放射性物質による農地の土壌汚染を減らすためにヒマワリなどは効果があるのか、農水省が14日、実証実験の結果を公表した。 農水省によると、実施した複数の実験のうち、ヒマワリなど植物が育つ過程で放射性物質を吸収させる方法は、ほとんど効果が認められなかった。 一方、5000ベクレル以上の高い濃度の放射性物質に汚染された土壌の場合、ブルドーザーなどを使って表面を取り除く方法が最も効果的で、約75%を取り除くことができたという。しかし、この方法では汚染された残土が大量に発生するため、農水省は、土から放射性物質だけを取り除く方法を引き続き検証する方針。
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