学生らが電子書籍の教科書のどのページをどう読んだかなど細かい利用実態を「ビッグデータ」として収集・分析し、大学教育などに役立てるサービスを、京セラ丸善システムインテグレーション(東京)が開発した。大学側はデータをもとに学生の理解度などを把握し教育内容の改善に生かせる。 同社は電子書籍配信プラットフォーム「BookLooper(ブック・ルーパー)」を開発し、すでに約30の大学などで導入済みだ。 このプラットフォームでは、学生はタブレット端末などを使って、配信される電子教科書や講義資料などのコンテンツを閲覧できるほか、検索▽マーカー▽メモ-などの機能が使える。 大きな特徴は「データ収集」だ。学生の電子教科書の利用データはサーバー側に随時送信され、利用ユーザー数、ページ閲覧時間、マーカーが引かれたりブックマークが付けられたりした個所などが記録される。 これらの「ビッグデータ」を解析し数値やグラフ
2015年5月、湘南モノレールの売却が報じられました。モノレールの製造会社と系列会社が保有する株式を、交通機関の運行を手がける会社に譲渡する形です。かつてモノレールは「新しい交通機関」として世界で注目され、日本の大手企業も参入。湘南モノレールも同様に「三菱の実験線」的な側面があります。しかしその背景を探ると、モノレールの長所と短所が見えてきました。 戦後、世界が注目した交通機関 モノレールは「1本のレール」という意味です。2本のレールに対して、1本のレールで運行します。そのルーツは1824年にイギリスで開業した貨物路線で、木製のレールに車両が跨がり、馬で引いたそうです。1888年にはアイルランドで跨座式(レールにまたがるタイプ)の蒸気機関車を使った路線が開業しました。また1901年にドイツのヴッパタールで懸垂型(レールからぶら下がるタイプ)のモノレール路線が開業し、現在も運行されているそう
三菱重工業は子会社である湘南モノレールについて、全株式の譲渡を発表しました。譲渡先はみちのりホールディングスです。 三菱グループによって設立された湘南モノレール 2015年5月22日(金)、三菱重工業は同社が55.2%出資している湘南モノレールの全持ち株について、株式会社みちのりホールディングス(東京都千代田区)に譲渡することを発表しました。 三菱重工業によると「経営資源をコア事業に集中するためにグループ会社の再編などを進めている当社と、地域交通事業の活性化に取り組むみちのりホールディングスの思いが一致」したことによるといいます。 広島県にある三菱重工業の工場で製造された湘南モノレール5000系車両(2007年3月、恵 知仁撮影)。 湘南モノレールは、湘南地域の住宅開発に伴ってその交通利便性向上を目的に三菱重工業と三菱電機、三菱商事などによって1966(昭和41)年に設立されました。車両に
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