人が数を数えることを学んでからも、長らく数字としての0や負数は認識されていなかった。 今では0や負数は小学校や中学校で習う概念であり、それが認識されない状態は、かえって簡単には理解しにくいように思う。 将棋の世界で学習しづらい概念は?自然数や加減乗除、有理数までは認識するのは容易なのだと思う。どの言語にも割合を表す単語はある(半分, half, quarter 等々) 将棋の世界でも駒の価値の順序や駒得の概念詰将棋までは自然に到達できるように思われる。 (「自然に」というのは小中学生の野良将棋で強い人に教わることなく気づく、ぐらいの感覚です) そして、数学の0や負数や虚数に相当するような、自力での到達は難しいけれども習ってしまえば当たり前、むしろそれが認識できないのことが理解できないような概念が将棋の世界にもあると思う。 例えば、詰めろ・必至や手筋には普通の�素人は自然に到達できるものなの