崎区を代表するラップ・グループ、BAD HOPは、躍進した1年を締めくくるべく川崎駅前のライヴハ
日本有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 2016年末、クラブチッタでワンマン・ライヴを行ったBAD HOP。 少年は必死に手を伸ばした。スマートフォンのスクリーンの中では、男がマイクを握って、ステージから満員のフロアに語りかけている。少年にとって彼は憧れであり、救いを与えてくれる存在だった。しかし、少年は最前列にいるにもかかわらず、耳もとで発せられる少女たちの叫び声のせいで話の内容を聞き取ることができない。せめてシャッターを押そうとするものの、もみくちゃになってピントが合わない。 そのとき、突然、少年の手からスマートフォンが奪われた。はっとして顔を上げると、壇上から伸ばされた刺青だらけ
日本有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 〈ふれあい館〉の職員・鈴木健さんは、音楽祭「桜本フェス」の主催者でもある。 サンタクロースは誰のところにもやってくるわけではない。家々で歓声が上がるクリスマスの朝、ある種の子どもたちは疎外感を味わうことになる。例えば、戦前、川崎臨海部の湿地帯に朝鮮人労働者が建てたバラック群が基になったため、今でもまるで迷路のように入り組んだ池上町。その路地を遊び場として育った、川崎を代表するラップ・グループ=BAD HOPのメンバー、BARKは、幼少期を以下のように振り返る。「家は貧乏でした。クリスマス・プレゼントとかもらったことないですもん。親に『サンタなんて
日本有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 川崎区の仲見世通にあるバーで踊る、GO-GOダンサーたち。 100年前の川崎の夜も、こんなふうに欲望が渦巻いていたのだろうか。ビルの2階にあるガールズ・バーで、窓の外の喧噪を眺めながら思った。 川崎駅東口に出ると、正面に“仲見世通”というアーチが見えるだろう。それをくぐってしばらく進むと、通りはキャバクラだらけになる。また、東口から左手の方角には堀之内、右手の方角には南町というソープランドで有名なエリアが広がっており、いわゆるちょんの間も現存する。そういった風俗街としての川崎のルーツは、1623年に設置された東海道五十三次、2つ目の宿場・川崎宿の
日本有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 全身をタトゥーで埋め尽くしたラッパーのK-YO。 川崎は2つの顔を持っている。そして、それらの表情は変わりつつある。シンガーソングライターの小沢健二が自身の根底となっている空虚さを“川崎ノーザン・ソウル”と呼んだ、その背景としてのニュータウンの北部。ラッパーのA-THUGが、治安が悪く、だからこそラップ・ミュージックのメッカと化した、ニューヨークのサウス・ブロンクスやシカゴのサウスサイドに重ね合わせて“サウスサイド川崎”と呼ぶ、工場地帯の南部。一方、最近では、映画『シン・ゴジラ』において、南部・武蔵小杉のタワーマンションが建ち並ぶ多摩川沿いで戦い
<『HiGH&LOW』総力特集> ■興行収入だけでは測れない!映画『HiGH&LOW』ムーブメントに迫る ■【映画ライター座談会/前編】『HiGH&LOW』は〈国産の海外映画〉である。 ■【映画ライター座談会/後編】HiGH&LOW』でHIROが望むのは「親殺し」? 今後の展開を予想する!。 なんたって全員主役です。「HiGH & LOW SEASON 1 完全版 BOX」 『HiGH&LOW THE MOVIE』の中で一番印象に残るシーンといえば、世紀の大決戦シーンである。SWORDと呼ばれる5つの不良チームの前に、今作のヒールであり絶対無敵の琥珀(AKIRA)、さらに湾岸地区から来た新勢力MIGHTY WARRIORS、悪徳スカウト集団DOUBTら500人が立ちはだかる。ドラマシリーズでは敵対することもあった5つのチームが、今作では自分たちの街(陣地)を守るべく連合軍を結成。100人対
【前編】はコチラ ――今夏、元来のLDHファンのみならず、一部の層にやたら突き刺さった映画『HiGH&LOW THE MOVIE』。一体、何が我々をそんなに惹きつけたのか……? ヤンキーマンガや映画を長年見続けてきたライター・藤谷千明氏と、アクション映画やバイオレス映画に造詣の深いライター・加藤ヨシキ氏が、その理由を戸惑いながら分析します。なお、同席している担当編集は重度のLDHヲタです。 【鑑賞POINT・6】『HiGH&LOW』とは「信頼」の映画である 雨宮兄弟の長男(中央)誰かに似ている気が…。(『THE RED RAIN』公式HPより) 藤谷 映画本編の話に戻すと、2000年代以降の不良マンガ、たとえば『QP』や『莫逆家族』、『サムライソルジャー』がそうだったように、不良のグループでカリスマだった人が大人になれないというストーリーって、この十数年くらい不良マンガの大きなテーマなんで
――今夏、元来のLDHファンのみならず、一部の層にやたら突き刺さった映画『HiGH&LOW THE MOVIE』。その概要はこちらの記事で紹介した通りだが、では一体、何が我々をそんなに惹きつけたのか……? ヤンキーマンガや映画を長年見続けてきたライター・藤谷千明氏と、アクション映画やバイオレス映画に造詣の深いライター・加藤ヨシキ氏が、その理由を戸惑いながら分析します。なお、同席している担当編集は重度のLDHヲタです。 【鑑賞POINT・1】『HiGH&LOW THE MOVIE』は〈国産の海外映画〉 どうやって人に勧めたらいいかわからない。「HiGH & LOW SEASON 1 完全版 BOX」 加藤 この作品を語るときに難しいのが、「ココがすごい!」的なとっかかりがわからないというか、人にすすめる時に「何から話せばいいのかわからない」と悩んでしまう。なんというか、LDH国からやってきた
テレビ朝日『マツコ&有吉の怒り新党』HPより 24日に日刊スポーツがスクープした有吉、夏目の交際報道だが、ビッグカップル誕生にもかかわらず、当日のワイドショーは完全無視を決め込むなど異様な展開を見せている。2人の交際、妊娠の有無は果たして事実なのか。 「昨年から交際の噂があり、写真週刊誌をはじめ、各誌が2人の自宅を張り込みましたが、ツーショットどころか、互いに異性の気配すらありませんでした。しかし急に週末にかけて夏目が妊娠しているという怪情報が流れ、各誌裏取りに動きましたが、確証が掴めず見送りに。そんな中で日刊スポーツがスッパ抜いたので、皆驚き、『やられた!』と悔しがっています。もっとも日刊の記事では双方の事務所からのコメントはなく、不可解な点も多い。現在も各誌が取材に動いています」(週刊誌記者) ビッグニュースでありながら、テレビは腫れ物に触るかのように熱愛騒動をスルーしている。 「夏目
日本有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 深夜、川崎駅近くの某所でヴィデオ撮影を行う大富たち。 最終電車が去ると、川崎駅周辺にはもうひとつの世界が立ち上がる。ついさっきまで帰宅者でごった返していた東口は静まり返り、地下道の入口は路上生活者たちのベッドルームと化す。隣接したショッピング・センターのショーウインドウの前ではダンサーたちが練習に励み、テラスへと続く階段では外国人市民が座り込んで缶ビールをあおる。彼らは、まるで、昼間の世界では使い道が決めつけられている場所を、夜の暗闇に紛れて思い思いにリノベートしているかのようだった。 しかし、その様子を疎ましく思っている人間もいるようで、弁当入
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