Teenage girl in school uniform standing by cherry tree, rear view 世田谷区の児童養護施設や里親のもとを巣立つ若者たちが、大学・専門学校に進学する場合に利用できる「月額3万円の給付型奨学金」をスタートさせる準備が整いました。「貸与型」と違い、「給付型」は返済の必要がありません。関係者から強い要望をいただき、2月2日午後の平成28年度(2016年度)一般会計予算案の記者発表で明らかにしました。 「せたがや若者フェアスタート事業」と名づけた支援策について、すでに「月額1万円」程度の低廉な家賃で区営住宅をシェアしてもらう「住宅支援」と、地域で仲間と集い交流することができる「居場所支援」を発表していましたが、これらに進学時の「給付型奨学金」が加わることになりました。ひとりあたり年間36万円になる奨学金の財源は、区の一般会計から5000
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