メディアで働く女性がセクハラを受けていた取材相手として、目立ったのは「警察」関係者だった。ネタを取るため、仕事のために、と気持ちに蓋をしていた女性たちが、いま、声を上げ始めた。 財務省前事務次官のセクハラ問題を受け、Business Insider Japanでは「緊急アンケート!メディアで働く女性たちへ。『なぜ私たちはセクハラに遭ったことを言い出せなかったのか』」と題したアンケート調査を行った(4月18日〜30日)。 回答を寄せてくれた人は122人、そのうちメディアで働く女性は110人だった。そのうち取材先や取引先からセクハラを受けたことが「ある」人は8割以上にのぼった。「その他」を選んだ人たちも上司や同僚など社内からのセクハラ被害にあっており、「ない」と回答した4人以外、つまりほとんどの女性が何らかのセクハラ被害を経験しているという結果だ。なぜメディアでセクハラ被害が起きやすいのか、そ