トルコ軍とクルド武装組織が戦闘、38人死亡2008年10月4日19時53分印刷ソーシャルブックマーク 【テヘラン=吉武祐】トルコ軍は4日、イラク国境に近い南東部のハッカリ県で3日午後に、クルド人による自治をめざす武装組織クルド労働者党(PKK)との間で戦闘が起き、トルコ兵15人とPKK側の23人が死亡したと発表した。アナトリア通信などが報じた。 山岳地帯にあるトルコ軍の国境守備部隊の駐屯地に、PKKの戦闘員が攻撃を仕掛けたとみられる。イラク北部からトルコ領内に入ってテロを繰り返すPKKの拠点を掃討するため、トルコ軍は昨年12月から断続的にイラク側を空爆し、今年2月には地上部隊による大規模な越境攻撃も行った。PKKによる報復とみられる爆弾テロも都市部で相次いでいる。 アサヒ・コムトップへニューストップへ
イラク国境付近のトルコ南東部シルナク(Sirnak)県の山岳地帯の上空を飛ぶトルコ軍のヘリコプター(2007年10月31日撮影)。(c)AFP/MUSTAFA OZER 【5月4日 AFP】トルコ軍は3日、1日夜から2日未明にかけイラク北部の山岳地帯カンディル(Qandil)を空爆し、クルド人独立国家樹立を目指す武装組織クルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)戦闘員約150人を殺害したと発表した。 トルコ軍はウェブサイトに声明を発表し「150人以上を制圧した」と述べ、なかには司令官数人も含まれているとした。また避難所やPKKの通信センターなど43か所を破壊したという。 一方PKK側はこの発表を心理戦だと主張、これまでトルコメディアに発表された死者数も含め否定し、2日のカンディル山脈への攻撃で6人が死亡したとしている。 米政府は2日、PKKの「テロリスト」を
イラク北部を拠点とし、クルド人独立国家樹立を目指すトルコの武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)」への軍事作戦を展開中のトルコ軍兵士(2008年3月2日提供、撮影日・場所不明)。(c)AFP/TURKISH CHIEF OF STAFF 【4月16日 AFP】トルコ軍は16日、イラク北部からトルコ領内への侵入を試みていたクルド人独立国家樹立を目指すトルコの武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)」の一団を空爆したと発表した。 トルコ軍は、15日にイラク北部Avasin-Basyan地区へ越境攻撃し、空爆によって武装勢力を「無力化した」と発表。PKK側の死者数は公表していない。 PKKの広報担当者は空爆があったことを認め、16日午前中にも再度空爆があったと述べた。(c)AFP
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