タグ

ブックマーク / apeman.hatenablog.com (164)

  • 近道はない(追記あり) - Apeman’s diary

    ビルマの軍事政権が民主化要求デモの武力弾圧に踏み切り、多くの僧侶、市民、そして日人ジャーナリストにも犠牲者が出た件について、これまでのところ日政府の対応について「もう少し毅然とした姿勢を」といったニュアンスの意見はあっても、それ以上の強硬論はあまりみあたらないようです(北朝鮮に対しては強硬論を唱えるメディアでも)。すでに2003年から人道援助を除く新規援助を凍結していることもあって、実効性のある選択肢がなかなか見つからないことも一つの理由でしょう。軍事政権をいち早く承認した日政府の対ビルマ政策は、特に内外の左派(リベラル派)には評判が悪かったわけですが、一般論として「たとえ抑圧的な政権であってもパイプはつくっておくべき」という発想を否定してしまうこともできません。抑圧的な軍事政権をただ打倒しさえすればよい、というのであればさほど時間のかからない選択肢はあるでしょう。しかしその過程で、

    近道はない(追記あり) - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/09/30
  • 兵士が日記など書くはずがないと主張する人々 - Apeman’s diary

    9月26日のエントリにhigetaさんからトラックバックを頂戴しています。ひょっとすると「南京の真実 情報交換掲示板」でのやりとりをご覧になったのかもしれません。「さるおかた」氏はついに“従軍中の兵士が日記を付けていたはずがない”とまで言い出しました(スレッド134)。否定派の最新刊、東中野修道の『再現 南京戦』(草思社)にだって兵士の陣中日記は引用されている(もちろん、否定論の根拠として)のに、なぜこんな無茶なことを言い出したのか? そのネタ元はこちらです。 http://www.history.gr.jp/~nanking/moriou.html#07 森王琢氏は第16師団歩兵第20聯隊の中隊長(後に大隊長代理)として南京攻略戦に従軍した人物です。ゆうさんが最近発表された記事「「馬群」の捕虜殺害」では森王琢氏の否定論が俎上に載せられています。歩兵部隊の中隊長といえば率いる部下は200名

    兵士が日記など書くはずがないと主張する人々 - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/09/29
  • 「「南京」検定も国主導」? 沖縄タイムスの報道より - Apeman’s diary

    こちらのエントリのコメント欄でfelis_azuriさんからご教示いただいた情報です。 沖縄タイムス 2007年9月18日(火) 朝刊 1・25面 「南京」検定も国主導/職員、反証文献出版にお礼 「官僚中心」以前から/関係者が証言 旧日軍の文書などを基に、日中戦争当時の南京での日軍の行動を示す史料を集めた「南京戦史」(偕行社、一九八九年)が発刊された際、文部省(当時)の教科書課職員が「これで(南京大虐殺の被害者が)二十万人、三十万人と書いてくる教科書に指導ができる」と、編集者らにお礼に訪れていたことを、十七日までに関係者が証言した。教科書検定は、教科書課職員が最初から記述修正の方向性を決め、検定意見作成にかかわるなど、以前から官僚主導で行われていた実態が浮かび上がった。(教科書検定問題取材班) 証言したのは「南京戦史」の編集にもかかわった研究者。南京戦史が発刊されて間もなく、同省の教科

    「「南京」検定も国主導」? 沖縄タイムスの報道より - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/09/20
  • いい大人の“情報戦ごっこ” - Apeman’s diary

    Sankei Web 2007/09/15 「論説 【土・日曜日に書く】論説委員・石川水穂 歴史問題でも情報戦に後れ」 10年前、安倍氏や中川昭一氏ら当時の若手国会議員が中心になってつくった自民党の「日の前途と歴史教育を考える議員の会」は今年、南京事件をめぐる歴史問題で重要な成果を上げた。外務省に保管されていた南京陥落直後の昭和13年2月の国際連盟理事会の議事録とその討議の経緯を記録した機密文書を入手したことだ。 またこれですか。もう何年も前に翻訳されて『資料 ドイツ外交官の見た南京事件』(大月書店)に収録されていた「機密文書」ですね。その他の点についてはこちらを御覧下さい。 日は南京の戦闘では圧勝したが、情報戦では中国に完敗していた。日は今も、情報戦で中国に大きく後れをとっている。 日が「情報戦」においてなぜダメダメかと言えば、結局のところ「自分の発言・行動が相手に、そして第三者

    いい大人の“情報戦ごっこ” - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/09/15
  • 映画 Nanking の観客動員 - Apeman’s diary

    テッド・レオンシス他製作、ビル・グッテンタグ監督の映画 Nanking について、『正論』10月号の「映画「南京の真実」製作日誌 水島総」はおおよそ次のようなことを述べています。中国のいくつかの都市で公開された Nanking の観客動員が5万人であったと7月半ばにスタッフからの連絡があった、上映回数で割ると1回あたり52人しか見ていない計算になるから興行的には失敗だ、と。しかしテッド・レオンシス氏のブログを見ると映画中国で公開されたのは7月上旬で、ということは最初の1、2週間で5万人が観たということになります。そして現在までの観客動員がどうなっているかというと… We have almost hit 11 million RMB in box office sales in China which means more than one million people have boug

    映画 Nanking の観客動員 - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/09/15
  • そのクリーシェはもう聞き飽きた - Apeman’s diary

    「Stiffmuscleの日記」さんの「夢のコラボ 秦郁彦氏と古森義久氏の対談」より。論壇の『ムー』こと『WiLL』10月号における、「バターン死の行進」についての秦郁彦の発言。 (…)もっとも「なぜ捕虜を車に乗せなかったんだ」と非難されても、護衛の日兵も歩いていた。日の兵隊は歩くのが文化なんです。 今の日人の若者が聞いても理解できないような文化的差異を、時代も国も違う人間が理解するのは難しい。だから時効という制度は人類の知恵なんです。 「歩くのが文化」ですと! 単に貧乏で工業生産力に劣るため軍の機械化が遅れてただけじゃないですか! それとも、全師団を自動車化するだけの生産力と予算はあったけど、「文化」ゆえに歩いていたとでもおっしゃるので? 実際、旧日軍の戦争犯罪の背景には多く日の貧しさがあると思われます。略奪は料を前線にまで送る輸送力が欠けていたのが一因ですし、工業生産が熟練

    そのクリーシェはもう聞き飽きた - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/09/11
  • 二重基準 - Apeman’s diary

    「さるおかた」さんのスレッド128での最初の投稿に、次のような一節があります。 なぜあなたは「無かった」という証言があるにもかかわらず 自分で確かめもしていない「有った」という証言を信じるのですか? これも奇怪至極なはなしで、「さるおかた」さんだって「南京大虐殺がなかった」ということを「自分の目や耳で確かめていない」わけです。にもかかわらず「無かった」という証言を信じて「有った」という証言は信じない、というわけです。 そもそも一般論として、被害者(と自称している)側と加害者(と目されている)側のどちらにより強く嘘をつく動機があるかといえば、もちろん後者に決まっています*1。特に性犯罪の場合、性犯罪の被害者となることがスティグマとなる社会では、「性犯罪の被害を受けた」と嘘をつくメリットは極めて乏しいわけです。刑事犯罪の場合なら、「冤罪」の可能性を常に念頭におきそれを防ぐための手続きがきちんと

    二重基準 - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/09/02
  • その後の「南京の真実 情報交換掲示板」 - Apeman’s diary

    今回もまた「さるおかた」さんは物凄いことを言い出しています。また2日ばかり待たないと投稿が公開されないと思うので、こちらに私のコメントをコピペしておきます。実際にはこれをいくつかに分割して投稿しました。 私が前回コメントを投稿したのは 「2007年8月26日 0:39」〜「2007年8月26日 1:17」なんですけど、これって28日の晩になるまで公開されてなかったんですよ。26日〜28日の間、何度かアクセスして確認しましたけど。なのに「さるおかた」さんはすでに「2007年8月27日 15:13」には私への反論を書いておられるんですね! これにはまいりました。 >中国の主張は「嘘ではないが間違いはある」ということですね? かなり近づきましたね。こんな簡単な選択肢を想起されるのに随分と時間がかかったようですが…。 正確にいえば「100%間違い」と断定はできません。なにせ日軍の戦闘詳報だって3

    その後の「南京の真実 情報交換掲示板」 - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/08/29
  • 映画『南京の真実』スタッフブログより - Apeman’s diary

    館の掲示板でEzowolfさんからご教示いただいたので見てきました。「老兵は死なず  水島 総」 それぞれ二時間以上のロングインタビューとなったが、私は意識的に慰安婦の問題を具体的に聞いてみた。南京大虐殺肯定派の人々は、虐殺だけではなく、二万人から八万人の日軍の強姦を主張している。しかし、慰安婦とそのシステムが南京に存在したとすれば、間接的にではあるが、大量の強姦事件などは否定できるのである。まあ、強姦やり放題だったとすれば、慰安婦など必要無い筈だからである。 なるほど。水島氏の認識によれば、日軍は「強姦やり放題だったとすれば」特に対策など立てる必要はないと考える集団だったようです。もっとも、岡村寧次大将は違うことを言ってますが。 慰安婦問題を考える。昔の戦役時代には慰安婦などは無かったものである。斯く申す私は恥かしながら慰安婦案の創設者である。昭和七年の上海事変のとき二、三の強姦罪

    映画『南京の真実』スタッフブログより - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/08/18
  • 南京事件否定論史上もっともシンプルな反論 - Apeman’s diary

    このエントリに対して群馬県伊勢崎市の市議会議員、伊藤純子氏から、十条さんと私をごっちゃにしたうえで*1反論を頂戴したのだが…。 上記の映像は「日は残虐な国家だ」として、日との開戦の必要性を訴えるために1944年に制作されたプロパガンダ映画「バトルオブチャイナ」の映像フィルム。私が申し上げたいのは、この映像と、1945年に中国国民政党が制作した中国国民映画中国の怒号」の映像フィルムと同一作品であること。このような新事実を「歴史の再検証としたい」と書いたつもり。 これに対して十条さんは、この2つにフィルムが同一のものであるか否かについては一切触れていない。私の主張をよく理解しないうちに、私の意見を捻じ曲げよとする行為は、南京大虐殺の生みの親で、変装好きの多勝一と同じである、こう申し上げたいのであります。 「この2つに〔ママ〕フィルムが同一のものであるか否かについては一切触れていない」っ

    南京事件否定論史上もっともシンプルな反論 - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/05/16
  • ポスト『南京戦史』時代の否定論プロパガンダ - Apeman’s diary

    『偕行』が1984年から翌年にかけて連載した「証言による南京戦史」、およびそれをまとめた『南京戦史』、『南京戦史資料集I、II』は日における南京事件論争史において一つの画期をなす出来事だったと言える。というのも、旧陸軍将校の親睦団体が収集した資料によって数万にのぼる捕虜、敗残兵の殺害があったこと、現地軍の幹部が軍紀の頽廃を認識していたことが異論の余地無く明らかになったからだ。もちろん『南京戦史』は史料から判明する数字をいわば割引して事件を評価しているが、資料の収集そのものは(それまで日政府がネグっていたことを考えると)当事者なりに誠実に行なったと言ってよいのではないだろうか。第16師団師団長だった中島中将の日記などは遺族から提供されたものだが、人によっては公開せずに処分してしまってもおかしくない内容の日記類を提供し、公開に同意した人々の公正さは高く評価されるべきなのに、それを踏みにじる

    ポスト『南京戦史』時代の否定論プロパガンダ - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/05/16
  • 『日本の戦歴』、『未公開写真に見る日中戦争』 - Apeman’s diary

    『日の戦歴』、毎日新聞社、1970年 『別冊歴史 特別増刊 未公開写真に見る日中戦争』、1989年 残虐な画像を含むのでサムネイルをクリックする際にはご注意をば。 すべての写真について、モザイク又は黒線での目隠しは引用者によるもの。また、引用を最少限にするため無関係な写真にはボカシ処理をかけてある。 A 捕虜殺害に関連するもの。 いずれも『日の戦歴』より。見開き写真を1ページずつスキャンし再合成した。サムネイル左は第二次上海事変の際の上海、右は通州事件直後の天津。ともに右下に後ろ手にしばられた死体?*1が写っている(右写真では足も縛られ、目隠しをされている)、「不許可」のスタンプが押されている。通常の戦死者でないことは一目瞭然。 『未公開写真で見る…』より。歩兵第59聯隊所属の関口併吉氏が撮影し、寄稿したもの。上の写真(3)には「鉄嶺ニテ銃殺セル馬賊ノ首」という手書きのキャプション

    zyugem
    zyugem 2007/05/03
    不許可写真
  • そりゃあないよ、紀伊國屋さん - Apeman’s diary

    午前中に映画を観に出かけて帰りに紀伊國屋によると、近代史コーナーに「南京虐殺論争」とかなんとかいう手書きポップがあるのが目についたのだが、ずらっと否定論ばかりが並んでいる横にアイリス・チャンの The Rape of Nanking がおかれている。まるきり否定論者が望む通りの構図で、これじゃあ店ぐるみで否定論に加担してるようなもんだよ。トホホ…。

    そりゃあないよ、紀伊國屋さん - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/05/01
    店が悪い訳じゃないけどね。紀伊国屋でも売り場担当の趣味を反映できるのかな。
  • またしても陰謀論噴出の予感 - Apeman’s diary

    asahi.com 2007年04月25日16時49分 カラーの戦後日、写真集に GHQカメラマン撮影 満面の笑みを浮かべる昭和天皇や皇后、皇居桜田門で星条旗を掲げる連合国軍総司令部(GHQ)兵員……GHQ専属カメラマンのディミトリー・ボリア氏が終戦直後の日を色鮮やかにとらえたカラー写真約3万点が、米バージニア州にあるマッカーサー記念館で眠っている。「敗戦」を如実に物語る史料だが、日ではあまり知られていないこの写真が、カラー写真集として今月下旬、出版された。 (後略) 昨日の夕刊には「にっこり 昭和天皇」という見出しつきで、1950年に撮影された笑顔の昭和天皇の写真が掲載されている。写真集は『GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン カラーで蘇る敗戦から復興への記録』(杉田米行編著、アーカイブス出版)として発売。 追記:ちらっと立ち読みしてみたのだが、東京裁判の被告たちもカラー写真で撮影

    またしても陰謀論噴出の予感 - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/05/01
  • 慰安婦問題を論じる池田信夫氏の資格を問う - Apeman’s diary

    すでに15日付けのエントリでご報告したように、池田信夫氏はまず(1)「慰安婦問題は東京裁判で裁かれたが、日軍は無罪だった」と主張し、その後(2)「正確にいうと、慰安婦は東京裁判で検察側の当初あげた55の訴因にも入っていません」と転進した。(1)と(2)の関係が「正確にいうと」でつなぐことができるようなものでないことも、すでに指摘しておいた。可能性としては次の二つ。 池田氏は(2)が(1)の「正確」な表現でないことを知っているが、自らの捏造をごまかしている。 池田氏は気で(1)を「正確」に言い直すと(2)になると思っている。 1.の場合、池田氏に朝日新聞の報道を責める資格があるのかどうかが問われるところだ。史実を捏造し、しかもその捏造に基づいて「「女性国際戦犯法廷」の主張を根底からくつがえすもの」と主張しておきながら、自分の主張こそ根底から覆っているのにそれを「正確にいうと」というフレー

    慰安婦問題を論じる池田信夫氏の資格を問う - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/04/17
  • 否定派に勧められちゃった文献一覧 - Apeman’s diary

    某所で某否定派から「次の資料・文献を読まなければ議論はできない」と言われちゃいました。そのリストがまたすごい(笑) 書式の不統一、書誌情報(著者名等)または誤記と思われるもの、スペルミスなどは原文ママです。 追記:ホドロフスキさんの労作、「文献リスト改訂版」です。 WAYS THAT ARE DARK: THE TRUTH ABOUT CHINA BY RALF TOWONSENT, 1933 THE ALLEDGED "NANIKING MASSACRE" :JAPAN'S REBUTTAL TO CHINA'S FORGED CLAIMS, 1937 JAPAN IN CHINA BY KARL KAWAKAMI, 1937 THE DOCUMENTS OF THE NANKING SAFETY ZONE, EDITED BY DR. SHUHSI HSU, 1939 CHINA, K

    否定派に勧められちゃった文献一覧 - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/04/01
  • “南京の真実”は政府の手で? - Apeman’s diary

    産經新聞 コラム・断 “南京の真実”は政府の手で(2007/03/10) アメリカの議会でマイク・ホンダなる下院議員が旧日軍の従軍慰安婦問題を取りあげ、日に謝罪を求める決議を出している。またドキュメンタリー映画「南京」が米国などで公開される。南京陥落70周年ということで、同じような映画中国やカナダでも続々と作られ、世界中で上映されるという。 (中略) 「南京」の映画に至っては、あきらかな反日キャンペーンであり、これは一種の情報戦である。南京事件については国内外ですでにさまざまな議論がなされてきたが、「日軍の残虐非道な殺戮(さつりく)による犠牲者は20万人以上」という東京裁判での数や、南京の記念館では30万人という数が掲げられている。 筆者(富岡幸一郎)の発想によれば、『ホテル・ルワンダ』も反ルワンダキャンペーンの一環なんでしょうか。まあ、そう感じるルワンダ人もいるでしょうね。虐殺が

    “南京の真実”は政府の手で? - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/03/31
  • ちょっとした提案 - Apeman’s diary

    映画 Nanking に対するネガティヴ・キャンペーン(および関連ブログへの荒らし行為)については、最近も当ブログのコメント欄で ni0615 さんからご報告があった通りです。旧軍を免罪したいという動機をもつ人間にしか通用しない議論が海外で影響力を持つということはまず考えられず、その限りでは特に心配することも無いと思うのですが、他方で“歴史修正主義勢力のプロパガンダに対して日の市民からの非難が起こらない”という風評が海外で広まることは日の国益に反します。従いまして、 Nanking に対するプロパガンダ(および荒らし行為)に抗議するネットワーカー)の共同声明(英文)的なものを公表してはどうかと思い、ここに提案させていただきます。とはいえ、なにぶん日では未だ上映されていない映画ですので観てもいない映画にコミットするのは無責任であり、また南京事件否定論に与しないという点で一致している人間

    ちょっとした提案 - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/02/14
  • 「張作霖爆殺=ソ連の犯行」説を紹介する櫻井よしこ - Apeman’s diary

    『「南京事件」の探究』(北村稔、文春新書)および映画『Nanking』についての櫻井よしこの発言についてはすでに青狐さんが批判しておられるが、今度は「捨身成仁日記」さんが櫻井発言をとりあげておられる。対象となる発言はこちら。 だまされやすい人々 追記部分から。 この問題については、「Ongoing debate」の項目に記載され、進行中の討論であって、確立された見解でないことがまずすぐにわかる。「In the view of some modern right-wing authors」というくだりからすると、アメリカの右翼が日のネトウヨよろしく歴史修正主義を発動しているという見方もできそうである。 ご推察の通りで。私のところにしょっちゅう来るスパムメールでアン・クールターのを宣伝するやつがあるんだけど、それで見た記憶がある。例えばこれなんかですな。 (…) Reexamining t

    「張作霖爆殺=ソ連の犯行」説を紹介する櫻井よしこ - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/01/20
  • 日本人が「虐殺」なんてするはずない、だって? - Apeman’s diary

    南京事件否定論の中でももっとも愚劣で、目にするたびにヘドが出そうな思いがするのは“そんな残虐行為は日文化にはない、そういう殺し方は中国人に特徴的なものだ”というタイプのものである(もちろん、実際にはレイシズム丸出しのもっと下品な表現が使われている)。新聞のテレビ欄を見るとテレ朝が白虎隊のドラマをやっているようなので、戊辰戦争における事例を紹介しておこう。「教科書が教えない歴史」の一コマである。 一昨日のエントリで言及した笠原十九司、「東アジア近代史における虐殺の諸相」は『会津戊辰戦史』や『よみなおし戊辰戦争』(星亮一、ちくま新書)を援用して「官軍」の次のような行為を紹介している。 若松城下、抵抗する会津兵はもとより、武士、町人百姓、老若男女の別なく、町のなかにいた者は見境なく斬られ、打ち殺された。攻める者は血を見ると、怪鬼のように快感を覚えて、人影を見れば撃ちまくった。恐怖で立ちすくむ

    日本人が「虐殺」なんてするはずない、だって? - Apeman’s diary
    zyugem
    zyugem 2007/01/08