とある事件によって、15年前を彷彿とさせるオタクバッシングがまた始まった。しかし、今回は少し15年前とは様相が違う。15年前はオタク文化が何でもかんでも排斥されたのに対して、今回はオタク文化の理解がある程度進んでいることだ。(バッシングを受ける人にとっては残念なことに)今回のエロゲーバッシングは正当なものに私は思える。つまり、排斥されてもしかたがないと思うのだ。 ただし、一つ注意しなければならないのは、この問題は2つに分離できることだ。つまり、「エロゲーは悪か」という問題と、「悪(と決めたもの)を勝手に排斥していいか」という問題の2つである。私は前者に対してはYes、後者に対してはNoと答える。つまり、むやみなバッシング自体には反対だが、「エロゲーは悪くない」という意見にも反対する。 特にバッシングされる側が、この問題の根をわかっていないように思える。この問題を冷静に考えてみてほしい。何を
以前「少女マンガと優性思想」や「ブリテン 『戦争レクイエム』」で示した、川原泉の差別の問題点。 この問題に関して、”それは「古い」作品だから”という弁解が通用しない状況が浮上した。最新作である『レナード現象には理由がある』においても、差別・人権侵害が繰り返されたのだ。 hana53 さんが詳細に論じている。 川原泉「真面目な人には裏がある」 [ハナログ] …と、これは編集がストップをかけるべきだったろうというあんまりなプロットも酷ければ、「BL小説をまとめて読んだから同性愛男性に対して寛容になった」(「レイプものAVを大量に見たからレイプ被害者の苦痛が理解できるようになった」というぐらいにトンチキな話のように思われます)と称しつつ、兄のパートナーの背後に「幻獣バジリスクが見える」と言ってみたり、「ホモ判定実験」なるものを面白半分に実施してみたりする偏見まみれのヒロインに対して、「同性愛に対
先日のエントリに潜水艦さんがコメントをされている。 http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/0d053fb1ea6c99d53b987bce4bfdcb3e 青狐お嬢、こっち気にしてるねぇ (潜水艦) 2008-05-28 07:37:51 http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20080528 気にいらん相手の話はみんな「レイシズム」になっちゃうみたいだねw お嬢は的確な指摘が出来ないとき、すぐに相手を「レイシスト!!」と叫びたがるみたいだね。女の子のヒスにも困ったもんだよね。 「(´へ`;ウーム 潜水艦さんによれば先日のエントリは「女の子のヒス」とのことです。ほとんど転載だけのこのエントリ、どこの部分がどう「ヒステリック」なのか、どの部分が「叫んだ」部分なのか、私には理解不能です。*1 そしてこの点が重要なのですが、仮に、青狐
※中学校や高校(最近は小学校も)に通う生徒達が、学校の公式サイトとは別に、 同じ学校に通う生徒間での交流や情報交換を目的に立ち上げた非公式なサイトのこと。 ほとんどがいわゆる「簡単作成サイト」で作られており、また使用されているハンドルネームも 本名・あるいは容易に本名が想像できるものが多く、発言内容も「放課後の教室」と揶揄される。 >>『学校裏サイトとは - はてなダイアリー』より引用 任天堂DS、年内に新型機 カメラ・音楽再生機能追加という記事が話題。飛ばし記事だからアテになるかわからんけど。 これを受けてのid:medtoolzさんとid:kanoseさんのtwitterでの会話が非常に興味深かった。 @kanose 「子供達だけに通用する」「カメラを備えた」「相互に情報をやりとりできる」道具といえば、「いじめ」以外の用途がちょっと思いつかないですよね。。。 Twit
UGSF(United Galaxy Space Force,銀河連邦宇宙軍)は、ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)のゲーム内に共通して登場する架空の軍隊であり、これが登場する一連のゲームを指すシリーズ名である。 初出は1984年『ギャプラス』で出てきた「銀河連合軍」である。続く1985年の『スターラスター』で「銀河連邦軍」となり、ギャプラス続編となる1988年『ギャラガ'88』では「銀河連邦軍」。1990年の国際花と緑の博覧会に出展されたアトラクション『ギャラクシアン3』で「銀河連邦防衛軍」。1991年の『スターブレード』で「UGSF(「銀河連邦宇宙軍」の英訳)」。1992年の『ギャラクシアン3』アミューズメント施設版では「銀河連邦宇宙軍」と変遷していき、当初は同一世界観の続編でありながら表記揺れが多く見られた。 しかしこれに続く1994年の『サイバーコマンド』では「UGSF
先輩の先生から聞いた話。 「生命尊重の教育」の一環として、ウサギについて調べ、学校のウサギの飼育環境を改善しよう、という学習を行ったそうです。 で、色々調べた末にわかったのが、 「学校はウサギを飼うには向いていない」 だった、という……。 なんでこんな話を書くかというと、考えさせられる記事を読んだので。 「シートン俗物記」ブログ様、“いのちの奪い方”。 ずっと昔のことだ。子供相手のボランティアをやっていた時のこと。ある時、キャンプを行って、その夕食時にニワトリをシメて料理することになっていた。(略)「子供たちにたべる事の大事さを伝える」授業の一環として行ったものだ。 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080528/1211963763 で、保護者は口では「命の教育」に積極的なことを言うものの、いざ解体しようという段になると皆尻込みしてしまい、結局、大学生であ
福田首相の決断を評価したいと思います。米中ロが参加していないとはいえ、これは対人地雷禁止に続いて重要な一歩と言うべきでしょう。 核拡散の防止に関しては、日本も被爆国としてそれなりに存在感がありますし、対人地雷については除去技術などの面で各地で貢献しています。今回のクラスター爆弾禁止に関しては、対人地雷禁止の時と同様に慎重姿勢だったのを歯痒く思っていましたが、イギリスが態度を変えるなどの経緯もあって、同意することができて本当によかったと思います。こうした機会をしっかり掴まえて、着実に非人道的兵器の禁止を広げ、さらには地域的な軍縮につなげてほしいものです。 えーと、「クラスター弾を取り上げられて日本は丸腰だ」みたいな事を言う人があるようですが、あんだけ国際的な非難が広がってりゃどうせ遠からず使いものにならなくなってたと思いますけどね。なんだかんだ理由をつけて結局武器を手放したくないってだけで、
クラスター爆弾禁止条約の採択に対して軍事的合理性の点から文句を言っても仕方がありません。 なぜならば、人類が築き上げてきた国際社会においては国際人道法に見られるように軍事的合理性より人道主義の方が優先されるから。 さらに言ってしまえば軍人の都合より市民の都合の方が優先されるから。 この理屈からは優秀な面制圧兵器であっても結果的に不発子爆弾が市民に深刻な被害を与えてしまうクラスター爆弾は禁止される方が妥当というもの。 軍事的合理性より人道主義が優先される以上、人道主義の方で出された結論に軍事的合理性の点から文句を言っても無意味。それが国際社会の現実であり、それに対して軍事的合理性を主張して悲壮感に浸り嘆く方がナイーブ。(駄目と分かっていてもやってしまう体言止めの連続使用) そして、軍事的合理性より人道主義を優先するのは人類社会的には正しいのです。 仮に人道主義より軍事的合理性を優先するならば
複雑な事情から、俺んちでEU圏某国の学生の滞在を引き受けることになった。彼は20代前半で、子供の頃から日本のアニメや漫画にどっぷりはまって、それが興じて日本語が達者になったという典型的な経歴の持ち主。滞在中、所用で俺んちに県議会議員をやってる叔父がやってきて、俺を含めた三人で世間話をする機会があった。 とにかく彼は、あこがれの秋葉原に繰り出して早朝から夜まで堪能するなど大満足の日々で、このまま日本に帰化しようかなどと半分本気で言い出すくらいの常時ハイテンション。当然ながらそのすばらしさを叔父にも力説し、日本が自分にとっていかに魅力的な国なのかを喜色満面に語るのだが、そんなコンテンツを数多く抱える日本は素晴らしいという彼に対して、叔父の一言で彼のテンションは急激に下がった。 「アニメとか漫画とかゲームとか、そういったものは所詮はサブカルチャーだ。君が熱中した何とかというゲームソフト(メタルギ
web 発狂小町ことid:komachimaniaさんの閉鎖宣言に対して様々な声が寄せられている。その中で二つほど、気になったエントリに対して言及をしてみます。結論は無くて取り敢えず思ったことをつらつらと。 ◆発狂小町とはてなブックマークの「近さ」について最初、この話を聞いた時はこのまままとめサイトを続けてもらった方が読売新聞にとっても良かったんじゃないかなーっと思ったのですが、ちょっと考えるうちに、この読売新聞側の判断は発言小町というコミュニティに自分のコミュニティが外部からおもしろおかしくまとめられているということを気づかせないための措置なのではないかと思うようになってきました。発狂小町の閉鎖は発言小町というコミュニティを存続させるための読売新聞の決断なのではないか - Future Insight私は、komachimaniaさんの発言をはてなブックマークで見つけたときに即座に「失言
岡田斗司夫が自身のお仕事人生について夜半まで語りまくる「遺言」イベントもとうとう第六章。そして、ついに完結となった。いや、岡田も言ってたが、本当にこのイベントが終わる前に本人が死ななくて本当に良かった。 前回の「あとは落ち葉広いのようなもの」との言葉通り、今回は没企画についての紹介がメインだったのだが、当然ながら知らないことばかりで面白かった。岡田の日記や同人誌で目にして以来、非常に気になっていた幻の「トップをねらえ!2」岡田版エンディングについてもきちんと聞くことができ、大満足の一夜だった。 例によって、今回も自分用のメモとしてまとめ記事をアップする。いつもながら、括弧内は私の勝手な感想なのだが、それ以外についても私の主観が入っているのでそのつもりで。 <今後のイベントについて> ○ とうとう「遺言」イベントも第六回になってしまった。今日で終わらせるぞ!予備日として来月もロフトプラスワン
(6日注記)エントリ本文の一部を削除しました。※結局はまた同じ話の繰り返しというか、どうしてもトリアージから「ホロコースト」や「全体主義」について語りに入らないと気が済まない人たちなんだなあと・・・。自分はもう本題には何の興味もなくて(だって彼らの言い分が「電波」でしかないのは明らかだし)、むしろ、何が彼らをそこまで頑なにさせているのか? についての関心の方が大きくなっていますねえ。2008年05月31日 NOV1975 議論 いい加減構図も見えてきたから、歩み寄るか、諦めるか、徹底抗戦か選ばないとダメだと思うな。http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080531/p1そこですが、id:Apemanさんはいまだに、2008年05月31日 Apeman せめて同じことを福耳先生にも言ってみせるんなら、まともに相手
止まらぬ血税の無駄遣い…国交省関東「道の相談室」 民主党の菅直人代表代行も無駄遣い追及のため訪れた国交省関東地方整備局。ヤミは深い 国交省関東地方整備局にある「道の相談室」の平均受付件数(2007年度)が、1日あたり14.8件しかないことが31日、分かった。単純計算すると、日中担当者1人当たりの処理件数はわずか2件にも満たない。ほとんど利用者がいなかった関西地区の相談室は世論の批判にさらされ3月に閉鎖しているが、関東では庁舎内に相談室を“温存”。今年度も道路特定財源の血税を使って、業務を継続しているのだ。 「道の相談室」は道路に関する苦情や意見を聴取するために設置。 電話、ファクス、電子メールで年中無休24時間体制で対応しているが、関東地方整備局によると07年度の相談件数は計5418件で1日平均約14.8件だった。 【国交省OBが役員】 この業務は国交省OBが役員を務める建設コンサルタント
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く