由利高原鉄道は、秋田県由利本荘市を走る鳥海山ろく線(羽後本荘―矢島間)で、恒例の「たなばた列車」を運行している=写真。7日まで。 車内に織り姫のイラストや星、ササ、色紙などを飾り付け、七夕ムードを演出した。今年は、例年より星の数を増やして天の川をイメージしたという。
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秋田県大館市池内のクローバー薬局池内店の敷地内を鉄道模型が走っていて、来店客や道行く人々を楽しませている。 同店は3月にオープンし、鉄道模型は6月から公開。縮尺22・5分の1の「Gゲージ」で、レールの延長は100メートル以上あるという。海外の蒸気機関車や貨車など20種類ほどが入れ替わりで走行している。
鳥海山ろく線を運営する第三セクター・由利高原鉄道(秋田県由利本荘市矢島町、萱場道夫社長)は23日、2022年度決算の経常赤字が9671万円だったと明らかにした。赤字幅は前年度より363万円圧縮。観光利用の定期外を中心に運輸収入が前年度比で2割以上増加した。 売上高は前年度比52・1%増の6786万円だった。うち定期外は新型コロナウイルスの影響緩和に伴い、輸送人員が約8600人伸びて4万5008人だった。
JRのローカル線維持・活性化に向け、秋田県の県北沿線自治体などが利用促進策を考える研究会が15日、鹿角市花輪の感動鹿角パークホテルで開かれた。えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)の鳥塚亮社長が講演。出席した関係者約30人が、地域と鉄道会社が一体となって乗客の呼び込みに成功した事例を学んだ。 2019年9月に現職に就いた鳥塚社長は、いすみ鉄道(千葉)でも09年から18年まで社長を務めた。ムーミン列車やレストラン列車などの運行で観光鉄道化に注力、いすみ鉄道の知名度を全国区に押し上げた。えちごトキめき鉄道では、直江津D51レールパーク開設や観光列車えちごトキめきリゾート雪月花などの運行で観光客を集めている。
昨年8月の大雨により区間運休が続くJR花輪線が14日に全線復旧するのを前に、沿線自治体などでつくる「花輪線利用促進協議会」は7日、秋田県鹿角市十和田末広の運休区間で線路上を歩くイベントを開いた。県内外から24人が参加し、沿線の景色を楽しみながら復旧状況を確認した。 地域住民のほか、県外の鉄道ファンや近隣自治体の親子連れなどが参加。区間運休している鹿角花輪―大館間のうち、被害が大きかった末広駅と紀ノ国平踏切間2・6キロを歩いた。途中の米代川左岸では、線路脇の盛り土が約60メートルにわたって流出したほか、線路と護岸壁の間に隙間ができたため、復旧に時間を要したことなどの説明を受けた。歩き終えた後は、線路の点検などに使われる小型車両「レールスター」の乗車体験も行われた。
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