口蹄疫ワクチン拒否農家 「民間種牛にも公益性」 「殺処分強制」なら提訴も 県の勧告6日期限 2010年7月6日 17:02 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎 宮崎県の口(こう)蹄(てい)疫(えき)問題で、高鍋町の畜産農家の男性がワクチン接種を拒否している種牛6頭について、山田正彦農相が口蹄疫対策特別措置法に基づく強制殺処分を県に求めたことを受け、6頭を飼育する男性側は6日、西日本新聞の取材に応じ、接種と殺処分を拒否する考えをあらためて示した。国や県が殺処分の強制執行を決めた場合、法的措置も辞さないとしている。 県は6月29日、男性に特措法に基づく殺処分勧告をしており、7月6日が処分期限。男性側は法的措置について、殺処分の執行停止の申し立てや、殺処分決定の取り消しを求める訴訟などを検討しているとみられる。 男性の種牛6頭は、県内の民間農場で唯一、国の検査に合格して種牛と認められ、年間約2千