■ 第444回 ■ SSDの信頼性は、すでにHDDを超えている ~東芝セミコンダクター社 インタビュー 一昨年、昨年と大幅な低コスト化が進んだことで、モバイルPC用ストレージとしての存在感を増しているSSD。いくら安価になったとは言え、さすがに絶対的な記憶容量や容量あたりの単価ではHDDにかなわないSSDが、これほど注目を集めるのは、高性能、低消費電力、小型、耐衝撃性といった要素を備えているからだ。 特に1.8インチHDDを前提とした小型ノートPCの場合、本来はSSDが不利な記憶容量の面でも同等レベルになってきており、消費電力低減や軽量化といった要素も含め、トータルでSSD搭載モデルの方が魅力的なのは当然のことだ。 しかし同時に、ノートPC向けSSDが徐々に一般化する中で、SSDのセルはMLCへと主流が移り変わり、セルの書き換え可能回数はSLCより減ってしまった。本当にSSDでも大丈夫なの
2月9日 発表 株式会社東芝は9日、不揮発性メモリとして世界最大容量の128Mbitで世界最速の転送速度1.6GB/secの性能を備える「FeRAM」を開発したと発表した。 FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory/強誘電体メモリ)は、強誘電体の特性を利用した不揮発性半導体メモリ。今回開発されたFeRAMでは、チェーン構造を改良して省スペース化し、それに伴う信号量の低下を防ぐアーキテクチャを導入。これにより集積度をさらに高め、世界最大容量となる128Mbitを実現したという。 また、データ転送時に生じる内部の電源供給レベルの揺れを予測調整する電源回路を追加し、FeRAMの低消費電力で動作する特性とあわせて、従来の不揮発性メモリの8倍となる世界最速の1.6GB/secの転送速度を実現したという。 製造プロセスは130nm CMOS、容量は128Mbit
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