by クリストファー・レダー:CounterPunch2009年5月19日掲載 何歳だったか憶えていないが、たぶん高校に行っていた頃、私の父が妙な質問をしてきた。どういう会話の成り行きでそんなことを言い出したのかわからないが、言われた時にはレンガで殴られたような気分だった。父は言った:「おまえの腕の中で、母親の助けを求めて泣きながら死んでいった仲間は何人いたんだね?」 今日までに、私の腕に抱かれて死んでいったり、母親を求めて泣いた者は一人もいない。当時どんな風に答えたのか憶えていない。私は呆然としていた。 父はベトナム戦争に従軍した。歩兵偵察犬の調教師として、ボーという名のジャーマン・シェパード犬と共に、部隊の先頭を歩いた。部隊はベトコン、待ち伏せ攻撃、ブービー・トラップ、トンネル、武器の隠し場所を探しながら前進した。父とボーはチームだった。彼らは偵察部隊の先頭に立ち、危険を察知すると、ボ