JR東海は23日、台風10号の今後の進路や勢力次第で27〜28日を中心に東海道新幹線の計画運休や長時間の運転見合わせを実施する可能性があると発表した。JR東日本も24日、上越、北陸新幹線を中心に、東北、山形、秋田の各新幹線の全線や一部区間で、27〜28日にかけて
銚子電鉄(銚子市)は、走行する電車内でお化け屋敷を体感できるイベント「お化け屋敷電車」を5年ぶりに運行した。5日間で参加定員いっぱいの計約400人が乗り込み、明かりを落とした夜の電車内で「恐怖体験」を楽しんだ。 2015年から19年まで夏に開催したがコロナ禍により休止し、今夏再開した。銚子電鉄販売のスナック菓子「まずい棒」考案者でもある寺井広樹さんがプロデュースし、全国のお化け屋敷を手がける老舗・丸山工芸社(栃木県)が人形提供に協力。「濡女(ぬれおんな)」をテーマに1日2便運行した。 発着場所の犬吠駅でお化け屋敷を楽しんだ後に電車は出発。展開に合わせてゾンビ役が迫真の演技で驚かせ、電車内に悲鳴が響き渡った。銚子電鉄の竹本勝紀社長は恐怖体験を語り、社員ふんする濡女を成仏させる役回りも。「疲労で自虐霊になった」とユーモアを欠かさなかった。 SNSで知って初参加した市内の儀賀真人さん(30)、花
伊豆箱根鉄道は31日まで、今月修善寺駅が開業100周年を迎えたことを記念した展示「渋沢栄一と駿豆鉄道」を同鉄道修善寺駅構内で行っている。伊豆箱根鉄道と新1万円札の肖像にもなった渋沢とのさまざまな縁が再発見された。 「渋沢栄一と駿豆鉄道」の記念展示=伊豆箱根鉄道修善寺駅構内 1917年に事業を始めた前身会社「駿豆鉄道」と渋沢との関わりを記した18枚のパネルを展示している。駿豆鉄道が19年に発行した沿線ガイドブック「駿豆鉄道案内」に、渋沢が揮毫(きごう)した事実を明らかにしている。 元々は修善寺駅の手前の大仁駅が終点だったが、延伸のため地域の魅力を紹介したのが同ガイドブックだった。渋沢は「利用厚生(物を役立てて使い、人々の暮らしを豊かにする)」と記し、鉄道の発展を後押しした。 伊豆箱根鉄道総務課の芹沢章裕さん(62)が、3年前に本社の書庫で資料を探していたところ、たまたま同ガイドブックを見つけ
広島電鉄(広島市中区)は23日、新乗車券システム「モビリーデイズ」のサービスのロゴなどをあしらったラッピング電車、バスの運行を始めた。システムの本格運用が9月7日に始まるのを前にPRし、利用を広げる。
京都府山城地域の広域観光を盛り上げる役割を担う「京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)」の社長が、設立から7年で初めて交代した。新たなトップに就任した京阪電鉄出身の淺井栄一社長(67)に地域観光の展望やDMOの役割、今後の戦略を聞いた。 ―山城地域の観光の現状をどうみているか。 「コロナ禍をへて観光客が戻ってきた。特にインバウンド(外国人観光客)が増えている。将来展望は明るい。宇治茶のブランド価値はまだまだ世界へ発信していける。10月にオープンするニンテンドーミュージアムや、京都アニメーション関係の聖地巡礼など、新しいコンテンツも豊富にある。また、新名神高速道路が全線開通すれば、中京圏などから車で訪れる人が増えるに違いない」 「問題は
大津市の新たな市役所本庁舎の在り方について市民が考えるワークショップの最終回が24日、市役所で開かれた。この日が4回目で、参加者はこれまでの話し合いを踏まえ、庁舎に
背筋を伸ばし、凜(りん)とした心持ちで参道を歩く。社寺という聖域へ進む特別な時間…のはずが「ガタ、ゴト」と目の前を列車が横切って-。 そんな独特の空間は、一部のまち歩き愛好家から「分断参道」と呼ばれ、SNSを介して情報が蓄積されている。仕掛け人いわく「聖と俗のクロスロード」。京都市内の知られざる密集地帯へ足を踏み入れてみた。 山科区のJR山科駅で降り、旧東海道を東へ歩く。862(貞観4)年創建と伝わる諸羽神社の鳥居が現れた。社殿を目指し北に曲がると、参道は、60メートル先で京阪京津線の踏切に「分断」された。さらに80メートル先でJRの東海道線と湖西線の高架が立体交差する。 「信仰の場が、鉄道という高速交通システムによって切り刻まれた。『近代の産物』です」 案内役を担ってくれた京都大の大学院生、重永瞬さん(27)が力を込めた。鉄道をはじめ、1桁国道などの巨大インフラが、街道や参道という従来の
福島市は11、12の両月の内1カ月間、JR福島駅東口と西口の回遊性を高めるため、駅構内の東西通路を活用した社会実験を始める。市は利用者数などを調査し、効果を検証した上で今後の導入について検討する。木幡浩市長が23日の記者会見で発表した。 通行可能となる場所は【図】の通り。社会実験には、JR東日本が提供するウェブサービス「TOHOKU MaaS(トウホク・マース)」を使う。通行時に使用するQRコードをウェブサイトで取得し、出入り口に設置された端末で読み取ることで通行できる。通行時間は午前9時~午後9時。エスパル福島の改札口は午前10時~午後8時。 市は24時間自由に通行できる「東西地下自由通路」を巡り、狭いなどの意見を受け、社会実験に向けてJR東日本と協議を重ねていた。 9月議会に提出する補正予算案にはQRコードを読み取る機械のリース代などとして580万円を計上した。
宇宙気分を体験できるツアーに心を躍らせる参加者 福島、宮城両県を結ぶ第三セクター鉄道・阿武隈急行線に乗車して応援する旅行企画「ロケット列車で宇宙を目指そう! 1泊2日の旅」は24日、福島市の福島駅を出発して始まった。 福島駅発着のツアーで、首都圏から宇宙や列車に興味のある親子約20人が参加した。車両先頭のヘッドマークや車内に宇宙空間を感じさせる電飾を施した臨時列車「ロケット列車」で、宮城県角田市の角田駅まで乗車した 参加者は途中、福島県伊達市梁川町で普段入ることのできない車両基地を探検したほか、角田駅で下車後、角田市スペースタワー・コスモハウスで宇宙飛行士の訓練を体験した。東京都の小学5年生一丸夏彩(なさ)さんは初めての東北旅行で、出発前、「宇宙飛行士の体験が楽しみ」と目を輝かせた。 この日は角田市内で宿泊し、25日は宮城県山元町の震災遺構中浜小を見学するほか、角田市の宇宙航空研究開発機構
台風10号の接近を受け、交通機関が運休や欠航などの検討を始めている。JR東海と西日本はいち早く、東海道・山陽新幹線の全線や一部区間で27、28日を中心に、計画運休や長時間の運転見合わせを行う可能性があると発表。航空各社も利用者にホームページで運行情報を確認するよう呼びかけている。 近畿日本鉄道も23日、ホームページ(HP)に27日以降の運転を取りやめる可能性があると掲載。担当者は取材に「計画運休の詳細については現在検討を進めているが、混乱がないよう早めの発信を心掛けている」と説明する。 関西の私鉄では、24日夕までにHPなどでの発信をしていない事業者が大半で、計画運休をする場合でも26日以降の案内となるケースが多そうだ。ただ、一部の事業者の担当者からは「台風の規模が大きく、通常通りの運転は難しそうだ。運休する可能性はかなり高いだろう」との見方が出ている。 航空各社も利用客に向け、HPを小ま
次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール線を運行する宇都宮ライトレールは、宇都宮市のふるさと納税返礼品として、同市下平出町のLRT車両基地で9月14日に開く見学会を追加した。寄付額は2万5000円で先着9口。1口で2人が参加でき、1日乗車券付きで車両基地内の見学や写真撮影ができる。 同社は今年1月から毎月、1日3回に分けて車両基地見学会を実施している。毎回30人の定員を超える応募があり、抽選倍率は平均5~6倍と好評だ。 今回は午前10時、午後1時、同3時の各回の中で、返礼品としての参加枠を設ける。今後は今回の寄付の状況を見て出品を検討する。申し込みは、「楽天ふるさと納税」のサイトから受け付けている。【松沢真美】
前橋駅開業140周年を祝い、市立前橋高吹奏楽部の演奏に合わせて大書する同校書道部の生徒ら=同駅で2024年8月24日、日向梓撮影 両毛線全通135周年 祝う出発式も JR前橋駅(前橋市表町)の開業140周年を祝う記念イベントが24日、同駅などで開かれた。駅の歴史を学ぶ展示や車掌の仕事体験などもあり、多くの客でにぎわった。【日向梓】 前橋駅は1884年8月20日、現在の同市石倉町の旧前橋停車場で開業し、上野-前橋間が開通。当初は前橋の生糸を輸送し、その後つながった両毛線は伊勢崎や桐生などを通り絹製品も運んだ。 前橋駅では式典「140年分のありがとう」があり、人見紀彦駅長が「地元の大きな期待が込められた駅。皆様に感謝し、今後も愛される鉄道、駅づくりに取り組む」とあいさつ。その後、市立前橋高書道部の生徒らが同校吹奏楽部の演奏に合わせ、萩原朔太郎の詩「旅上」を引用して開業140周年を祝う大書のパフ
【読売新聞】 佐賀県小城市のJR小城駅の駅舎が落書きされていたことが24日、わかった。駅舎は明治時代後期に建てられた国登録有形文化財で、建物を所有する市は佐賀県警小城署に被害届を出した。 市によると、同駅の駅員が9日午前に駅舎ホーム
立山連峰や日本海、そして田園地帯と山の緑。富山の美しい景色と、海の幸や地酒が味わえる列車がある。フランス語で「美しい山と海」を意味する、「ベル・モンターニュ・エ・メール」。愛称「べるもんた」だ。 JR高岡駅から海岸沿いに伸びる氷見線、山の方へ向かう城端(じょうはな)線の二つのローカル線を主に、土日に4本ずつ走る。 石川県の七尾線を走る「花嫁のれん」とともに、JR西日本金沢支社が管理する観光列車だ。ただ、「花嫁のれん」は、元日の能登半島地震の影響で運休している。 車内で富山湾鮨(ずし)が食べられ、県が昨年からPRする「寿司といえば、富山」のキャッチコピーがそのまま体験できるそうなので、乗ってきた。 車両は、気動車の「キハ40」の1両編成で座席数39席の全席指定。切符は1カ月前に発売されるが、すぐに売り切れる入手困難な列車だ。 特に氷見、城端の両線を走り、田園と海の両方の景色が楽しめる日曜日に
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