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批評に関するziglarのブックマーク (3)

  • 『赤い影』すべての幻視者に贈る至高の美とサスペンス。(1983 / イギリス・イタリア 監督 ニコラス・ローグ 原作 ダフネ・デュ・モーリア) デズデモーナ淫虐症

    ホーム > 映画 > 『赤い影』すべての幻視者に贈る至高の美とサスペンス。(1983 / イギリス・イタリア 監督 ニコラス・ローグ 原作 ダフネ・デュ・モーリア) 赤いフードの人物が振り返る最後の瞬間、そのたったひとつのシークエンスへの過程として作は作られている。そのためだけに各シーンに「赤色」のコードを埋め込み、ヴェネチアを舞台に歪んだ物語が織り成される。そのバロックな脚は暗喩と隠喩に満ち満ちたものだ。それは映画を読み解くという、娯楽の原点にして頂点を改めて我々に認識させ、恐怖と最も近しい不安を喚起する。  間違いなく絶叫してしまう恐ろしいシーンはたったひとつしかないのに、全編に渡り恐怖映画の怪奇と哀しさが支配している。作は、我々に語られなかった謎を幻視させようとしているのだ。  ジョンとローラの夫は水難により娘クリスティーンを亡くしていた。ヴェネチアに訪れた二人はふとしたきっ

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    牛乳とドーナツ 冷蔵庫で冷やされパキパキに固まった砂糖が鱗みたいにまとわりついているドーナツを取り出すと、マグカップに牛乳を注ぎ、少し時間を置く。 読みかけたのことか、はたまた別のことか、何かを考えながら惰性でドーナツをべてしまい、それを牛乳で流し込むのを忘れた…

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    ziglar
    ziglar 2008/10/03
    コメント欄も面白い。高校時代の吹奏楽の経験に照らしても、アマチュアの活動における「仲間とわいわいやる」と「より高みをめざす」の対立は、他の分野にも共通して見られる現象だと思われる。
  • ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange

    題に入るまえに、一篇の詩について話しておきたい。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』に掲載されていた詩である。 詩歌の待ち伏せ 1 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る 詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る わずか3行。 れ ママ ここに カンガルーがいるよ 詩といっても、まだ字を知らない3歳の子供が口にした言葉を親が書きとめたものである。北村は、この「詩」を、雑誌『VOW』で目にしたらしい。 ご存知の方も多いと思う。投稿者が身の回りで見つけた奇妙なものを掲載しているだ。そのの、「詩人の血」と題するコーナーに、この詩は掲載されていた。 もともとは、読売新聞に掲載され

    ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange
    ziglar
    ziglar 2007/11/29
    「スタージョンの法則」に打ち勝つには、次の扉の向こうには必ず、素晴らしい「夏」が広がっていると信じる、強い心が必要なのかも。/「そして僕は断然、ピートを支持する。」
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