盛岡市､JR山田線の存続に力 補正予算提案､観光需要掘り起こし
盛岡市はＪＲ山田線の利用者増と路線存続を目的に、臨時列車の乗客に対するアンケート調査や地場産品贈呈などに取り組む。利用者の少ない路線の年間収支をＪＲ東日本が公表し、沿線自治体との協議が始まっている。山田線は赤字額が特に高く、市は「地域の足」を存続させるため調査結果を基に振興策を練り、継続した取り組みを展開する。 市は来年１月から宮古市で開催されるイベント用臨時列車などの乗客に対して、利用状況や再利用の意向、路線の魅力などのアンケート調査を実施。結果を分析して地元客を増やすだけでなく、観光利用の需要なども掘り起こす施策につなげる。 臨時列車の運行では、菓子などの地場産品や観光パンフレットなども贈り、ミスさんさらが列車の見送りも行う。事業費は約６０万円で、県の地域経営推進費も活用。１２月５日に開会する市議会１２月定例会に関連予算を盛り込んだ２０２２年度一般会計補正予算案を提案する見通しだ。 ◇
津軽海峡眺め おでんで一杯 道南いさりび鉄道が特別列車：北海道新聞デジタル
道南いさりび鉄道（函館）は１９日、観光列車「ながまれ海峡号」の車内で地元の食材を使ったおでんなどを味わうことができる「おでん列車」を運行した。乗客は車窓から見える夜の津軽海峡を眺めながら舌鼓を打った...
京都丹後鉄道の駅舎や車内で「芸術祭」 文化庁の移転記念で催し｜観光｜地域のニュース｜京都新聞
２０２３年３月の文化庁京都移転を記念した催し「京都まるごと芸術祭」がこのほど、京都丹後鉄道の駅舎などで始まり、西舞鶴駅では高校の美術部や写…
元鉄道員 滋賀県の三日月知事が感じた「難所」の運転と人情 「汽笛が鳴ると反応する」 鉄道開業150年記念インタビュー 政治家が語る鉄道｜社会｜地域のニュース｜京都新聞
文明開化の音が響く明治の初めに、鉄道が東京・新橋～横浜間に開業して今年で１５０年。全国各地で記念のイベントが開かれている中、あらためて鉄道の魅力や役割、そして将来を考えてみたい。元ＪＲ西日本の鉄道マンであり、民主党政権で国土交通副大臣を務めた滋賀県の三日月大造知事（５１）が追い求める公共交通の在り方とは。 －知事は１９９４年から２００２年までＪＲ西日本に勤務した経験がありますね。 最初山口県の岩国駅に配属されて、阪神・淡路大震災があったんですよ。広島から神戸に通って、支援勤務をした。その時に鉄道員としての自覚が注入されたというか、誇り、気概に火がついた。 －自覚が注入されたというのは。 京阪神は鉄道が動かなくなって街が大混乱した。みんな、とぼとぼ街を歩いたりバスに乗ろうと大行列になったりして。やっぱり鉄道の大量輸送に対する皆さんの期待とか、早く復興してくれという願いを感じた。鉄道の復旧が進
宇都宮ＬＲＴ脱線事故、専門家が調査 分岐器やカーブ、入念に【動画】｜下野新聞 SOON
試運転中に発生した宇都宮市の次世代型路面電車（ＬＲＴ）脱線事故で、専門家による調査が２２日始まり、事故現場のＪＲ宇都宮駅東口停留場付近で行われた現地調査の様子が報道機関に公開された。 調査に訪れたのは、市が設置する芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会委員としてＬＲＴ車両の検討に関わってきた須田義大（すだよしひろ）東京大生産技術研究所教授と、水間毅（みずまたけし）元交通安全環境研究所理事の２人。 午後３時５０分ごろから約１時間にわたり、脱線した車両が通過した分岐箇所やカーブの周辺を入念に観察し、市職員らに当時の状況などを聴き取っていた。市によると、レールの傷や脱線した位置、施工状況などを重点的に調べ、ＬＲＴの車両基地では、脱線した車両の損傷状態も確認したという。 市は「有識者のご意見をいただきながら、事故原因の究明と対応策の検討を行う」としている。 「ＬＲＴ」の記事一覧を検索
米坂線、長期運休へ・８月豪雨被害 ＪＲ東、全容把握至らず
豪雨災害から３カ月以上が経過しても停車したままの車両。線路に生えた雑草も冬色に変わった＝22日午前８時45分、小国町・ＪＲ羽前沼沢駅 8月の豪雨に伴い今泉－坂町（新潟県村上市）間の運休が続くＪＲ米坂線について、管轄するＪＲ東日本新潟支社の小川治彦支社長は22日の定例会見で「被害の全容把握に至っていない」と現況を説明、発生から3カ月半が経過しても復旧の見通しが立っていないことを明らかにした。長期運休は避けられない状況だ。 会見は新潟市の同社ビルで開かれた。小川支社長は今後の見通しに関し、「具体的な被害規模が明らかになっておらず、復旧時期や費用に関しては申し上げられない」と強調。一方で、具体的な額の基準などは明らかにせず、あくまで一般論と前置きした上で「復旧費用が巨額になった場合は、沿線自治体と協議する」との考えも示した。 同時期の豪雨で被災したＪＲ磐越西線（福島県郡山市－新潟市）について、同
福鉄支援に３３億６０００万円 ２３年度から５年間：中日新聞Web
福井鉄道に対する次期支援スキーム（枠組み）案に関し、国、県、沿線三市（福井、鯖江、越前）の支援総額が二〇二三〜二七年度の五年間で三十三億六千万円と見込まれることが分かった。物価高騰を考慮し、県と三市の支援規模はともに今期（一八〜二二年度）の一・二倍となる。観光など非日常利用を促し、年間の利用者目標は今期と同じ二百二十万人を目指す。（玉田能成）...
「東洋一」と称された神戸市電、高架橋に名残 ＪＲ神戸駅近くに「世紀の大工事」の痕跡
ＪＲ神戸線の橋脚をくぐる歩道から梁の部分を見る。左側の橋脚に梁が見られないのは、切り替え後に増設されたためとみられる＝神戸市中央区 ＪＲ神戸駅（神戸市中央区）の東、多聞通り（中央幹線）を歩く。ＪＲ神戸線と交差する辺りの高架橋で、ある部分だけ柱の構造が異なることに気づいた人はいるだろうか。高架橋には東から番号が振られているが、「３２４」「３２５」と記された部分だけ、橋脚の真ん中に梁（はり）が渡されている。なぜ、ここだけ形状が違うのだろうか？ 調べてみると、昭和初期に手がけられた「世紀の大工事」の痕跡だった。 ■神戸の街の進展に伴い その昔、ＪＲ神戸線（東海道本線）は地平を走っていた。この辺りは西国街道が通っており、１８７４（明治７）年、大阪～神戸間に官営鉄道（省線）が市内を東西に貫く形で建設された際、分断される街道のために木造の跨線（こせん）橋「相生橋」が架けられた。「川がないのに橋がある」
島原鉄道沿線の在り方検討 “地域の足”確保へ 長崎県が部会設置 ｜ 長崎新聞
Published 2022/11/23 12:00 (JST) Updated 2022/11/23 12:29 (JST) 長崎県は22日、人口減や新型コロナウイルスの影響などで厳しい経営が続く公共交通の再構築に向けた「県地域公共交通計画」（2023年4月～26年3月）の素案を明らかにした。“地域の足”を確保するため、官民や交通事業者間の連携強化を推進する国の方針を受け、同日付で「島原鉄道活性化検討部会」を設置。今後、事業者や沿線自治体、利用者らで協議を重ね、島鉄沿線の公共交通の在り方を検討していく。 同日、県庁であった県地域公共交通活性化協議会で説明した。素案では、鉄道と並行して運行するバス路線について、双方の役割を明確にして運行サービスの見直しを検討することを明記。利用者の少ないバス路線は、運行ルートの見直しや減便、市町と交通事業者が連携してコミュニティーバスやタクシーへの転換を検
広島大「ＢＲＴ」導入へ 市・ＪＲ西と協定締結
ＢＲＴ導入に向け、連携協定を締結した（右から）東広島市の高垣広徳市長、広島大の越智光夫学長ら＝２２日、東広島市 広島県東広島市とＪＲ西日本、広島大は２２日、バス高速輸送システム（ＢＲＴ）の研究、実証実験を目的とした連携協定を締結した。令和５年度に公道で実験を始める。ＪＲ西管内でのＢＲＴ導入に向けた協定は初めて。 ＢＲＴは、複数のバスが自動運転で隊列走行する交通システム。ＪＲ西は昨年１０月から滋賀県野洲市の専用コースで実験を進めている。導入路線は、ＪＲ山陽線西条駅から広島大までの約１２キロを予定。主に学生や教職員の利用を想定している。 ＢＲＴを活用した学術都市を目指す東広島市と、導入を進めたいＪＲ西、先端研究に携わりたい広島大の思惑が一致した。 東広島市で開かれた締結式で高垣広徳市長は、市内の交通円滑化が課題だったとして「専門的な知見やノウハウが融合することで、課題解決に向けた取り組みが加速
（けいざい＋）「超特急」の国で：上 かやぶきの里、突然のトンネル計画：朝日新聞デジタル
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自転車折りたたまず列車に乗車 東武が日光で実証実験：朝日新聞デジタル
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地下鉄直結の延伸で盛り上がる「箕面バブル」 新駅近くに億ションも：朝日新聞デジタル
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鉄道の自動運転導入を「踏切」が妨げていた？日本独自規格「GoA2.5」が切り札に
にしうえ・いつき／大阪府出身。関西大学商学部卒業後、名古屋鉄道株式会社に入社。運転士・指令員などを経験したのち退社。その後、外資系企業を経てIY Railroad Consultingを設立。著書に『鉄道運転進化論』（交通新聞社新書）、『電車を運転する技術』（SBクリエイティブ）。東京交通短期大学非常勤講師。二次交通「RYDE」エバンジェリスト。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。鉄道系YouTuberとして「鉄道ゼミ」を運営。地域おこし協力隊（銚子電鉄）。まちづくり戦略研究学会監事。 ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、ＤＯＬ編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 日本の鉄道における自動運転は、半世紀近く前
最後の国鉄急行形気動車｢キハ28｣引退までの軌跡
国鉄を代表する急行形気動車 今回、定期運行を終了するキハ28とはどんな車両なのだろうか。キハ28は1961年に登場、キハ58系と呼ばれる急行形気動車（急行用ディーゼルカー）の一族にあたる。キハ58系は、地方都市間を結ぶ急行列車の近代化を図るべく、造られた車両だ。 キハ58系が登場した当時は道路の整備が未熟な時代で、鉄道が日本の交通機関の王様と言える存在だった。このころは蒸気機関車の列車が数多くあったのだが、蒸気機関車に代わって煙の出ない、近代的な車両としてディーゼルカーが重用された。 現在、都市間を結ぶ列車といえば、新幹線をはじめとする特急列車ばかりとなっているが、キハ58系が登場したころは特急列車は特別な存在で、大衆向けの都市間輸送の列車は急行が主役だった。 キハ58系の同形の車両として、北海道向けで極寒地仕様のキハ56系、信越本線の急勾配区間横川―軽井沢間（碓氷峠）を擁する区間の走行に
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