ハイパーインフレーションに陥り、多くの国民が食べることにも困っているベネズエラで、大規模な反政府デモが起きた。 「出て行け!マドゥロ」と叫ぶ参加者 このデモが起きたのは1月23日(現地時間)、ベネズエラの街の通りには多くの群衆が集まり、1月10日に就任して2期目を迎えたニコラス・マドゥロ大統領の退陣を求めた。 その数時間前、野党リーダーのフアン・グアイド氏は、自らがベネズエラの暫定大統領だと宣言。その直後、アメリカのトランプ大統領は、グアイド氏が正式なベネズエラのリーダーであり、暫定大統領として承認すると声明を発表したという。 これに続き、カナダやブラジル、コロンビア、アルゼンチン、ペルーなどの周辺国もグアイド氏が暫定大統領であると承認する声明を発表したそうだ。 その後、ベネズエラ全土で大規模な反政府デモが行われ、首都カラカスに集まった群衆もマドゥロ大統領退陣を求めて「出て行け!マドゥロ」