ディー・エヌ・エー(DeNA)は8月9日、2012年第1四半期決算(4~6月)を発表した。 今期から採用した国際会計基準(IFRS)での呼び方である「売上収益」は476億円で前年同期から37%増、前四半期からも11%増だった。営業利益は184億円で前年同期から22%増、前四半期からも5%増。増収増益となった2011年度の第1四半期から第3四半期までは横ばいかやや下降気味だったが、第4四半期において大きな伸びを示し、その勢いを維持した形となった。 決算説明会で登壇した代表取締役社長の守安功氏は、この第1四半期のトピックスとしてソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会の公表ガイドラインに沿ってMobageの利用環境の向上施策を推進したことや、この施策をしながらもモバコインの消費が拡大したこと挙げた。また、欧米向けの「Rage of Bahamut」(日本タイトルは「神撃のバハムート」)が米国