2023年春は、鉄道業界では久々の“値上げラッシュ”になりそうだ。東急電鉄が国土交通省に申請していた運賃改定が条件付きで認められたほか、近畿日本鉄道も4月15日に23年4月からの運賃改定を申請。JR東日本、東京メトロ、JR西日本も値上げを表明した。しかし、各社がよりどころにする値上げの根拠はそれぞれ異なっている。
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JR北海道は旧国鉄時代に設計した特急用車両「キハ183系」を運行開始当時の姿に復元したと発表した。青とグレーを基調としていた先頭車両とグリーン車の計2両を、白と赤、オレンジの3色に塗り直した。2両は大型連休中の5月3~5日に、札幌や旭川と網走を結ぶ特急
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【読売新聞】 JR東日本は26日、在来線で使える回数券について、障害者向けなど一部を除き、9月末に販売を終了すると発表した。昨年6月に新幹線でも販売を終えており、回数券は在来線特急など限られた路線だけとなる。 回数券は10回分の金額
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料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。
梁川-丸森間で運転再開 阿武隈急行 福島県沖地震以来40日ぶり福島、宮城つなぐ 2022/04/25 18:00 梁川―丸森駅間の運転が再開され、梁川町内を走る阿武隈急行の車両=25日午前6時45分ごろ 阿武隈急行(本社・伊達市)は25日、梁川(福島県伊達市)-丸森駅(宮城県丸森町)間の運転を再開した。最大震度6強の本県沖地震が発生した3月16日以来40日ぶりに、福島、宮城両県をつなぐ鉄路が復活した。 地震で115カ所に被害を受け、一時は福島-槻木駅(宮城県柴田町)間の全線54・9キロで運休した。宮城県側の丸森-槻木駅間は18日に再開しており、梁川-槻木駅間36・6キロが今回運行可能になった。福島-梁川駅間は復旧作業が続くため、少なくとも5月末まで運休する。 再開区間のダイヤは28日まで朝夕中心で、29日から一部を除いて通常通りに戻る。梁川-仙台駅間の直通列車も同日再開する。 25日朝に梁
▽駅舎工事見学やショー “加賀の魅力を食べる、見る、学ぶ”とうたうイベント「Rail to 2024 北陸新幹線フェスタinKAGA 見切り発車編」が二十九、三十両日、JR加賀温泉駅特設会場などで開かれる。 加賀ロータリークラブ、加賀商工会議所青年部、加賀青年会議所が、昨年十二月に結んだ協力協定に基づき主催。二〇二四年春の北陸新幹線敦賀延伸に向け、市民の意識を盛り上げ、加賀温泉郷の魅力を広く発信しようと初めて企画した。 市内外のキッチンカーが出店するほか、特設ステージでは、ほくりくアイドル部のショーや地元中学・高校吹奏楽部の演奏、マジックショーなどが繰り広げられる。新駅舎の工事現場見学会やプログラミング教室もある。市のお薦めスポットをアンケートで募り、イベント終了後にデジタルマップをつくる企画もある。
現場付近を通過する電車内で黙とうする乗務員=2021年4月25日午前、尼崎市久々知3(撮影・斎藤雅志) 車掌、増山武司(44)。脱線事故の直後に浴びせられた言葉が、今も胸にある。-「人殺し」 当時27歳。車掌として9年目。走行中、電車内にある車掌室をノックされて扉を開けると、目の前に立つ乗客から突然、投げつけるようにそう言われた。 目がくらみ、激しく動揺したが次の瞬間、確かにその通りだ…と感じて心がしぼんでいく。 「申し訳ございません。安全に運行します」と頭を下げつつ、安全とは何かが分からなくなっていった。 JR西日本に入ったのは高校卒業を控え、進路指導の教員に勧められたのがきっかけだった。通学に電車を使った経験もなく、イメージも湧かなかったが、三ノ宮駅で働く社員たちを見て心を決めた。「ドア、良し!」。指をさして確認する姿が「カッコイイ」と感じた。 入社して安全への使命感をたたき込まれたは
雲南市観光協会(島根県雲南市三刀屋町三刀屋)が25日、電動自転車を使った観光コースの試走会を開いた。4月末からの大型連休中は、JR木次線の一部区間で乗り降り自由となる切符付き日帰りツアーがあり、乗客向けに提案する。 木次町里方のJR木次駅を発着点に、木次町寺領の奥出雲葡萄(ぶどう)園までの片道5キロを往復する約90分の経路。午前9時43分に木次駅へ到着する宍道駅発列車を念頭に、後続が出発する正午まで楽しんでもらう。途中の日登駅周辺では、備後落合駅へ向かうトロッコ列車「奥出雲おろち号」を見ることができ、奥出雲葡萄園ではソフトクリームを振る舞う。 木次線の利用促進を目的に29日~5月8日は、出雲市駅か松江駅発着の日帰りツアーが催される。昼食時以外は自由行動で、協会は乗客を市内へ呼び込もうと企画した。2021年11月に貸し出しを始めたマウンテンバイク型電動自転車3台を使う。 試走した協会の糸賀太
京福電鉄(京都市中京区)が「嵐電1日フリーきっぷ」と、特別公開される郊外邸宅「旧邸御室(きゅうていおむろ、国登録有形文化財)」(右京区)の…
駅の改札付近の柱に掲示されているカラフルな絵画のポスター(22日、京都市中京区・市営地下鉄烏丸御池駅) 駅の空き広告スペースをギャラリーに-。京都市交通局は市営地下鉄の駅ホームやコンコースにある「電照広告板」の空き枠に障害者が手掛けたアートを展示する取り組みを4月から始めた。照明が消え、空き枠が目立つ「殺風景な雰囲気」を刷新しようとする試みで、自由な発想で創作された絵画や立体作品のポスターが駅の一角を華やかに彩っている。 市交通局によると、烏丸線と東西線の計31駅のホームや改札周辺には、広告物に照明を当ててPRする電照広告板が計700カ所設置されている。一方、近年は需要が薄れ、約2割で広告主がいない状態が続く。空き枠は節電のため照明が消され、駅構内は暗いムードが漂っていた。 市はこの課題を解消するため、営利を目的としない事業者に一部を無償で貸し出そうと昨夏に公募を開始。企画に賛同した、障害
神戸駅係長の森敬一朗(40)。JR史上最悪の事故を起こしたのは、同期入社の運転士だった。 2005年4月25日午前。実家のテレビで脱線事故の発生を知った。入社以来憧れた運転士になって9カ月目。大破している車両は、いつも運転する207系だった。「いったい何が…」。当日も翌日も、テレビにくぎ付けになった。 「会社、つぶれるかもね」 母から食事中に言われ、箸を持つ手が止まった。とりたてて鉄道に興味があったわけではなく、安定した就職先として選んだJR西日本。つぶれるなんて想像したこともなかった。 電車を動かす運転士は言うまでもなく、鉄道会社の花形だ。最初は改札係、車掌として勤務しながら社内の試験に合格し、同じように目指した同期たちに1年遅れて、ようやくなれた。 事故の2日後、勤務先の明石電車区へ出社した。若手の運転士が多く、和やかで活気のあった職場は、一変して重苦しい雰囲気になっていた。「運転士の
駅を舞台に音楽で地域を盛り上げようと、多賀町の近江鉄道多賀大社前駅コミュニティハウスで30日午後4時から、「えきなかライブ」が開かれる。...
のと鉄道(穴水町)は大型連休が始まる二十九日から、輪島市門前町の総持寺祖院開創七百年を記念したヘッドマークを付けた列車運行を始める。祖院は昨年節目を迎えたが、コロナ禍で関連行事の多くが中止となり、本年度に「延年之章」と題し多くの催しや行事を予定。ヘッドマーク掲示でPRを進めていく。 ヘッドマークは直径六十センチ。開創七百年記念ロゴをあしらった。運行は三カ月程度を予定し、一部車両の前後に飾る。好評なら期間を延長、終了後も参拝団体客が列車利用の際に掲示するなどの対応もしていく。 祖院、のと鉄道、参拝ツアーや修学旅行などを企画する旅行会社「東武トップツアーズ」の三者で企画。祖院の高島弘成副寺(こうじょうふうす)(49)は「昨年はコロナで関連行事ができなかったが、今年も多くの催しが予定される。ヘッドマークを通じて周知され、団体参拝客の方などに特別感を感じていただければ」と話した。
「乗客一人一人にあったお手伝いがしたいですね」。はじける笑顔でガイドする高橋知里さん=福井県勝山市のえちぜん鉄道勝山駅 「1分でも笑顔を絶やしたくないんです。1駅区間だけ利用されるお客さまだったらそれが全てですから」。全44駅の階段の位置や駅と車両の間隔も頭に入れサポートする、えちぜん鉄道アテンダントの高橋知里さん(30)=福井県坂井市=は、まぶしいくらいのスマイルで福井県内外の乗客を全力で出迎える。 あの女性ちょっと手荷物が多いみたい、あの男性はなんだか疲れてるように見えるなぁ…。毎日、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層が利用し、その様子もさまざま。寒そうな人には窓から離れた席を、眠そうな人には静かな席を案内する。「みなさんが快適に過ごしてほしいんです」。乗客を観察し、リラックスできる雰囲気づくりに努める。 ⇒200年以上続く酒造を継いだ29歳の女性杜氏 沿線紹介や乗降時のアシストのほか
銅色や三つの神社の鳥居がデザインされたラッピング列車=ひたちなか市釈迦町の那珂湊駅 ラッピング列車の出発式でテープカットする関係者=ひたちなか市釈迦町の那珂湊駅 ひたちなか海浜鉄道は24日、湊線(勝田-阿字ケ浦駅)に、銅色や阿字ケ浦駅近くの神社の鳥居がデザインされたラッピング列車の運行を始めた。茨城県ひたちなか市釈迦町の那珂湊駅で式典が開かれ、関係者や地元住民らが出発を祝った。 ラッピング列車のスポンサーは、銅部品を加工製造する同市勝倉の高木製作所。 列車の下半分は同社の主要製品の銅色にし、2カ所ある乗客の乗降口は、銅の接合に使う銀とメッキに使う金に彩られた。 列車には、阿字ケ浦駅近くにある堀出神社と、欲しいものが手に入る「ほしいも神社」、湊線を40年以上無事故で走った車両がご神体で交通安全や長寿の御利益をうたう「ひたちなか開運鐵道神社」の鳥居もデザインされた。いずれも縁起がいいとされる上
発言小町 「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。 ヨミドクター yomiDr.(ヨミドクター)は、読売新聞の医療・介護・健康情報サイトです。 大手小町 大手小町は「どんな私も、好きになる。」をテーマに、キャリアや恋愛・結婚、ジェンダーにまつわる情報を発信するサイトです。 idea market idea market(アイデア マーケット)」は、読売新聞が運営するクラウドファンディングのサイトです。 美術展ナビ 読売新聞が運営する美術館・博物館情報の総合ポータルページです。読売新聞主催の展覧会の他、全国美術館の情報を紹介します。 紡ぐプロジェクト 文化庁、宮内庁、読売新聞社で行う「紡ぐプロジェクト」公式サイト。日本美術と伝統芸能など日本文化の魅力を伝えます。 読売調査研究機構 東京、北海道、東北、中部、北陸を拠点に、著名な講
JR福知山線脱線事故現場の「祈りの杜」で献花する人たち=25日午後5時41分、兵庫県尼崎市(沢野貴信撮影) 兵庫県尼崎市で平成17年4月、乗客106人が死亡、562人が重軽傷を負ったJR福知山線脱線事故は25日で発生から17年となった。事故現場に整備された「祈りの杜(もり)」では、午前中に追悼慰霊式が営まれたのに続き、夕方からは一般献花も3年ぶりに実施された。献花台には多くの花が供えられ、祈りは夜まで続いた。 追悼慰霊式への参列は遺族や負傷者ら関係者に限られていたが、午後5時から3時間は一般の献花も受け付け、約170人が訪れた。 事故で専門学校時代の同級生を失ったという尼崎市の美容師、金聖恵さん(39)は「この日のことは決して忘れてはならない」として、鉄道会社には「自分の家族を乗せているんだという気持ちで運行してほしい」と訴えた。 また別の鉄道会社に勤めているという大阪市住吉区の浜中照久さ
東武鉄道は、3機目となる蒸気機関車(SL)の復元作業を埼玉県久喜市の車両基地で進めている。7月に栃木県内で運行を開始する予定だ。SLを復元して運行する取り組みは大手私鉄では他に例がなく、集客力向上の軸と位置づけて力を注いでいる。 3機目として復元が進むのは、グループの東武博物館が日本鉄道保存協会から譲渡された「C11形123号機」。廃車となってから50年近く北海道で保存されていた。 今年4月に試運転を始め、試験線の約800メートルの区間を数往復し、車輪などに異常がないかを確認した。今後は営業線などで試運転を重ねて7月の運行開始に備える。6月には既存の2機とつないで走らせるイベントも予定されており、鉄道ファンの注目を集めそうだ。 東武鉄道は、東武日光線の東武日光駅―下今市駅間と東武鬼怒川線の下今市駅-鬼怒川温泉駅間で2機のSLを走らせており、3機目もこれらの路線に投入する。担当者は「3機体制
2024年春の北陸新幹線敦賀開業を見据え、福井県敦賀市は、いずれも東京の前田建設工業と、リゾート施設運営のアクアイグニスの2社と市内の金ケ崎地区ににぎわい施設を整備する協定を結んだ。同地区に宿泊機能を備えた高級レストラン「オーベルジュ」を建設する計画だ。 県が昨年5月、2社と新幹線開業を見据え、県内でのオーベルジュの開発協定を結んでおり、敦賀市の同地区での施設整備を目指すことが決まった。地区内の県有地約3万平方メートルの一部に、24年秋の開業を目指して整備を進める。協定は3月22日付。市が2社の取り組みに全面的に協力していく内容。22年度の新年度予算に同地区での計画作りに約1千万円の事業費を盛り込んだ。2社は三重県で同種の施設を整備、運営している実績がある。 JR敦賀駅から北へ約2キロの金ケ崎地区は、「鉄道と港のまち 敦賀」を象徴する場所。明治後期から昭和初期には、欧州と日本を結ぶ欧亜国際
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リニア中央新幹線の工事について、JR東海は25日、事故を受けて中断している岐阜県内4カ所のトンネル工事のうち、3カ所で再開する見通しを明らかにした。死亡事故が起きた瀬戸トンネル(中津川市)については、5月9日に地元住民への説明会を開き、工事の環境保全計画書の更新などを経て再開する。 再開するのは、中央アルプストンネル山口工区(中津川市)、日吉トンネル南垣外工区(瑞浪市)、第一中京圏トンネル大森工区(可児市)。瀬戸トンネルの事故を受け、県が中止を要請していた。 JR東海は、古田肇知事の意見書を踏まえて環境保全計画書を更新。県などに送付し、25日に公表した。現場の安全確認などが済み次第、工事を再開する。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編
東京大学経済学部卒。野村総合研究所や外資系投資銀行で流通担当の証券アナリストとして活動。2003年に産業再生機構に入社し、カネボウとダイエーの取締役として2社の再建を担当。2007 年に経営支援専門会社フロンティア・マネジメントを設立し、共同代表に就任。同社は2018年東証マザーズ上場、2020年東証一部上場を果たす。『持たざる経営の虚実』(日本経済新聞出版社)や『時間資本主義の時代』(同)など著書多数 政策・マーケットラボ 日々起きている政治・マクロ経済・マーケットの動きを、専門家の執筆陣が鋭く分析する。投資や事業運営の方針を立てる上で役立つ「深い知見」を身に付けよう。 バックナンバー一覧 盛んだった公益事業の民営化 今では再公営化が進展する事態 我が国では1980年代の中曽根政権以降、公益事業の民営化が盛んになった。当時強い影響力を持ったサッチャー英首相、レーガン米大統領らの政策が背景
西武鉄道は新交通システムである山口線「レオライナー」の車両に環境発電無線によるビーコン送信機を取り付け、旅客への情報サービス強化に利用していると明らかにした。光発電パネルで照明の光を受けて発電し、微弱な電波を送信するだけのエネルギーを確保しており、外部電源との接続も、1次電池交換の搭載も不要。設置するだけで簡単に動作させられる長所を評価して採用した。 2021年5月に「西武園ゆうえんち」をリニューアルするのに際して、同ゆうえんちや「ベルーナドーム」(西武ドーム、21年当時は「メットライフドーム」)周辺の旅客輸送を担う山口線の運行情報を、駅のデジタルサイネージやスマートフォンでより詳細に提供する目的でビーコン送信機を導入した(図1)。 山口線を走る車両は特別なラッピングを施しているなど、遊園地や球場という非日常の空間への入り口としてアトラクションに準じた意味がある。電車好きなどにとっては、次
鉄道総合技術研究所は、地震や大雨によって崩壊した盛り土の復旧工事で、独自の専用かご枠を用いる新手法を開発した。従来の手法よりも早期の本復旧が可能だ。復旧後に地山補強材の追加施工もできる。2019年の東日本台風で被災した三陸鉄道リアス線の盛り土の復旧工事に初採用した。今後は鉄道に限らず道路や河川など他分野での活用も進める。 新手法は、(1)土砂の撤去と整地(2)かご枠の組み立て(3)砕石の中詰め(4)転圧(5)断面確保(6)列車の運行再開――の手順で施工する。使用する専用かご枠は、平面的な金網に分割して保管でき、運搬が容易で特別な工事が不要だ。かご枠自体を恒久的に利用できるので、応急復旧を省略でき、工期の短縮、工費の縮減につながる。 状況に応じて新手法(左)と従来手法(右)を使い分けることが有効。新手法は大型土のうに代えて、恒久的に利用できるかご枠で盛り土を復旧させる(資料:鉄道総合技術研究
EF67形は山陽本線(上り線)瀬野―八本松間にある最大22.6パーミルの連続上り勾配区間、通称“セノハチ”で貨物列車を後押しする後補機として1982年から活躍してきた。しかし、後継車となるEF210形300番代に置き換えられて、2022年3月12日のダイヤ改正で定期運用を終了した。 後継車となるEF210形300番代は後補機だけでなく、貨物列車を牽引する本務機としても使用する万能機となっており、JRの補機専用の電気機関車はEF67形の引退をもって全廃となった。そんな最後の補機専用機、EF67形とはどんな電気機関車だったのか。 セノハチの特殊事情とEF67形誕生の背景 セノハチの後補機は蒸気機関車の時代から存在しており、戦後はD52形が補機を務めた。また、特急「かもめ」等の優等列車を中心に八本松駅構内で走行解放して、所要時間の短縮を図っていた。1962年の山陽本線三原ー広島間の電化後もしばら
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