私訳のコメントでパソコン草創期のことを書いたら、これもトシのせいなのだろう、昔のことをいろいろ思い出して、なんとなく「つくるコンピュータ」という本の題名でググってみた。わたしが本格的に計算機の世界にのめり込むきっかけになった本である。本というよりは雑誌「トランジスタ技術」に掲載された製作記事を集めた別冊(したがって分類上は雑誌扱い)なのだけれども。 さすがにほとんど引っかからない。μPD751というNEC製の4ビットCPUのことをなぜか今頃熱心に調べている(たぶん)ワカモノのblogと、あと、どこかの掲示板で「たぶん日本で最初の自作コンピュータ」ではないかということで「ATOM-8」という計算機の名前を挙げている人がいた。このふたつくらいだ。後者はたぶんわたしよりも年上の人だろう。いくらわたしでも1973年にトラ技は読んでない。小学生だよ。小松左京の「日本沈没」とか読んでいたころだ。 それ