4月に火災に見舞われたパリのノートルダム大聖堂。この再建のため、さっそくさまざまな建築デザインが提案されている。 ソーラーシステムで環境にやさしい建物 その中でも新たなデザインを提案して注目を浴びているのは、多くの受賞歴があり、パリを拠点に活動している建築家のVincent Callebaut氏だ。 デザインのタイトルは「Palingenesis」。これはギリシャ語の「再生」を意味する言葉が由来になっているという。Callebaut氏はこれまでとは異なり、自然に優しく、現代的な新しいノートルダム大聖堂のデザインを提案した。 そのデザイン案では、尖塔はなだらかなカーブを描き、徐々に垂直に伸びていく構造になっている。また大聖堂の屋根にはソーラーシステムが取り付けられ、さらに毎年21tもの果物や野菜を収穫できるスペースも設置したという。 そして消費するよりも、多くのエネルギーを大聖堂自身が生み出
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