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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (5)

  • 『監督失格』を見たゼ! - 空中キャンプ

    木にて。初日。公開前からいろいろと話題になっており、先行して試写を見終えた人たちからは「完全に打ちのめされた」「衝撃的なものを見たことは事実だが、二度と見たくない」といった感想が連続、個人的にもひさしぶりに見るのが怖い種類の映画でした。初日の劇場には舞台挨拶で平野監督が来ており、作品を見終えた後、出口で観客を待っている監督と握手をしたのですが、監督の顔を見たとたん声がかすれてでなくなってしまいました。亡くなってしまった女優・林由美香と、監督・平野勝之の関係性を描くドキュメンタリー。 林という女性は、平野にとって創造性の触媒のような役割を果たしており、彼女の存在が作品を生むきっかけとなる。ドキュメンタリーは、林と平野の自転車旅行や、その後の交流の描写を中心に進んでいくが、そこで描かれるのは林と平野の関係性であり、平野の周囲にいる何人かの人物(林の母親を含む)についてであり、ひいては「なぜ

  • フィフス・エレメント(その人に影響を与え、価値観を構成する要素となった5つの表現) - 2010-10-18 - 空中キャンプ

    いぜん友だちと飲んでいたとき、〈フィフス・エレメント〉について教えてもらった。これは金髪のブルース・ウィリスが登場するリュック・ベッソンの映画タイトルではなくて、「その人に影響を与え、価値観を構成する要素となった5つの表現」を挙げていくという遊びである。誰しもそれぞれの〈フィフス・エレメント〉があり、5つの要素から見えてくるその人があっておもしろいとおもった。これを提唱したのは大根仁さんだそうで、スチャダラパーのBOSEさんはそれに答えて、みずからのフィフス・エレメントをこう答えていた。 『うる星やつら ビューティフルドリーマー』 植木等の無責任シリーズ 『ファンタジア』(ディズニー) 藤子・F・不二雄 短編集 『マトリックス』(Part1) なるほどとおもう。特に『マトリックス』ってとてもいいですね。わたしも『マトリックス』はすごく好きだけれど、〈フィフス・エレメント〉に入れるほどだとは

    Blue-Period
    Blue-Period 2010/10/18
    『誰に言葉を』『西暦2026年の日本』『36歳のオッサンの取扱説明書』『白ごはんが炊けるまで』『おっぱいは吸うまでが興奮するもので吸ってしまえばそこに多幸感の実態は不在』/あとなんか忘れてるかも
  • 静岡にいったことはありますか - 空中キャンプ

    帰りの電車のなかでおかしな男に絡まれた。きっかけは、閉まりかけのドアにわたしが飛び込んだことだ。むりに入ったので、閉まるときに、ひじのあたりががつんとドアにぶつかった。すると、近くにいた土木作業員風の若い男(坊主頭、ピアス)がわたしに向かって、「迷惑なんだよ、オイ」「オマエみたいな奴がいるとむかつくんだよ」と悪態をつきはじめた。もとはといえばわたしが悪いのだが、ややこしいことになった。 しばらく無視をしていたが、「聞こえてるんだろう、テメー」「オイ、このやろう」などと言い続けるので、しかたなく急いで別の車両に移動した。もう、まいったなあ。ところが、移動したとなりの車両でしばらく立っていると、あろうことか、そいつもわたしを追ってくるではないか。どうしていいかわからない。男は「逃げんじゃねえ、オイ、テメー」と因縁をつけてくる。うーん、ややこしすぎる。しばらくうしろを向いて立っていたが、さすがに

    Blue-Period
    Blue-Period 2009/06/03
    すごい。湯河原を過ぎると静岡県で、熱海が静岡県だということを知ったのはつい最近の神奈川県民。
  • なんか今、そんな気持ち - 空中キャンプ

    たとえばわたしが、あまりぱっとしないプロ野球選手だったとする。入団からおよそ十年、通算打率は二割二分五厘。守備がそこそこ良かったこと、ベンチのムードメーカー的役割を果たしてきたこともあり、どうにか三十二歳までは現役を続けてこれたが、球団からは、来年以降は守備コーチとして若手を指導してほしいという要請を受けており、今シーズンかぎりで選手としては引退ということになった。 現役最後の年。しかし、なんで俺は二割二分しか打てなかったんだろうと考えると不甲斐ない。どうすれば打率が上がったのか。もっといいプレーができたのではないか。いずれにせよ、もう引退なんだ、いろいろ試してみよう。そうおもったわたしは、ある打席で、左ひじの力を抜きながら、リラックスした体勢でバットを振ってみたところ、ボールは今までに経験したことのないような強烈な打球となって、センターの頭上を軽く越えていった。あっ、こうすればよかったん

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    Blue-Period 2008/09/23
    篠塚なめんな。泳がされながらも狭い三遊間を抜く流し打ちは絶品。
  • 空中キャンプ してはいけない反省

    反省、という行為には、いまひとつよくわからないところがある。反省って基的にいいこととされているじゃない。世の中的にさ。己を省みる。しかし、しなくていい反省、するだけムダな反省、むしろしてはいけない反省というものもあるようにおもう。反省もほどほどになさいという意味あいのことを、僭越ではありますが、わたしが今からお伝えしていこうとおもう。 わかりやすい例をあげると、たとえば恋愛において。意中の相手にメールを送ったとします。しかし返信がこない。あれっ、なんでだろう。自分はなにかまずいことを書いただろうか。そんなことないとおもうんだけどな。うーん。そういえばこの前会ったときに、遅刻しちゃった。あの日はどうもお互いに機嫌がよくなかったような気がする。なにかヘンなことでも言ったかな…。ことほどさように、人はなぜかひとりでに「反省マシーン」と化して、自分のおこないをひとつひとつ検証してしまう。しかし実

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    Blue-Period 2007/07/27
    筋骨隆々な人は失恋ばかりしているというエントリ。違う。深刻になるな真剣になれってやつかなぁ
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