世界自然遺産に登録されている竹富町の西表島で、走行中に排ガスを出さない電気自動車の路線バスが導入されることになりました。 電気自動車の路線バスは、環境に配慮しようと地元の運行会社が導入することになり、3日、西表島の大原港で披露されました。 全長10メートルほどで座席が75あり、バスの前後や側面には、イリオモテヤマネコなど島で見られる生き物や植物が描かれています。 テープカットのあと試乗会が行われ、およそ30人が走る際の音が小さいことなどを確かめていました。 バスは、1回の充電でおよそ220キロ走ることができ、来月中旬から、島内を走る路線を1日2往復する予定です。 また災害時は、電力の供給や冷暖房が使える避難所として活用されるということです。 バスの運行会社の玉盛雅治社長は「世界自然遺産に登録されたので、電気自動車の導入に踏み切りました。西表島は脱炭素、自然との共生に取り組んでいかなければな