計画停電 周知徹底し混乱回避を(7月3日) 北海道電力は、計画停電の詳細を発表した。万一の場合、23日から9月14日の平日、全道を60グループに分けて行われる。 北電は、北海道と本州間の海底ケーブル「北本連系」や火力発電所の故障など複数のトラブルが重なった場合の備えとしている。 こうした事態に至らないことが何より大切なのは言うまでもない。北電は設備の補修点検に万全を期さねばならない。 その上で、計画停電に踏み切らざるを得なくなった場合、混乱が生じないよう、きめ細かな対策が求められる。 心配なのは、計画停電区域と時間帯の割り振りが極めて複雑なことだ。変電所の変圧器単位で地域を分割したため、同じ町内でもグループが異なることもある。 北電はホームページやチラシなどで停電スケジュール表を公開したが、非常にわかりにくい。もっと利用者目線に立った工夫をすべきだ。 各自治体と協力して高齢者世帯を個別に訪