<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月17日 (木)おはようコラム 「ネパール選挙の衝撃」 (キャスター) おはようコラムです。ヒマラヤの王国ネパールでは先週、注目の議会選挙が行われ、王制の廃止が確実となる一方、旧武装勢力が圧勝しました。予想外の事態となった背景について山内解説委員です。 Q1:ネパールの議会選挙が注目されたのはなぜでしょうか。 A1:この選挙がネパールの王制をどうするのか、存続か廃止かという和平プロセスの最大の問題に決着をつけることになるからです。ネパールはインドと中国にはさまれたヒマラヤの小さな王国です。10年に及ぶ内戦や国王の独裁政治で混乱が続きましたが、おととし国王が実権を失ったあと、和平合意に基づいて新しい国造りが進められてきました。今回の選挙で注目されたのは王制廃止を主張する旧武装勢力がどれだけ支持を集めるかでした。結果は彼らが