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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (389)

  • 階級社会イギリスに「コロナ格差」はなし

    <国家の危機に際して特権階級が率先して危険な任務を果たしてきた伝統が、イギリスでは今も残っている> オックスフォード大学のクライストチャーチ・カレッジの壁には、461人の名前が刻み込まれている。第1次大戦で命を落とした239人と、第2次大戦で亡くなった222人の同カレッジ出身者たちの名前だ。1年にほんの200人ほどの男子学生しか入学を許されないカレッジにとってこの数字は、一世代ちょっとの期間に驚くほどの犠牲者を出したことを意味する。 クライストチャーチはエリート中のエリート校で、オックスフォード大学のカレッジの中で最高峰であり、イギリスの最高特権階級や超富裕家庭の子息が通う場所。この壁に刻まれた戦争記念碑は、こうした最も「幸運に恵まれた」若者が、アンバランスなほど過度に、国のために戦って死んだことを思い起こさせる。 よくありがちな戦争のイメージは――第1次大戦の場合は特に――貴族階級の将校

    階級社会イギリスに「コロナ格差」はなし
  • ロックダウン解除をめぐって激化する不毛の米イデオロギー対立

    <ニューヨーク州のクオモ知事らは「コロナ対策に政治対立を持ち込むな」という姿勢を貫いているが、事態はますますその方向に> 新型コロナウイルスの感染拡大に関するトランプ大統領の言動は、これまで何度も立ち位置が変わってきています。まず、2月の時点では「もしかしたらすぐに収束する」とか「コロナ問題を大げさに扱うのは民主党系のフェイクニュース」という言い方で、真剣に取り上げないという姿勢が目立っていました。 その後、アメリカにおける感染拡大が深刻になると、3月11〜13日にかけて専門家チームの助言を受け入れて、全米でのロックダウンを進めるようになりました。ですが、4月中旬になると急に「治療のために患者が死んでしまっては元も子もない」つまり「コロナ対策でロックダウンをするのはいいが、経済を殺してはダメ」というメッセージを出し始めたのです。 このメッセージに触発されて、全米で保守系のデモが拡大していき

    ロックダウン解除をめぐって激化する不毛の米イデオロギー対立
  • ハリウッドとエンタメ業界を直撃した最悪のコロナ危機

    トム・ハンクス夫(左下)は感染、『ブラック・ウィドウ』(左上)や『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(右)は公開延期、テーマパークは閉鎖に PHOTO ILLUSTRATIONS BY GLUEKIT; ROBERT MACHADO NOA-LIGHTROCKET/GETTY IMAGES, P. LEHMAN-BARCROFT MEDIA/GETTY IMAGES, PG/BAUER-GRIFFIN-GC IMAGES/GETTY IMAGES <全米の映画館の80%以上が閉鎖、新作映画のスケジュールもメチャクチャに> 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ドナルド・トランプ米大統領が国家非常事態を宣言したのは3月13日。アメリカのエンターテインメント業界では、その直後から状況が急激に悪化した。 例えば当日の朝、CBSの人気長寿番組『ジャッジ・ジュディ』の撮影現場では「ミニ暴動」が

    ハリウッドとエンタメ業界を直撃した最悪のコロナ危機
  • 死に絶える中東和平と新和平案というだまし絵

    トランプが「世紀の取引」と呼ぶ新中東和平案が、パレスチナやアラブの人々を絶望させた理由> 70年以上もイスラエルの軍事占領下で苦しめられているパレスチナ。イスラエル軍による不法な弾圧が続き、人々の生活は厳しさを増している。1月28日には、米ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領が仲良しのイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と共同記者会見に臨み、イスラエルとパレスチナの紛争を終わらせる新たな和平案、いわゆる「世紀の取引」を得意げに発表した。だが世界を翻弄し続けるトランプらしく、これもまったくの茶番だった。少し時間がたってしまったが、この和平構想について考えてみたい。 新和平案はある意味、「斬新過ぎて」誰も付いていけない内容だった。条件付きでパレスチナ国家樹立への道筋を具体的に示しているが、一方で、エルサレムを分断することなくイスラエルの首都とし、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のユダヤ人

    死に絶える中東和平と新和平案というだまし絵
  • 米大統領選の行く末を左右するコロナ危機

    <事態が早期に収束すれば現職トランプ有利、長期化すれば野党・民主党にとって有利となるはずだが......> 今週8日、10万人と言われる支持者が視聴する中で、バーニー・サンダース候補は動画のライブ配信を通じて、2020年の大統領予備選からの撤退を表明しました。民主党の統一候補を選ぶ予備選では、事実上、ジョー・バイデン候補が圧倒的に優勢となっていましたから、衝撃というほどではありませんが、これで2020年の大統領選をめぐる動きが大きく変化したのは事実だと思います。 そもそも、3月3日のスーパーチューズデー、その翌週のミニチューズデーで、バイデン候補が圧勝した時点で、予備選の勢いはほぼ勝負が付いた感じになっていました。3月10日の時点では、15日に両者一騎打ちのテレビ討論は行うが、その後にサンダースは撤退するかもしれない、そんな噂も流れていたぐらいです。 しかしながら、その後は新型コロナウィル

    米大統領選の行く末を左右するコロナ危機
  • 生態系を再現するような農場を造る『ビッグ・リトル・ファーム 』

    人類が直面する危機の中で、もっとも認識されずにいる問題でもあった...... 『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』 <生態系を再現するような農場を造り上げていく夫婦の8年にわたる奮闘を記録したドキュメンタリー> ジョン・チェスター監督の『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』は、「究極の農場」を目指す夫婦の8年にわたる奮闘を記録したドキュメンタリーだ。作の監督でもあるジョンは野生動物番組のカメラマンで、のモリーはシェフ兼料理ブロガー。彼らは、化学肥料と農薬を用いた慣行農法とはまったく異なる手法によって、生態系を再現するような希望に満ちた農場を造り上げていく。 大都会ロサンゼルスに暮らしていた夫婦が、農場に挑戦するきっかけは、殺処分寸前で保護した愛犬トッド。その鳴き声が原因で立ち退きを余儀なくされた彼らは、モリーの夢こそが解決策と考える。それは、伝統農法を活用

    生態系を再現するような農場を造る『ビッグ・リトル・ファーム 』
  • 台湾人だけが知る、志村けんが台湾に愛された深い理由

    <コロナウイルスに倒れた志村けん。その死に台湾人が打ちのめされたのは、志村が彼らにとって、民主化を迎える夜明け前の時代を共に過ごした「心の友」だったからだ> 志村けんは、なぜこうも台湾人に愛されるのか。 国共内戦後、中国から台湾に逃れてきた中華民国政権は日に「以徳報怨」というスローガンを掲げた。一方、少数派であった与党・国民党は多数派の元日国民であった台湾人に「われわれは対日戦争に勝って台湾人を二等国民の扱いから解放した」と主張することで、自分たちの高圧的統治を正当化した。そのため、日との貿易などの「実務」を継続しながら、日の文学、映画テレビ番組などはあまり推奨しなかった――元々台湾人たちのみに共有されたこれらの事象は、台湾人アイデンティティを喚起してしまう恐れがあったからだ。 1972年の日中国交正常化に伴い、台湾は直ちに日に国交断絶を宣言した。中華民国から見れば、中国との国

    台湾人だけが知る、志村けんが台湾に愛された深い理由
  • ドイツ政府「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」大規模支援

    ドイツの救済パッケージでとくに注目を集めているのが、フリーランサーや芸術家、個人業者への支援だ。文化相は「アーティストは今、生命維持に必要不可欠な存在」と断言した......> 25日、新型コロナウイルスによる経済への打撃を緩和するための総額7500億ユーロの財政パッケージがドイツ連邦議会で承認された。長年の財政均衡主義を改め、憲法で定められている借り入れ制限を一時停止、1560億ユーロの新規国債を発行する。さらに株式購入や企業への融資提供目的で設立するドイツ復興金融公庫が、必要に応じ最大2000億ユーロの債券を発行する。 ドイツの救済パッケージでとくに注目を集めているのが、フリーランサーや芸術家、個人業者への支援だ。モニカ・グリュッタース文化相は「アーティストは今、生命維持に必要不可欠な存在」と断言。大幅なサポートを約束した。 英米と比べてもかなりの規模 ドイツには約300万人の個人ま

    ドイツ政府「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」大規模支援
  • 欧米の言語はなぜ繰り返しが多く、くどいのか?

    ドイツ語を日語に翻訳する際、4分の1ほどカットしたいと著者に申し出たことがある。著者に理由を説明すると、「きっと日人のほうが、頭がいいんですね」と笑った> 翻訳をしていて、いつも気になることがある。文芸作品は別だが、ドイツ語であれ英語であれ、繰り返しの多さだ。これでもかこれでもかというほど、同じことを繰り返す。 以前、『幸せの公式』(講談社)という作品を翻訳した。最新の脳科学の知見をベースに幸せとは何かについて論じた、とても興味深い作品だった。著者はドイツの有名週刊誌『シュピーゲル』の元記者で、文章はとてもうまい。 しかし、とにかく繰り返しが多く、くどいのだ。仕方なく私は、ドイツのエージェントを通じて4分の1ほどカットしたいと申し出た。文章がくどいと言うのも気が引けたので、「厚いは日では売りにくい」など、あれこれ理由を並べて説明した。 しかし、返事が来ない。ずいぶん経ってから

    欧米の言語はなぜ繰り返しが多く、くどいのか?
  • 紛争と感染症の切っても切れない関係──古くて新しい中東の疫病問題

    サウジアラビアは3月4日にメッカへの巡礼を禁止した(写真はその前日3日のメッカの巡礼の様子) Ganoo Essa-REUTERS <新型コロナウイルスの感染が広がる今こそ、国際的な協調が求められる時だが、中東では歴史的に国際政治と感染症が密接に関係してきた> 新型コロナウイルスの感染拡大が、世界中を恐怖に陥れている。今やパンデミックの中心は欧米諸国に移った感があるが、東アジアでの発生から欧米へと移行する過程で、中東でも感染拡大が止まらない。 中東で最初に感染者が出たのは2月14日、エジプトにおいてである。これはエジプトを訪問した中国人から感染が広がったものだった(3月19日現在の感染者数210人、死者4人以上)。3月に入ると、ナイル・クルーズで観光客の間に拡大した感染が日にも広がった。アジア発の感染という点では、イスラエルでの例がはっきりしている。2月21日に「ダイヤモンド・プリンセス

    紛争と感染症の切っても切れない関係──古くて新しい中東の疫病問題
  • キューバが「奇跡の新薬」と医師ら400人を世界に派遣、新型肺炎治療を支援

    緊急支援のため一足先にイタリアのミラノに到着したキューバの医療チーム(3月22日) Daniele Mascolo-REUTERS <「医療先進国」キューバの薬や治療を試したい15カ国からすでに打診があったが、トランプアメリカだけは支援を拒否。対キューバ経済制裁を復活させたための意地か> キューバは新型コロナウイルスへの有効性が期待される「奇跡の新薬」を届けるため、世界中に医療チームを派遣する。 この新薬はインターフェロン・アルファ-2Bリコンビナント(IFNrec)という抗ウイルス薬。キューバと中国の研究チームが共同で開発した。今年1月から中国で活動してきたキューバの医療チームは、COVID-19のパンデミック(世界的大流行)克服のため世界各地でこの薬を用いた治療を行う。世界全体で新型コロナウイルスの感染者は3月27日時点で累計44万人を上回り、死者は2万人を突破した(一方、回復した人

    キューバが「奇跡の新薬」と医師ら400人を世界に派遣、新型肺炎治療を支援
  • 新型コロナウイルスにジェームズ・ボンドも倒れる? 新作から映画祭までコロナショックに飲み込まれた映画界

    『NO TIME TO DIE』の宣伝は既に昨年末から始まっていたが……。写真は昨年12月4日ロンドンに登場した同作のポスター Lisi Niesner - REUTERS <007もミッション・インポッシブルも、見えないウイルスに屈してしまうのか> 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、収束するどころか感染は拡大するばかりだ。毎日のように更新される悲惨なニュースに心も滅入ってしまう。こういうときこそ、エンターテインメントのパワーが必要なのだが、残念なことにコロナウイルスの影響は世界規模で映画界にも影を落とし始めている。 日でも根強い人気がある「007ジェームズボンド」シリーズ25作目となる新作『NO TIME TO DIE』が、コロナウイルスの影響で公開延期されることとなった。当初3月末にイギリスで、その後4月上旬にアメリカ等各国で公開予定だった。 しかし、コロナウイルスの感染が世

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  • 話題作『レ・ミゼラブル』のラジ・リ監督が語るフランスの現実

    映画『レ・ミゼラブル』の物語では、犯罪防止班(BAC)3人の警官らしからぬ振る舞いがトラブルの元に (C)SRAB FILMS LYLY FILMS RECTANGLE PRODUCTIONS <パリ郊外の犯罪多発地区を舞台にした『レ・ミゼラブル』は、フランス社会のさまざまな暗部をさらけ出す> 昨年5月のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、今年の米アカデミー賞国際長編映画賞の候補にもなった話題のフランス映画『レ・ミゼラブル』が日公開中だ。 パリ郊外のモンフェルメイユを管轄する警官と、黒人少年たちの確執を描くこの作品は、新鋭のラジ・リ監督の長編デビュー作(脚も担当)。舞台となったモンフェルメイユはビクトル・ユーゴーの小説『レ・ミゼラブル』の舞台の1つで、今は低所得層が多く住む、犯罪多発地区。監督自身が生まれ育ち、今も暮らしている街でもある。 映画には彼が実際に体験し、見聞きしてきた出来事

    話題作『レ・ミゼラブル』のラジ・リ監督が語るフランスの現実
  • トルコ軍がシリアに「ヒステリックな攻撃」を加えた理由とロシアの狙い

    <シリア・トルコの戦闘が激化。いっぽうトルコがヨーロッパとの国境を開放したことで、難民がギリシャに押し寄せている。この間、ロシアの狙いは......> トルコ軍がシリアに「ヒステリックな攻撃」を加えている──シリア政府支持者の言葉ではない。英国に拠点を置き、政府による市民への弾圧や爆撃を批判してきた反体制系NGOのシリア人権監視団の言葉だ。 シリア・ロシア軍は反体制派への攻撃にトルコが侵攻 今年1月に入って、シリア・ロシア軍は、反体制派最後の牙城とされるイドリブ県およびその周辺地域への攻撃を激化し、失地回復を進めてきた。攻撃は停戦監視を名目に展開していたトルコ軍にも及び、シリア軍との間で散発的な戦闘が発生するようになっていた。 2月27日、イドリブ県ザーウィヤ山に対するシリア軍の爆撃でトルコ軍兵士33人が死亡、32人が負傷するに至り、事態は一気に緊迫化した。トルコは、シリア政府による虐殺と

    トルコ軍がシリアに「ヒステリックな攻撃」を加えた理由とロシアの狙い
  • クイーンの現ボーカリスト、アダム・ランバートが70年代に回帰する理由

    アルバム発売、ソロツアーやクイーンとしてのツアーがめじろ押し(2月のニュージーランド公演) Dave Simpson-Wireimage/GETTY IMAGES <新作『ベルベット』はソウルフル――フレディ・マーキュリーの空白を埋める男の意外な路線> 1985年のことだ。クイーンの活動を一時中断していた故フレディ・マーキュリーは初のソロアルバム『Mr.バッド・ガイ』を出した。スタジアムの大観衆を熱狂させるロックとは異質な、ポップとディスコのサウンドだった。 あれから35年。フレディの後継者たるアダム・ランバート(38)が、近く4枚目のアルバム『ベルベット』を出す。その音楽性は、この男もまたフレディと同じ道をたどるのかと思わせるものだ。 ランバートは09年に人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』で準優勝。デビューアルバムがチャート上位に入り、ブライアン・メイとロジャー・テイラーに招

    クイーンの現ボーカリスト、アダム・ランバートが70年代に回帰する理由
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2020/03/01
    “「この数年で自分なりの成功の基準ができた。今回のアルバムでの判断基準はこうだ。これは本物か、自分はこれを愛せるか、これで自分は成長したか、の3つだ」”
  • コービーが生前に語った人生の喜び、ビジネスへのこだわり、そして家族への愛

    コービーは1月26日、乗っていたヘリコプターの事故で次女ジアナと共に亡くなった ILLUSTRATION BY ALEX FINE <米NBAのレジェンド、コービー・ブライアントは悲劇的な死の前に、自らの人生とキャリア、家族について語り尽くしていた> 1月26日、カリフォルニア州カラバサスでヘリコプターが墜落し、乗っていた9人全員が死亡。中にコービー・ブライアント(41)と次女ジアナ(13)も含まれていた――。 衝撃の訃報が届いて以来、コービーについては実に多くが語られてきた。言うまでもなく、彼はオールスターゲーム通算18回出場の伝説的なNBAプレーヤーであり、名門ロサンゼルス・レイカーズの顔でもあった。 しかし彼にはほかにも、さまざまな顔があった。脚を書きナレーターを務めた短編アニメーション『親愛なるバスケットボール』はアカデミー賞短編アニメ賞を受賞。児童書をプロデュースし、スポーツに

    コービーが生前に語った人生の喜び、ビジネスへのこだわり、そして家族への愛
  • アカデミー賞3冠!今週公開『1917』が「ワンカット」で捉えた戦争の恐怖

    『1917』はカット割りがないかのような撮影手法で、マッケイ演じるスコフィールド(中央)とブレイクの過酷なミッションを追う ©2019 UNIVERSAL PICTURES AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. ALL RIGHTS RESERVED. <サム・メンデス監督が第一次大戦を描いた『1917 命をかけた伝令』(日公開は2月14日)が、第92回アカデミー賞の撮影賞、録音賞、視覚効果賞の3部門で受賞。全編を「ワンカット」に見せるためのトリックを随所に採用し、最高の映像テクニックで戦争を表現することに成功した> 第一次大戦は人類史上初めて「映像化」された戦争だ。この戦争が勃発した1914年当時は映画技術文化も黎明期にあり、目の前で展開される未曽有の「大戦」にどう向き合うかは、まだ手探りの状態だった。 まず実録のニュース映画が、外国での戦争

    アカデミー賞3冠!今週公開『1917』が「ワンカット」で捉えた戦争の恐怖
  • 「厳冬期」の中国映画業界、新型ウイルス感染拡大がとどめ刺す?

    中国映画産業は、厳しい検閲、脱税の取り締まり、政府による新たな規制が、この業界で働く人々の雇用機会を奪ってきた。写真は2018年4月、山東省青島の映画館で撮影(2020年 ロイター/Aly Song) 中国映画産業は、新型コロナウイルスの感染が拡大する前からすでに「厳しい冬」と呼ばれる惨状を呈していた。厳しい検閲、脱税の取り締まり、政府による新たな規制が、この業界で働く人々の雇用機会を奪ってきた。 新型肺炎は、この惨めな状態に拍車をかけたに過ぎない。 感染拡大をい止めるため、中国全土の映画館は閉鎖され、大ヒットが期待されていた新作映画7が、春節(旧正月)休暇に予定していた封切りを延期、あるいは中止した。 春節連休入り前日の1月24日、政府が大勢の人が集まる催しを見送るよう警告して以来、中国映画興行収入は無きに等しい状態だ。業界団体は俳優らに、通知があるまで仕事に復帰しないよう要請

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  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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  • 中国人コスプレイヤー、同人誌作家、買い物客はこんな人たち(コミケ97ルポ)