安倍晋三首相は11月30日、トランプ米大統領との会談の冒頭、11月の米中間選挙の結果について「(トランプ氏の)歴史的な勝利に対してお祝いを申し上げたい」と語った。だが、与党・共和党は下院で野党・民主党に逆転を許している。米国内では「歴史的な勝利」とは受け止められておらず、米メディアやツイッター上で大いに話題となっている。 首脳会談では、トランプ氏が安倍氏の9月の自民党総裁選について言及。「安倍氏はちょうど選挙で大勝利したところだ。彼は大量の得票差で勝利した」と褒めたたえた。安倍氏の「歴史的な勝利」発言はこのトランプ氏の発言の直後で、返礼の意味だったとみられる。 中間選挙は、上院で共和党が過半数を確保したが、下院は民主党が大幅に議席を増やして逆転した。CNNコメンテーターのアクセルロッド元大統領上級顧問が「安倍氏は中間選挙に関してきちんとした説明を受けていないか、トランプ氏の精神構造について
政治と経済 Lindsey Graham: "I've Seen No Evidence" Of Trump/Russia Collusion, But "Tons" Of Evidence Of Crimes Inside DOJ, FBI
◇企画主導はボストン・グローブ 大統領「我々は勝利する」 【ニューヨーク國枝すみれ】「ジャーナリストは敵ではない」--。全米の350紙以上の新聞社が16日付社説で一斉に、自身に批判的なメディアをフェイク(偽)ニュースと中傷するトランプ大統領を非難した。 企画を主導したのは、就任前からトランプ氏を厳しく批判してきた東部マサチューセッツ州の有力紙ボストン・グローブ。同紙は、トランプ氏が政権の政策を支持しないメディアを「国民の敵」と呼ぶことは「反米国的」とし、トランプ氏による「多くのウソの一つ」と酷評。全米各地の新聞に、報道の自由を守る戦いに加わるよう呼びかけていた。 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「自由な報道はあなた方(国民)が必要」と題した論説を掲載。「新聞のない政府か、政府のない新聞か、どちらかを選べといわれたら、迷わず後者をとる」と訴えたジェファーソン第3代大統領の発言を紹介し、「
ワシントン(CNN) 米下院情報委員会のニューネス委員長(共和党)が、トランプ大統領をマラー特別検察官の捜査から守るためには、共和党が中間選挙で下院過半数を維持する必要があると示唆していたことが10日までに分かった。米MSNBCテレビが資金集め集会での発言の「秘密録音」を入手したとして公開した。 ニューネス氏はこの中で、「セッションズ司法長官が捜査に復帰せず、マラー氏が大統領の嫌疑を晴らすつもりもないのであれば、残るのは我々だけだ」と発言。こうした状況は危険だとし、共和党は現有議席をすべて維持して「引き続き過半数を確保しなければならない」と主張している。 ニューネス氏は下院におけるトランプ氏の盟友で、民主党側からはロシア疑惑をめぐる捜査でトランプ氏の援護を図っているとの批判を浴びている。今回の発言からは、トランプ氏を特別検察官の捜査から守るため、共和党は中間選挙で過半数を維持する必要に迫ら
「保護貿易主義は有害だ。これは歴史の教訓でもある」。7月末の週末、ロッキー山脈の東麓に広がる米コロラドスプリングズ(コロラド州)で記者団を集めてこう発言したのは、全米有数の資産家として知られるチャールズ・コーク氏(82)だ。同氏は弟とともに1200億ドル(約13兆円)の資産を持ち、その規模は2人合わせればビル・ゲイツ氏すら上回る。自由経済を徹底して追求する「リバタリアン」としても知られ、共和党
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フィンランドの首都ヘルシンキで共同記者会見を終えたドナルド・トランプ米大統領(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2018年7月16日撮影)。(c)AFP PHOTO / Yuri KADOBNOV〔AFPBB News〕 米国のドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領がフィンランドの首都ヘルシンキの大統領宮殿で記者会見を開くのを世界が待つなか、頭上のバルコニーからは、記者たちが状況を説明する声が聞こえてきた。 ヘルシンキは過去にもサミットの開催地になった。 1990年に父親の方のジョージ・ブッシュ大統領とミハイル・ゴルバチョフ大統領が会談したのも、1997年にビル・クリントン大統領とボリス・エリツィン大統領が会談したのも、この街だった。 だが、今回のようなサミットはなかった。 「どっち側が花嫁でどっち側が花婿か分からないけれど、我々は結婚式にいるような感じが
(CNN) ロシアによる米大統領選介入疑惑を調べていた米下院情報特別委員会の共和党メンバーは12日、ロシアとトランプ陣営が結託していた証拠は見つからなかったとして調査打ち切りを表明した。民主党の委員はこれに強く反発している。 同委員会で調査を主導していた共和党のマイク・コナウェイ議員は、ロシア疑惑にかかわる聞き取りが完了したと発表。共和党の委員が作成した150ページの報告書案を、13日朝に民主党委員に提示すると述べた。 コナウェイ氏らは、ロシアが混乱を招く目的で大統領選に介入したことを認める一方、トランプ氏に肩入れしようとした形跡はないと主張。トランプ陣営のメンバーとロシア関係者との「不適切な会合」は「判断ミス」か、「偶然同じビルに居合わせた」だけだとする見解を示した。 ロシアがトランプ氏を支援するために介入したという米情報当局の結論とは、真っ向から対立する見解だ。 トランプ氏はツイッター
ワシントン(CNN) 米連邦捜査局(FBI)がロシアによる大統領選介入疑惑の捜査で職権を乱用したと共和党議員らが主張している問題で、下院情報委員会は29日、共和党のヌネズ委員長が「職権乱用」について書いたメモの公開を賛成多数で可決した。 情報筋によると、このメモは大統領選でトランプ陣営の外交顧問を務めたカーター・ペイジ氏に対し、FBIが行った捜査に関する内容。FBIが外国情報監視法(FISA)に基づく捜査令状を取る際、その根拠として民主党がまとめた反トランプ文書を使ったと指摘している。 この件にはローゼンスタイン司法副長官や、退任を表明したマケイブFBI副長官が関与したとも書かれているという。 同委員会の民主党トップ、シフ議員らは、メモの内容が偏っていると主張し、マラー特別検察官によるロシア疑惑捜査の信用低下を狙った動きだと批判してきた。 採決では共和党の委員が公開に賛成、民主党の委員が反
ドナルド・トランプ米大統領は近く、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長を指名する。過去8年にわたりFRBを批判してきた共和党にとっては、ようやく訪れた金融政策の方向性を変えるチャンスだ。だが、肝心のその方向性を巡り、共和党内で意見が割れている。
Republicans are beginning to talk of the possibility that President Trump could face impeachment after reports that he pressed ousted FBI Director James Comey to end an investigation of former national security adviser Michael Flynn. While Republicans are choosing their words carefully, the fact that impeachment is even being mentioned is notable in Washington’s polarized political environment. Re
いつまでトランプに従うのか(左はマイク・ペンス副大統領、右はポール・ライアン下院議長) Jim Lo Scalzo-REUTERS <司法妨害の証拠は出そろった。この一週間でトランプが自ら開陳してくれた。それでも、議会多数派の共和党が動かない限り、弾劾手続きは始らない> ドナルド・トランプ米大統領について書くのは大変だ。毎日のように問題を起こすので、追いつかない。最近はとくに極端だ。 ワシントン・ポスト紙は5月15日夜、トランプがホワイトハウスでロシア外相とロシア大使に国家の最高機密を漏洩した、とスクープした。翌16日には、ロシアとの関係について嘘をついたとして就任後すぐに大統領補佐官(安全保障担当)を辞任したマイケル・フリンに関し、トランプがFBIに捜査中止を要請したことも明らかになった。「いい人間なんだ」と、トランプは言ったという。 【参考記事】トランプ、最高機密をロシア外相らに話して
4月9日、米軍によるシリア空軍基地へのミサイル攻撃を巡るトランプ政権高官の発言に、対シリア政策の展望のばらつきが見られる。シリアのアサド大統領の退陣が米政権の目標なのかどうか、疑問が浮上している。写真左(トランプ米大統領)はワシントンで3日撮影、写真右(’アサド・シリア大統領)は2015年1月シリア国営通信が提供(2017年 ロイター) [ワシントン 9日 ロイター] - 米軍によるシリア空軍基地へのミサイル攻撃を巡るトランプ政権高官の9日の発言では、対シリア政策の展望にばらつきが見られ、シリアのアサド大統領の退陣が米政権の目標なのかどうか、疑問が浮上している。 米国は6日、シリア北部への化学兵器攻撃の拠点となったとされる空軍基地に対するミサイル攻撃を実施。マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)を含む複数の米当局者は、米国は必要な場合にさらなる措置を講じる用意があると表明した。
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