【中国関係 図書 ブログ】 今年7月、中国全土で 60人 とも 150人 ともいわれる人権派弁護士、活動家らが一斉に拘束、逮捕された。 公共秩序騒乱罪、国家転覆煽動罪などの容疑によるもので、これだけ大規模な取り締まりは珍しく、国際社会の関心が集まった。 また最近では、中国国内で日本人男性2人と日本人女性1人が、 反スパイ法と刑法 を根拠に相次いで拘束されたというニュースもあった。 首都の北京は 「世界で一番 監視カメラ が多い都市」 として、セキュリティーの向上と治安維持に自信を強めているという。 中国当局はこのところ社会への管理や監視を一層強化しているようだが、それはなぜか? なぜそれほどまでに慎重かつ厳重な警戒になったのだろう? そんな率直な疑問に、1つの答えを示してくれるのが、 新刊 の 『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』 (祥伝社新書) である。 著者の 高