ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (322)

  • ウクライナ情勢は今どうなっているか: 極東ブログ

    ウクライナ東部での、ウクライナ政府と親ロシア派の紛争だが、当初から想定されていた落とし所(東部二州に特別な地位を与えること)にようやく向かっているようにも見える。16日にウクライナ議会はこの二州に特別な地位を付与する法案を可決した(参照)。 だが、現実的な和平はまだ先のことにかもしれない。そのあたりについて現時点で思うこと少しまとめて記しておきたい。日を含めて西側メディアからは事態がとても見えづらいせいもある。 事態が見えづらいのは西側ジャーナリズムの問題だけではない。そもそも、ジャーナリストの立ち入りが可能だったガザに比べて、同程度の被害を出しているにも関わらず、ウクライナ東部の戦闘の実態はあまり報道されてこなかった。 事態の転機となるのは、5日に成立したウクライナ政府と親ロシア派の停戦だが、この背景もなかなか見えにくいものだった。なぜ、ここに来て、停戦という流れになったのか? 私の印

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    Baatarism 2014/09/20
  • 核拡散防止条約(NPT)の終わり: 極東ブログ

    終わると思っていたものが終わるとき、まあ、予想の範囲だよね、ふーんというだけでなく、微妙な切なさを感じるというのは、失恋とかもそうだけど、いやあ、そういう話じゃないぞ。核拡散防止条約(NPT)の終わりを見て、ああ、終わったなあ、これでいいんか、世界、非核平和日。と思ったのである。 どういうことかというと、核拡散防止条約(NPT)非加盟のインドに対してオーストラリアがウラン輸出を承認してしまったということ。 これ、やっちゃいけないことなんですよね。ただ、厳密に違反とまで言えるのか、違反とまでは言えないからやっちゃったのか、そのあたりはどうなんだろうかと少し思った。全体的に言うなら、米国が率先してNPTのルールを破ったあたりから、こうなることは予想は付いていた。 報道でちょっと確認しておこう。NHK「NPT非加盟のインドに豪がウラン輸出へ」(参照)より。 NPT=核拡散防止条約に加盟していな

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    Baatarism 2014/09/08
  • 米国の防衛費は主要国の防衛費を合算したくらい大きいですが、それが何か?: 極東ブログ

    昨日、防衛省の予算要求が出され、3年連続増で、5兆545億円と過去最大となった。ふーん。 この数値を見ると大きいなあと思うかもしれないし、3年連続増も注目されるかもしれないが、社会保障や公共事業など内政の経費は76兆円弱なので、日という国で国家予算に軍事費が突出しているということでもない。このことは後でも触れる。 それはそれとして、ふーんという感じで受け止めていたのだが、この話題にBBCがぱくついていた。「日防衛省は過去最大の予算要求をする(Japan defence ministry makes largest-ever budget request)」(参照)というのだが、写真がいかにも安倍内閣が軍国主義志向といった印象を与えて、うひゃあと思った。BBCの日報道って通常けっこう質がいいのだけど、どうしてこうなっちゃうかなあという感じである。 幸い、内容はそれほど偏ってもいない。A

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    Baatarism 2014/08/30
    サウジアラビアは軍事大国なんだなあ。ここが中東の国際秩序を維持する最後の砦なのが良くわかる。
  • イラク新首相指名問題、雑感: 極東ブログ

    イラク情勢について気になることがあるので少し書いておこう。イラク新首相候補と米国の関係である。と同時に報道への疑問でもある。 一例として、比較的最近新のNHK「米 イラク新首相候補支持の姿勢強調」(参照)を取り上げてみよう。まず冒頭の全体的なまとめ部分は、可もなく不可もなしといった話にも見える。 緊迫した情勢が続くイラクで、マリキ首相は新しい首相候補が指名されたことについて強く反発していますが、アメリカ政府は支持する姿勢を強調し、イスラム過激派組織に対抗するため、挙国一致の政権づくりを急ぐよう求めていく方針です。 気になるのはその詳細である。こう展開される。 イスラム教スンニ派の過激派組織と政府軍との戦闘が続くイラクでは、マリキ首相によるシーア派の優遇策に対するスンニ派の不満が過激派の勢力拡大を招いたとして退陣を求める声が強まっています。 こうしたなか、マスーム大統領は11日、新しい首相候

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    Baatarism 2014/08/13
  • 理研・笹井芳樹副センター長の自殺について: 極東ブログ

    理化学研究所・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹・副センター長(52)が8月5日午前、自分の研究室のある先端医療センターで致死状態となり、病院に搬送されたが、ほどなく病院で死去した。同所で自殺を試みたものと見られている。他殺説はまったくありえないと断定はできないが、死因は自殺と見てよいだろう。 笹井氏は、STAP細胞論文の共著者の一人であり、同論文の主執筆者・小保方晴子氏の上司でもある。笹井氏の研究は再生医療の分野で世界的に注目されており、いずれノーベル賞とも噂されるほどであった。その意味で、日の知的損失は大きい。 著名者の自殺ということと、STAP細胞論文の関連から、笹井氏の自殺の理由についてもいろいろと話題となった。日文化に関連づける荒唐無稽な印象の論考などもあった。そうした並びの一つになるのかもしれないが、私のごく簡単な印象をブログなので書いてみたい。 私の印象は、氏

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    Baatarism 2014/08/07
  • 朝日新聞による慰安婦強制連行証言記事の一部取り消し、雑感: 極東ブログ

    なぜ今日なのかという疑問がふんわりと心に残ったままだが、いずれにせよ今日付けで、朝日新聞が、過去の同紙の慰安婦強制連行証言記事の一部取り消しを発表した(参照)。具体的には、吉田清治証言を報道機関として明確に虚偽だとした。 ■読者のみなさまへ 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。 この発表に触れたとき、私は意外な感じがした。意外というのは、吉田清治証言に信憑性がないことは、今回の取り消し発表の関連記事にも言及があるが、すでに1993年の時点で吉見義明・中央大教授などから指摘されていた。そこで私は、1990年代に朝日新聞では事実上、吉田清治証言に関連した記事は取り消されて

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    Baatarism 2014/08/05
  • 佐世保女子高生殺害事件、雑感: 極東ブログ

    7月26日に長崎県佐世保市のマンションに一人住む15歳の女子高校生が友人で同じく15歳で高校一年生の女子高生を殺害した事件は、日全体に衝撃を与えた。大事件であったと言っていい。日のブログとして少し雑感を留めておきたい。 私は基的に、こうした非組織的な殺人事件については関心をもたないようにしている。今回も、NHK7時のニュースで初報道があったときも、概要を聞いてから、さっと飛ばした。私は基的に国内ニュースはNHK7時のニュースしか見ないし、また見るときはいったん録画して見るので、関心のないニュースは飛ばしている。 この事件に関心がないわけではない。関心をもたないようにしているというだけである。当然だが、15歳の少女が15歳の少女を殺害したというニュース自体には、ある種、衝撃を受けた。 そして場所が佐世保であることから、2004年6月に同市で発生した長崎県佐世保市女子児童殺害事件のこと

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    Baatarism 2014/08/04
  • 米国への子供の単身不法入国問題: 極東ブログ

    18日付けのニューヨークタイムズ「移民について中央アメリカ指導者がオバマに会見する」(参照)を読みながらしばし物思いにふけった。 表題の印象だと中央アメリカの要人が米国に表敬訪問でもしたかのような印象がないわけではないが、冒頭読むとわかるように、実際には、オバマ米大統領が呼びつけたと言っていい。問題は、中央アメリカの国から米国への子供の単身の越境・不法移民が急増している問題について、送り出し側の国を、援助を含めてではあるが問いただすといった会合になる。 この問題はあまり日では見かけないないなとなんとなく思っていたが、少し調べるとそうでもなかった。最新記事では今日付けの共同報があった。「中米首脳と会談へ 子供移民でオバマ氏」(参照)より。 2014.7.19 11:17 米政府は18日、保護者に付き添われずに中米から不法入国する子供が急増している問題を話し合うため、オバマ大統領が中米3カ国

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    Baatarism 2014/07/19
  • スレブレニツァ虐殺での300人の虐殺の責任をオランダ民事裁判所が認めた: 極東ブログ

    スレブレニツァ虐殺での300人分の虐殺の責任をオランダ民事裁判所が認めた。ZDFのニュースで見かけた話題である。これは、日にとっても大きな意味をもつなあという印象を持った。だが同時に、日国内では、案外話題になっていないかもしれないと思い、ざっと調べたら、NHKとAFPが扱っていた。 NHK「蘭裁判所 ボスニア虐殺の責任認める」(参照)から引用しておく。 ボスニア・ヘルツェゴビナの内戦中の1995年に、8000人以上の住民が殺害された大量虐殺を巡り、オランダの裁判所は「当時国連の平和維持部隊として駐留していたオランダ軍が一部の住民を保護していれば生き残ったと考えられる」として、オランダ政府の責任を認める判決を言い渡しました。 これは、内戦が続いていた1995年にボスニア・ヘルツェゴビナ東部のスレブレニツァで、イスラム系の住民ら8000人以上がセルビア人勢力に虐殺されたことについて遺族らが

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    Baatarism 2014/07/17
  • ハマス・イスラエル停戦白紙の意味はなんだろうか?: 極東ブログ

    ハマスとイスラエルの交戦についてエジプトからの停戦案が白紙になった。そのこと自体は、あとでエジプトの関連ついて触れたいと思うが、意外ではない。ただ、この間の経緯を見ていると、意外に思うことがあった。私は、今回のハマスの行動をそれなりに計画されたもので、かつ合理的に実施されていると見ていたが、意外に無謀でかつ混乱した事態に陥ったのではないかと、疑問が沸いてきたからである。 各種報道を比較すると混乱した部分はある。まず時事「「停戦」6時間で白紙=イスラエルとパレスチナ」(参照)で拾っておく。 エジプト政府が14日、発表した停戦案では、第1段階として、イスラエルとパレスチナの双方に無条件の攻撃停止を求めた。その後、エジプト政府がカイロに双方の代表団を呼び、停戦の合意に向けて個別に協議するはずだった。治安が安定した場合「ガザとの境界検問所を開放する」ことも提案していた。 ハマスの政治局幹部はフェ

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    Baatarism 2014/07/16
    ハマスが太平洋戦争末期の日本のような自暴自棄になっているのではないかという推測です。
  • 「3Dプリンターわいせつデータをメール頒布」逮捕、雑感: 極東ブログ

    昨日に続いて、もにょーんとした話題。これも皆目わからない話題だなあと思うが、書いてみるかな。ちなみに、昨日この修辞を使ったら、「皆目わからない」のは、ご年配だからじゃないだろうか」と言われてしまったよ。まったくね、年じゃでな、っていう話は、たぶん今日公開するcakesの開高健についての記事のほうで書いたんで、じゃ、こっちはこっちで。 話題はあれです。まず、ニュースを拾っておこうと、それにはNHKが無難だなと思ったけど、NHKで見つからなかった。なかったっけかな。 代わりに比較的早い時期と思われるニュースとして毎日新聞「3Dプリンター:わいせつデータをメール頒布 警視庁逮捕」(参照)を拾っておく。 毎日新聞 2014年07月14日 11時37分(最終更新 07月14日 12時13分) 3D(三次元)プリンターを使い、女性器を造形するためのデータを頒布したとして、警視庁保安課は14日、自称芸術

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    Baatarism 2014/07/15
  • ベネッセ情報流出事件、雑感: 極東ブログ

    率直に言って、私にはベネッセ情報流出事件が皆目わからない。そんな人間が何か雑感を書いてもなんの意味もないようだが、逆に考えて、こんなふうに考えているという一例があってもよいのではないかと、書いてみる。結論から言うと、以下、大したことは書いてない。 なんでこれが事件なの? まず、なんでこれが事件なのか?が、よくわからない。 いや、(1)個人情報が最大で2070万件という大規模な流出だったし、(2)その情報が「進研ゼミ」を使うベネッセで子供や保護者の氏名や住所や電話番号や性別や生年月日ということで、少子化時代のカネ儲けには重要な情報だった(数千万円の価値がある)、という二点は、わかる。 つまり、「すげーなあ。そんな大量な情報が、ほいっと盗めちゃうんだ」という感想はもつ。厳密には「盗み」と言えるかまだ未定である。「流出」はしたわけだが。 もう一つ加えると、(3)優良企業がこれかよ、つまり優良企業

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    Baatarism 2014/07/14
  • 2014年ガザ空爆、雑感: 極東ブログ

    イスラエルによるガザ空爆が短期間に激しくなり、国際問題化しているので、現時点での雑感を簡単に記しておきたい。 まず、現在の空爆のきっかけだが、7日夜以降、ハマスが支配するガザ地域から160発のロケット弾がイスラエルの都市に向けて発射され、エルサレムやテルアビブに着弾したことだ。今回ハマスが使用したロケット弾の射程は100キロメートルに及ぶとみられ、この範囲にイスラエル人口の6割が居住する。また、この域には、今回攻撃があったがディモナの原子力施設も含まれている。 8日未明、イスラエルは報復としてガザ地区の約150を空爆した。これによってガザでは、ハマス以外に一般の女性や子どもら合わせて16人が死亡した。 米国は8日記者会見で、「どの国であろうと、市民を標的にしたロケット弾による攻撃を認めるわけにはいかず、イスラエルが自国を守る権利を支持する」と述べ、イスラエルによるガザ地区への空爆を支持した

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    Baatarism 2014/07/11
  • アフガニスタン情勢がかなり混迷: 極東ブログ

    予想外の事態ではないが、アフガニスタン情勢がかなり混迷してきたので、この時点で簡単に言及しておきたい。 近況をNHKのニュースから 現状の最新ニュースをNHKから拾ってみる。簡素に要点がまとめられているのだが、率直に言って、これを聞いてどのくらい理解できるだろうか? 7月9日3時07分「アフガニスタン元外相「選挙勝者は自分」」(参照)より。 アフガニスタンの大統領選挙は、暫定結果で次点となったアブドラ元外相が演説し「選挙の勝者は自分だ」と訴え、独自の政権を樹立する可能性も明らかにし、混乱が広がるおそれが懸念されています。 アフガニスタンの大統領選挙は7日、決選投票の暫定結果が発表され、ガニ元財務相が1回目の投票でトップだった対立候補のアブドラ元外相を得票率で10ポイント以上の差を付けて上回りました。これを受けて、ガニ陣営や選挙管理委員会による大規模な不正があったと主張してきたアブドラ元外相

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    Baatarism 2014/07/09
    アフガンもまた混乱してしまうのか。
  • 集団的自衛権・閣議決定、雑感: 極東ブログ

    安倍首相は7月1日の臨時閣議で、自衛権発動の要件について憲法解釈を変える閣議決定をした。 具体的にどう変わったのだろうか。 変更部分のビフォー・アンド・アフター(before and after)はどうなったのだろうか。 ビフォーについては自衛隊サイト「憲法と自衛権」(参照)から引用し、アフターについては、閣議決定「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備ついて」(参照)の該当部分を抜き出して三点の項目に整理してみよう。 ビフォー:自衛権発動の要件 ① わが国に対する急迫不正の侵害があること ② この場合にこれを排除するために他に適当な手段がないこと ③ 必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと アフター:自衛権発動の要件 ① 日への武力攻撃や密接な関係にある他国への武力攻撃が発生し、日の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白

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    Baatarism 2014/07/03
  • 「脱法ハーブ」は英語でなんと言うのか?: 極東ブログ

    問題は、「脱法ハーブ」は英語でなんと言うのか、ということだ。なんと言うのだろう? 仮に分けて考えてみると。「脱法」はなんと言うのか、そして「ハーブ」はなんというのか、その二要素を組み合わせると、「脱法ハーブ」が英語で表現できるのか。とりあえず、そう考えてみよう。 「脱法」って英語でなんて言うのか? ちょっと思い浮かばない。こういうときは、反対語を思うといい。脱法の反対は「合法」である。「合法」は"legal"または"legitimate"かな。すると、その反対は、"illegal"または"illegitimate"か。おっと。それは「非合法」だよ。 というあたりで、「脱法」は「非合法」とどう違うのか。ここで気がつくのは、「脱法ハーブ」は「非合法ハーブ」ではないこと。「合法」なんだけど、なんだかよくない、ということで、「脱法」とか呼んでいるわけな。あるいは、過去形で、呼んでいた。 そういうの

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    Baatarism 2014/06/30
    忍殺風に言えば「ケモタイマ」となるのかなw
  • 塩村文夏都議会議員へのヤジ・セクハラ問題、一名名乗り出後の雑感: 極東ブログ

    自分の関心事からというと、現下のニュースでは、栃木女児殺害事件で「特徴が一致する車が少なくとも3か所の防犯カメラに写っていた」(参照)として容疑者が起訴になったことのほうが重要だけど、このところ扱ってきたせいもあるが、塩村文夏都議会議員へのヤジ・セクハラ問題で名乗り出があったとこに関連して、補足の雑感を述べておきたい。 この名乗り出で私が一番落胆したのは、自民党の石破幹事長の次の対応だった。NHK「石破氏「責任者としてお詫び」」(参照)より。発言部分を太字で強調して引用する。 自民党の石破幹事長は、記者団に対し「気持ちを傷つけられた人は、塩村議員人だけではなく大勢おり、自民党の責任者としてお詫びする。結婚したくても、できない人たちのためにも、党全体として、さらに強力に政策の実現に取り組む」と述べました。 これだと、「結婚したくても、できない人たち」に「早く結婚しろ」と言うのは結婚したい気

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    Baatarism 2014/06/24
  • 都議会で女性議員へのセクハラを撲滅するもう一つの方法: 極東ブログ

    ネットをそんなに見ているわけではないせいもあるけど、不思議だなあ、と思うのは、都議会で女性議員へのセクハラを撲滅するもう一つの方法について触れてある報道やブログを見かけないことだ。たぶん、たまたま私が見かけないだけなんだろうと思うけど。 ちなみに、もう一つの前の一つというのは、前回、前々回のエントリーで触れたように、都議会でセクハラ発言を禁じる規則を作ること。 そして、もう一つの方法がある。 こっちのほうがはるかによい。ただ、厳密にいうと、これで「撲滅」とまでいくかはちょっと不安な点がないわけではないが、それでも私の考えでは、こうした都議会で女性議員へのセクハラ問題はほぼ終わると思う。そして、この話の関連はすでにこのブログでも書いているのだけど……。 それは、都議会議員の半数を女性にすること。 大事なことなので、もう一度言いますね。都議会議員の半数を女性にすること。 そのためには、各政党か

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    Baatarism 2014/06/23
  • 不倫は市民社会にとって「悪」でもなんでもない: 極東ブログ

    昨日のエントリーを書いて、意外な反応があった。率直にいうと、私が何を書いても罵倒を投げかけてくる一群の人がいるので、それはそれとして静かな白樺の林の見える特等席に座っていただくとして、意外だったのは、「不倫」の話題を持ち出すのが「ゲス」とか「セカンドレイプ」だとの指摘だった。 びっくりした。私の誤解かもしれない。誤解でびっくりしているのかもしれないが、誰が不倫をしていても、そんなことどうでもいいことなんじゃないのか。 不倫は公の市民社会にとっては「悪」でもなんでもない。不倫が問題になり「悪」であるのは、個的な関係だけである。私を例にするなら、私と性的または愛情の関係にある一群の人との関係内の問題である。別の言い方をすれば、文学的な問題にはなると思う。でも、明らかに市民社会の問題ではない。 誰が不倫していたかというのも、まったくどうでもいいこと。ではなぜそんな話を出したのかということ、まさに

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    Baatarism 2014/06/22
  • 塩村文夏都議会議員へのヤジ・セクハラ問題、雑感: 極東ブログ

    6月18日の東京都議会会議で、みんなの党会派・塩村文夏議員がヤジでセクハラを受けたことは、NHKでもニュースになっていた。そうした話題の背景の一つかもしれないが、昨日のツイッターなどで話題になっていた。私としては、当のヤジにはそれほど関心を持たなかった。関心をもったのはどちらかというと、ツイッターなどで見られたこの件の受け止めかただった。 こうしたことは時が過ぎると事実部分が忘れられてしまうものなので、まず、ざっと事実関係に関する報道をNHKのニュースでまとめておこう。 19日「都議会で女性議員にセクハラやじ」(参照)より。 18日行われた東京都議会の一般質問で、みんなの党の女性議員が子育て支援策について質問を行った際、ほかの議員から「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛び、女性議員は「人格を否定するものだ」と反発しています。 18日行われた都議会の一般質問で、みんなの党の

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    Baatarism 2014/06/21