年の瀬も押し詰まった12月29日に、北朝鮮国内の取材協力者(20代の女性)から連絡があった。突然、街頭で大々的な「身なり検査」が始まったという。 「昨日から辻々に『糾察隊』が立って、服装や髪型の取締りを始めました。チョンパジ(ジーパン)、チョンデパジ(脚にぴったりした細身のズボン)、ピアス、女の子の『刀髪』(ポニーテール)が標的になっています。『糾察隊』はハサミを持っていて、『刀髪』はその場で切ってしまうそうです。一週間から三か月の労働鍛錬隊送りになるというので、びくびくしています。外出しないようにしている若い女性もいます」 ※「糾察隊」とは 服装や髪型、金日成バッジ装着などを点検する風紀検閲組織のことで、地域、職場、学校で人を選抜する。 なぜ、年末に突然の風紀取締りなのか。これは金正恩氏の「鶴の一声」によるものと思われる。12月24日付けの朝鮮中央通信は、労働党の末端組織の幹部を対象にし
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