護衛艦「くらま」の消火活動が続く=27日午後9時21分、山口県下関市、藤脇正真撮影船の先端部分に炎がみえる護衛艦「くらま」=27日午後9時24分、山口県下関市、藤脇正真撮影 大きな火柱が上がり、狭い海峡に爆発音が響き渡った。27日夜、北九州市沖の関門海峡で起きた自衛艦と貨物船の衝突事故。 事故の生々しい様子は、陸地からも目撃された。 関門海峡を望む北九州市門司区のめかり公園で仕事をしていた運輸会社の男性によると、船が衝突したのは27日午後8時ごろ。自衛隊の護衛艦「くらま」は瀬戸内海から関門海峡へと西に進み、コンテナ船は反対側から進んできたという。 「自衛艦の方が汽笛を鳴らし、すぐに拡声機で騒ぎ始めた。その直後、関門橋から200メートルほど東側の海上で衝突した」 「1回目の爆発音が響き、約20メートルほどの大きな火柱が立った。その後、1、2分して2回目の爆発音も聞こえた」 男