ピーチの飛行機が那覇空港で間一髪、重大事故を免れたという報道があちらこちらでされています。 危機一髪とか、間一髪とか、そういう表現は、航空業界には適しているのかなあと私はときどき思うのですが、なぜなら、電車だったら何らかの事情で運転士が手を放しても自動的に止まればよいのですが、飛行機の場合は、運転士が手を放しても止まることはできませんから、私は、飛行機の運航は常に危機一髪の状況にあると思っています。これはバスも同じで、走行中のバスの運転士が注意をそらした瞬間に大事故につながるわけですから、常に危機一髪の状況にあって、事業者はそういう認識なんですね。 ピーチはLCCですから、新興の格安航空会社です。 一般の皆様や報道関係者の方々も、まずここに注目していると思います。 そして、「だから」とか、「やっぱり」とかいう冠詞を付けて物事を考えるのではないでしょうか。 今回の報道でもそのような