スコットランドの"おばちゃん歌姫"Susan Boyleの動画が大きな話題を呼んでからひと月半が経ちます。テレビ番組が持つコンテンツとしてのパワーとYoutubeの配信プラットフォームとしての強力な伝播力が組み合わさった事例だと以前のエントリーで書きましたが、一方でこの動画は、世界であれ程の大反響を巻き起こしながらそれが全然収益に結びつかなかったという意味で非常に注目されているケースでもあります。 Susan Boyleが素人オーディション番組「Britain's Got Talent」の中で"I Dreamed a Dream"を歌った動画は世界で2.2億回の視聴があったとされています(Yahoo Newsなどを参照)。一方で、4月末の段階で「Youtubeでこの動画が9350万回視聴されている」という記述がありますから(Carrentals.co.ukの記事)、大まかに全視聴の半分ぐら
2009/03/16 YouTubeを使った企業の広報活動で、いくつか成功事例と呼べそうなものが出てきている。ユーザーの口コミに乗って100万回以上の再生回数を叩き出すような話題性の高いコンテンツがある(参考記事:YouTubeらしい広告のあり方を模索、グーグル)一方で、企業と消費者が、同じユーザーとしてコミュニケーションを楽しみ、それが結果としてブランド価値向上に貢献する例もある。 3月16日に都内の本社で会見し、YouTubeの取り組みについて説明したグーグルの徳生裕人氏(YouTubeのシニアプロダクトマネージャー、日本およびアジア太平洋地域担当)は「数字に表れない効果もある」として、いくつか事例を挙げた。 広告主もYouTubeユーザーとして参加 徳生氏は、ユーザーとのコミュニケーションがうまくいった企業のマーケティング活動として、付せん紙の世界的ブランドとして知られる3Mの「Po
カラオケで歌う姿を録画することができる「UGA着メロ工房」を運営するBMBは6日、動画投稿サイト「YouTube」において、カラオケUGAの専用チャンネル「UGA channel」を開設したと発表した。カラオケ店舗に設置されたUGA着メロ工房端末を利用して、カラオケで歌う姿を撮影した動画のYouTubeへの投稿が可能になる。 「YouTube」に開設されたカラオケUGAの専用チャンネル「UGA channel」トップページ画面 今年1月に「ニコニコ動画(ββ)」のニコニコチャンネルに開設した「UGAチャンネル」に続く専用チャンネルの開設となる。 今回、YouTubeでの専用チャンネル「UGA channel」開設により、カラオケ店舗に設置された「UGA着メロ工房」端末を利用して、カラオケで歌う姿をYouTubeに投稿することが可能になる。 動画投稿を行うには、UGA着メロ工房ケータイ公式サ
ボングゥーは4日、同社が企画プロデュースする足立区の文化芸術振興公式キャラクター「アダチン」のアニメ「アダチンのテーマ」が、公開から1カ月あまりでYouTubeで30万アクセスを突破したと発表した。今週末の3月7日・8日には、秋葉原「コトブキヤ ラジオ会館店」で着ぐるみも登場し、アダチングッズも販売。足立区の魅力を国内外にPRしていく。 足立区の文化芸術振興公式キャラクター「アダチン」 「アダチン」は、NHKなどで活躍する若手クリエイターの青木純氏によるデザインと、アダチンが活躍するショートアニメーションが話題となり、「2007年12月のデビュー以来多くの注目を集めてきた」(ボングゥー)。 2008年12月に完成した新作アニメ「アダチンのテーマ」は、YouTubeで公開からわずか1カ月あまりで30万アクセスを突破。 「行政の政策PR」「地域経済の活性化」を目指したアニメーションがこれだけの
IMJモバイルは2月23日、「モバイル動画に関する利用実態調査」の結果を発表した。 この調査は1月23日から27日、第3世代携帯電話端末を持ち、週1回以上モバイルサイトを閲覧している全国の15歳から34歳の男女(調査会社が保有する調査パネル)を対象に、モバイルインターネットリサーチにより実施した。有効回答サンプル数は500となっている。 調査結果によると、週に1回以上モバイルサイトを閲覧しているモバイルユーザーの約8割が、モバイル動画の閲覧を経験しているという。ただし、有料動画の閲覧経験があるユーザーはそのうちの約2割にとどまることから、大半のユーザーは「モバイル動画は無料で見るもの」という認識を持っているようだ。
断言はできないのですけどね… 昨年大流行したImprov Everywhereのフラッシュモブ「Frozen Grand Central(以下FGC)」。YouTubeで15000000 viewもありますから、見た人も多いと思いますが、見てない人のためにこの記事の一番下に貼っておきます。 で、上のソニーのCMは、このFGCに似すぎている気がするんですよね。 New YorkのGrand Central駅構内に突然モデルが集団で現れ、ソニー製品を手に、マネキンのようにポーズをとってフリーズします。通りがかりの人や通勤客がそのパフォーマンスに感銘を受けているらしきコメントが流されます。 コンセプトだけではなく、編集の仕方までFGCに似ています。 Sonyのパクり疑惑はこれがはじめてじゃないんですよね。前にもお伝えしたように、Braviaのうさぎ編CMを製作した広告代理店に対して、LAのアーテ
かんき出版のAさんから、「新刊書籍のWeb用のプロモーションで動画を作ったのですが、ぜひ市嶋さんの感想をブログで」というオーダーをいただきました。ということで、このエントリー記事は「依頼を受けて書いている、まだ読んでいない本のWebプロモーションの感想」です。 感想を書いてほしいという依頼を受けて書いてます まだその本は読んでいません 何を書いてもよく、その内容についてかんき出版さんは事前のチェックはしない 報酬はありません Aさんとは前に一度(でしたっけ?)飲みに行ったことがあります というのがちょっとした背景です。タイトルに「PR」と入れようか迷いましたが、まあ一種のPRには違いないんですが、なんとなく気分的にはかなり中立な感じで書いているのでやめました。あと、Aさんからは「あとで献本します」といただいたのですが、それを前提にして書くとなると僕の書くトーンも若干変わっちゃうので、感謝し
(2009年1月13日紙面掲載) 正月休みにまとめて時間がとれたので、昨年12月に始まった番組配信サービス「NHKオンデマンド」に登録して、NHKスペシャル「映像の世紀」(1995年)などの番組を購入して楽しんだ。パソコンでみてもテレビ局が生み出す番組映像の力は圧倒的で、魅力的なコンテンツであることは間違いない。テレビ番組の無料配信が実現するのはいつだろうか。 ◇ ◇ ◇ 民放もホームページとは別に番組配信サイトを持つ。昨年末にはフジテレビがプライムタイムのドラマ「セレブと貧乏太郎」と「爆笑レッドカーペット」を配信するなど、番組の本腰を入れたといわれる。だがほとんどが有料配信で実際に提供される番組もごくわずかと実態は寂しい限りだ。 海外ではiTunesやAmazonなどでの番組販売を除けば有料配信は少ない。テレビ番組はネット経由でも無料が一般的である。米国ではABC,CBS,NBC,FOX
実はこれ、気がつくと業界でも異色のblogと化した 「日刊・世界の広告クリエイティブ」 http://mochikaz.blogspot.com/ の望月君の作品です。 面白いのはYouTube的っつうか、勝手CM的っつうか、なメソッドで撮ってるところ。 実際、弾丸ツアー1泊3日?とかだったらしいし。 多くの受賞暦をもつ総合広告会社のクリエイターがこれをやる度胸がステキです。 30秒 http://jp.youtube.com/watch?v=qsivE3b0DeY 15秒 http://jp.youtube.com/watch?v=crW6rYSVgCU 個人的には15秒のテンポが一番好きかな。
グーグルは2008年11月25日、動画投稿共有サイト「YouTube」の日本版における、来年度の事業説明会を東京都内で開催。米グーグルのコンテンツ担当副社長のデービッド・ユン氏がYouTubeの現状、今後の方針を説明した(写真1)。 同時に、YouTubeを有効活用している企業として、エイベックス・マーケティング、YouTubeを活用した企業のマーケティング支援などを手掛ける角川デジックス(東京都文京区)などの企業の担当者がそれぞれのYouTubeを使った取り組みを披露した。 まず、ユン氏がYouTubeでの企業のコンテンツ配信の現状を「2007年6月に開始した日本版YouTubeでは、現在100以上の企業とパートナーシップを結び、コンテンツを配信している」と説明した。続けて「JASRAC、イーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランスと音楽著作権の二次利用に関する包括許諾契約を締結してい
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