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ブックマーク / www.ladys-home.ne.jp (2)

  • ピルの効用と副作用について

    ピルは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の合剤です。 これはもともと女性の体内(卵巣)で自然に作られるホルモンで、エストロゲン(以下E)とプロゲステロン(以下P)が同時に出ているのは、女性の自然の周期では排卵してから生理が来るまでの間と、そして妊娠している時です。 ですから、ピルを服用するということは、簡単に言うと、 ・排卵後から生理が来るまでの状態 ないしは、 ・妊娠している時と同じ状態を作り出すこと と同意であることを意味します。 これを利用すると、以下のような治療として使えるということになります。 1)ホルモンバランスが崩れているために不正出血を起こしている時 2)予定生理をずらしたい時 3)生理不順の時、生理が来ないので生理を起こしたい時 4)生理痛がひどい時(子宮内膜症を含む) 5)月経前緊張症に対して 6)避妊をしたい時 1)は、EあるいはPの分泌が

  • 子宮内膜症ってどういう病気ですか?

    子宮内膜症という病気は、一言でいうと「子宮の内腔以外の場所にも子宮内膜が生育している病気」といえます。子宮内膜は来自分の身体の中(=子宮の内腔)に存在するものですが、あるべき場所ではないところにもそれが認められるような病気である、ということです。 病気の根は、実は単純にそれだけのことなのです。 しかし、このことが原因となって身体に現れる症状は意外に多岐に渡るものであり、しかもその症状の中心にあるのは「痛み」である(生理痛、性交痛など)という点が最も問題になる点であるといえるでしょう。 また、後述しますが、子宮内膜症は不妊症の原因にもなりうるという点も、大きな問題点の一つと言えるものです。 それではこれから子宮内膜症についてのお話を進めていきましょう。 まず、月経が終了する頃から排卵が起こるまでの期間(=卵胞期)に、左右どちらかの卵巣で通常、一つだけ卵胞が発育し始めます。卵胞が発育してく

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