CACOMOのボード、コマとゲームカード。従来の囲碁のイメージを覆す、カラフルな色使いが印象的だ。(問い合わせ先:iac株式会社内カコモ事業部 またはhttp://www.geocities.jp/cacomo_08_3_15/へ) オセロゲームのような盤面に、トランプのカードを思わせる手札、なんとも不思議な組み合わせが目を引くが、実はこれ、“囲碁”をベースにした「CACOMO(カコモ)」というボードゲーム。 「多くの方に、囲碁に慣れ親しんでいただくきっかけとなれば」と語るのは、考案者であるプロ棋士の新海洋子五段(日本棋院東京本院所属)だ。そもそものきっかけは、新海五段が囲碁教室で指導していたときのこと。19路×19路という盤上のどこに打ってもいいという点が囲碁の大きな魅力だが、初心者にとっては、その自由度の高さが逆に、敷居の高さにつながっていたことに気が付いたという。 「そこで盤面を