はじめに 長瀧重信 福島原発事故における被ばく医療 原発事故と医療人 山下俊一 内部被曝とその考え方 明石真言 福島原発事故における内部被曝と健康影響 遠藤啓吾 防災作業者の放射線健康リスク 鈴木 元 緊急被ばく医療 緊急被ばく医療体制の構築 青木芳朗 緊急被ばく医療体制―三次被ばく医療機関の活動を中心に 神谷研二・他 放射線影響 放射線によるDNA 損傷に対する応答機構 宮川 清 疫 学 疫学調査:広島・長崎の経験から福島へ 大久保利晃 チェルノブイリ原発事故が小児に及ぼした健康影響 柴田義貞 チェルノブイリ周辺地域における放射性セシウムの内部被曝線量と健康影響評価 林田直美・高村 昇 放射線防護 放射線防護の国際的枠組み 佐々木康人 放射線防護の考え方と実際の健康影響 酒井一夫 原発事故に対する放射線防護 草間朋子 リスク・コミュニケーション リスク・コミュニケーションとは 堀口逸子・
「ぜひ福島の皆様方に安心と安全を伝えたい」 「ただちに健康に影響はない」 「外出時にマスクを着ける必要はない」 「子どもが外で遊んでも大丈夫」 そして 「いったいどこへ避難しろと言うのですか」 3月中旬の福島第一原発事故後から5月にかけての山下先生の発言です。 アメリカ政府の原発50マイル(80km)圏外への退避勧告が発令されていた最中、 当時、私を含め多くの福島県民がこのまま福島に住んでいて良いのかどうかさえ 分からない状況下で、これらの発言が、まともな人間の発言とは思えなかったでしょう。 私を含め多くの人が、その言葉の重さとなれば、 全く理解できるはずがありませんでした。 言葉の上辺だけを見た私は、山下先生を否定したのです。 ところが、様々な文献を読み、放射線を学び続けていると、 どんどん山下先生の言葉に近づいて行く自分がいました。 でも、最後の一言だけは、どうしても納得がいかず引っ掛
『いのちの見守り』の推進母体に 福島県では、放射線の影響を踏まえた将来にわたる健康管理のため、全県民を対象とした「県民健康管理調査」が実施されています。そこにおいては、まず、被ばく線量を推定する為に、事故後の行動調査についての聞き取り調査(基本調査)が行われています。この調査は、6月30日から先行地域2万8千人を対象に始まり、8月28日からは全県民約200万人に対象を拡大して本格的に行われています。 このような調査は、福島におけるいわば『いのちの見守り』ともいえる大事業の一環ですが、今後長く続けられるこの大事業の推進母体となっているのが、公立大学法人福島県立医科大学です。 地域医療の中核として--震災直後からの活動 その福島県立医科大学は、2011年3月11日の震災当初より、全学一丸となって災害に立ち向かっています。地震、津波、そして原子力災害という未曾有の災禍に見舞われた福島県では、多く
所属MLで回ってきました。 以前、山下教授の「年間100マイクロシーベルト浴びても大丈夫」発言を、福島県HPでこっそり訂正してた という話題をブログに書きました。 こちら☞ http://bit.ly/jDZnee でも、山下教授は、行った先でいろいろと発言を変えています。 これ、ホントに許しがたいです でね、それを、時系列でまとめてくれた方がいます。 (ごくろーさまです) 「山下発言の迷走」 http://bit.ly/ql1kCD こちらのまとめを、大きさと色を変えて転載させてもらいますね。 …………以下………… 【2009年3月】(日本臨床内科医会会誌 第23巻第5号 放射線の光と影) 「主として20歳未満の人たちで、過剰な放射線を被ばくすると、10~100mSvの間で発がんが起こりうるというリスクを否定できません。」 (※参考 武田邦彦氏ブログ http://bit.ly/kHON
山下教授の「100mSv」に御墨付きを与える国際会議への公開質問状を提出した「市民放射能測定所」の丸森あや理事(左端)ら。=9日、麹町報道会見場。写真:筆者撮影= 「100mSvまでだったら大丈夫です。全く心配ない」と嘯き、多くの福島県民を被曝させた山下俊一教授(現・福島県立医科大学副学長)が、またやってくれそうだ。 IAEA(国際原子力機関)やWHO(世界保健機構)などで“活躍”する放射線の専門家30人はじめ内外の研究者を集めて「国際専門家会議」が11日、12日の両日、福島市で開かれる(主催:日本財団)。山下センセイは会議の組織委員を務める。人選を任されているのだ。 放射線管理区域で働く労働者の安全基準を遥かに上回る線量を「心配ない」とのたまわった山下センセイは世論の袋叩きに遭った。このところ旗色が冴えない。被曝線量に甘い研究者ばかりを集めた「国際会議」で、自らの説に御墨付きを与えてもら
山下発言の迷走 山下俊一氏の発言を時系列に並べました。 1.2009年3月 日本臨床内科医会会誌 第23巻第5号 放射線の光と影 「主として20歳未満の人たちで、過剰な放射線を被ばくすると、10~100mSvの間で発がんが起こりうるというリスクを否定できません。」 参考:武田邦彦氏ブログ http://takedanet.com/2011/06/post_a564.html 2.2011年3月21日 福島テルサでの講演 「100マイクロシーベルト/時(876mSv/年)を超えなければ、まったく問題ありません。」 参考:福島県ホームページ http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=94F0F867D4B5F69FED42FDF79BB5CE02?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISP
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、各地で比較的高い放射線が観測されていることから、福島県内では国の指示を待たずに住民に安定ヨウ素剤を配布する自治体が出始めていることが、読売新聞社の調査で分かった。 各地で観測されている放射線レベルでは健康には問題がないが、国と自治体の方針が一致せず、混乱が広がっている。 ヨウ素剤は医療関係者の立ち会いのもと、避難時に服用するのが原則だが、「自分の街は大丈夫か」という不安が住民をヨウ素剤入手に駆り立て、その要求に自治体側も応じている。しかし、必要がない人まで服用してしまう可能性があるほか、事前に備蓄を消費してしまうと、いざという時に必要量が確保できない恐れがある。 独自判断で安定ヨウ素剤を配布していたのは、同原発の20キロ・メートル圏内で避難指示が出ている富岡町、20〜30キロ・メートル圏内で屋内退避になっているいわき市、圏外に位置する三春町。これら3自
杉原浩司です。これは一人でも多くの人たちに伝えざるを得ないと 思い発信します。福島県民を被ばくから守るのではなく、被ばくを強いて いる山下俊一教授(福島県放射線リスクアドバイザー)が遂に「闘争宣言」 を発しました。地元紙において、県民に対して。 子どもを被ばくから守ろうとする親を「利己的」とののしり、「子どもには、 海図のない放射能の海に出て、ストレスの中で自己判断する苦労をさせ よ」と県民に説教する姿に戦慄を覚えます。 山下教授が地元紙で県民に向かってここまで語るのは、県民の分断を先 鋭化させることで自己防衛を図る戦略なのでしょうか。一刻も早くこの恐る べき人物を福島県から永久追放し、加害責任を取らせなければならないと 決意を固めました。「我慢比べ」するゆとりはありません。 以下は、地元紙『福島民友』6月20日付のインタビュー記事の後半の抜粋 です。「 」内が山下教授の発言部分です。ぜひ
Not your computer? Use a private browsing window to sign in. Learn more about using Guest mode
今、日々子供たちが放射能に晒され健康障害が危惧されている福島県の中通りでは、子供たちを助けたいという一心で疎開や除染に取り組む人たちと、放射能は安全だから心配し過ぎだと考える人たちの間で分断が起き、コミュニティーや家族の間に大きな亀裂が生じています。 その大きな原因の一つは、放射能リスクに対する認識のギャップ。放射能は低レベルでも危険だとされる情報がネット上に溢れている一方で、福島県が招聘した放射線健康リスク管理アドバイザーと言われる人たちが原発事故当初から行政やマスメディアのチャンネルを通じて今の放射能汚染は問題ないレベルであり、安全だと流布してきたことにあると思います。 そんなアドバイザーの一人、山下俊一氏が先日県内の医師向けの講演会を行った内容を紹介していただきましたので、修正せずにそのまま転載します。みなさんはこの内容をご覧になってどのように感じますか? これまでの市民の講演会と全
飯舘村曲田地区。 土壌からチェルノブイリ原発事故の強制移住区域を上回る線量のセシウムが検出された。(25日、写真:筆者撮影) 福島県放射能リスクアドバイザーにして「Mr.100mSv」の異名をとる山下俊一・長崎大学大学院教授。現実離れした「放射能安全神話」を撒き散らし世論の反発が強いため、最近は自らの講演の録音、録画を禁止したと伝えられる。 そんな山下センセイが飯舘村で村議会議員と村職員を対象に非公開でセミナーを開いていた(4月1日午後、村役場)。今中哲二・京都大助教の調査により飯舘村の土壌からチェルノブイリ原発事故の強制移住区域と同じレベルのセシウムが検出され、文科省の調査でもセシウムが高い値を記録した直後のことである。マスコミ報道で動揺する村民をなだめるためだ。 この頃、山下センセイはテレビ番組でもしきりと「福島の人は放射能を浴びても心配することはない」と吹聴していた。通信環境が劣悪で
司会: それでは、私の方から本日ご講演を頂きますお二人の先生方をご紹介させて頂きます。 初めに山下先生でございますが、山下先生は長崎大学大学院医歯薬学科薬学総合研究科長をされておりまして、世界保健機構緊急被ばく医療協力研究センター長、日本甲状腺学会理事長をされています。 次に高村先生をご紹介します。高村先生は同じく長崎大学大学院医歯薬学総合研究科に勤務され、2010年1月から2010年9月まで世界保健機構テクニカルオフィサーを勤められておったと聞いております。現在、お二人は福島県民の安全・安心を図るため放射線による健康被害に関する世界的権威からアドバイスを頂いておりまして、放射線と健康に関する正しい知識を県民に提供することを目的とした福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに、去る23年3月19日付で就任・委嘱されているところでございます。本日は「福島原発事故の放射線健康リスクについて」と題
清水国明オフィシャルブログ「清水国明のブログ」 Powered by Ameba瀬戸内海のど真ん中 岩国と松山の中間あたりに無人島「ありが島」があります。 清水国明が日本一わくわくする無人島キャンプ場を造りました。 これまでの集大成、これからの希望です。 どうぞ遊びに来てください。 http://arigatou.p-kit.com/ 福島に住んでいる お母さんから びっくり内容の メールが届きました。 //////////////////////////////////////////////////// 突然のメールで失礼いたします。 今、福島の子供たちに大変なことが起こっています。 福島市をはじめ、県北、県中など、ほぼ福島全域ですでに 一般人の年間放射線許容量を超えているにもかかわらず、 学校は通常どおり行われています。 国や県で「学校、子供たちの許容量」の基準が検討されていますが、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く