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2007年4月12日のブックマーク (3件)

  • ユーザー企業で進む発注者能力の喪失、それでITは大丈夫?

    誰かが言っていたが、最近は“発注者能力”を失ったユーザー企業が増えてきたそうだ。前回書いた「責任を取らないCIO」にも通じる話で、これはITベンダーのようなサプライサイドにも、ユーザー企業にも大問題のはずなのだが、どうもユーザー企業の方はピンときていないことが多いらしい。システム開発能力やシステム運用能力はもちろん、プロジェクト管理能力を失ってもまだ何とかなるが、発注者能力を喪失してはどうにもならないと思うのだが。 発注者能力とは読んで字のごとく、発注者として必要な能力のことだ。丸投げしないことと言ってもよい。自分の課題、つまり何を作ってほしいのかを明確にして提案を求め、合理的判断でITベンダーを選択し、ITベンダーが効率良く仕事をできるように環境を整え、きちんと検収する能力である。あまりに当たり前で文字にすると恥ずかしくなるが、こうした発注者能力のないユーザー企業が増えている。 「何を作

    ユーザー企業で進む発注者能力の喪失、それでITは大丈夫?
  • 米国、中国を知財権でWTO提訴へ--最近の中国の取り組みを追う

    4月9日、米国のシュワブ通商代表が中国に対し、海賊版の摘発や法整備などの知的財産権対策が充分でないということと、外国産の映画音楽、書籍などの出版物への中国政府の規制が海賊版のまん延を助長していることを理由に、世界貿易機関(WTO)に提訴すると発表した。知的財産権をめぐっての、海賊版の摘発強化などを求めるWTOへの提訴は今回がはじめて。これに対し中国商務部の王新培報道官が翌10日、「中国はこの問題に対し真摯に取り組んでおり、今回の件は大変不満であり大変遺憾」とコメントしている。 中国の現状の取り組みは実際どのようなものだろうか。ニュースで発表されたことや、中国にいて知ることのできる取り組みをここで紹介しよう。 電脳街において、海賊版ソフトショップのガサ入れはよく行われている。こと2008年オリンピックが行われる北京の電脳街「中関村」では特に力を入れているようで、パソコンショップが沢山入るビ

    米国、中国を知財権でWTO提訴へ--最近の中国の取り組みを追う
  • 「GPL3に法的リスク」はMSの主張!? - @IT

    Association for Competitive Technology(ACT)の弁護士が、GNU General Public Licenseバージョン3の最新の草案は法的リスクをはらんでいると主張したことに対し、オープンソースの開発者でエバンジェリストのブルース・ペレンス氏が激しく批判した(参考記事)。 「はっきりさせておきたいのは、ACTはマイクロソフトのロビー活動部隊であり、できるだけ否定的なイメージを描こうとしているということだ」――ペレンス氏は米eWEEKの取材でこのように語った。 「GPLソフトウェアがマイクロソフト製品に取って代わろうとしているのが明らかなので、彼らは不安を抱いているのだ。しかも、彼らにとって重要な顧客のところでそれが起きているのだ。弁護士の仕事は、可能であれば相手を脅すことだ。その方が訴訟で勝つよりも安くつくことを彼らは知っているからだ」と同氏は言う