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ブックマーク / odamitsuo.hatenablog.com (135)

  • 出版状況クロニクル167(2022年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム

    22年2月の書籍雑誌推定販売金額は1079億円で、前年比10.3%減。 書籍は677億円で、同5.7%減。 雑誌は402億円で、同17.0%減。 雑誌の内訳は月刊誌が335億円で、同18.8%減、週刊誌は67億円で、同6.4%減。 返品率は書籍が29.5%、雑誌は39.8%で、月刊誌は38.9%、週刊誌は43.7%。 雑誌は6ヵ月連続二ケタマイナスで、コミックス売上の落ちこみが大きい。 書店売上も書籍、雑誌の定期誌はいずれも10%減で、今後の書店動向もコミックス売上次第という状況を迎えつつあると考えられる。 それもあって、1と2のコミック市場も注視すべきであろう。 1.『出版月報』(2月号)が特集「コミック市場2021」を組んでいる。 その「コミック市場全体(紙版&電子)販売金額推移」と「コミックス・コミック誌推定販売金額推移」を示す。 ■コミック市場全体(紙版&電子)販売金額推移(単位:

    出版状況クロニクル167(2022年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム
    Guro
    Guro 2022/04/01
    “5.トーハンとDNPは出版流通改革の一環として、東京都北区のDNP書籍流通センター(赤羽SRC)をトーハン桶川センター内へ移設し、桶川書籍流通センター(桶川SRC)とし、関連する取り組みを拡大する。”
  • 出版状況クロニクル166(2022年2月1日~2月28日) - 出版・読書メモランダム

    22年1月の書籍雑誌推定販売金額は853億円で、前年比4.8%減。 書籍は510億円で、同0.9増。 雑誌は343億円で、同12.3%減。 雑誌の内訳は月刊誌が275億円で、同14.4%減、週刊誌は67億円で、同2.3%減。 返品率は書籍が30.2%、雑誌は43.3%で、月刊誌は43.8%、週刊誌は41.0%。 書店売上は実質的に書籍もマイナスで、雑誌はコミックスが28%のマイナスとなり、 22年は1月から幸先がよくない。 取次POSレジ調査でも二ケタ減が3ヵ月続いている。 1.出版科学研究所による21年度の電子出版市場販売額を示す。 ■電子出版市場規模(単位:億円) 年20142015201620172018201920202021前年比 (%) 電子コミック8821,1491,4601,7111,9652,5933,4204114120.3 電子書籍192228258290321349

    出版状況クロニクル166(2022年2月1日~2月28日) - 出版・読書メモランダム
    Guro
    Guro 2022/03/03
  • 出版状況クロニクル165(2022年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム

    21年12月の書籍雑誌推定販売金額は1030億円で、前年比10.2%減。 書籍は541億円で、同2.0%減。 雑誌は489億円で、同17.8%減。 雑誌の内訳は月刊誌427億円で、同18.4%減、週刊誌は62億円で、同14.0%減。 返品率は書籍が30.0%、雑誌は38.5%で、月刊誌は37.2%、週刊誌46.2%。 雑誌売上の大幅なマイナスは前年同月に『鬼滅の刃』最終巻の初版395万部が発行され、『呪術廻戦』とともに、全巻が爆発的に売れたことによる反動である。 書店のコミックス売上は30%減とされている。 1.出版科学研究所による1996年から2021年にかけての出版物推定販売金額を示す。 ■出版物推定販売金額(億円) 年書籍雑誌合計 金額前年比(%)金額前年比(%)金額前年比(%) 199610,9314.415,6331.326,5642.6 199710,730▲1.815,644

    出版状況クロニクル165(2022年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム
    Guro
    Guro 2022/02/01
  • 出版状況クロニクル164(2021年12月1日~12月31日) - 出版・読書メモランダム

    21年11月の書籍雑誌推定販売金額は955億円で、前年比0.6%増。 書籍は542億円で、同11.0%増。 雑誌は412億円で、同10.4%減。 雑誌の内訳は月刊誌344億円で、同10.8%減、週刊誌は68億円で、同8.1%減。 返品率は書籍が33.6%、雑誌は41.3%で、月刊誌は40.7%、週刊誌44.2%。 書籍の2ケタ増は、前年同月の9.1%という大幅なマイナスに加え、10年ぶりの改訂『総合百科事典ポプラティア第三版』(ポプラ社、全18巻セット)が12万円で刊行されたことによっている。 雑誌は3ヵ月連続の2ケタ減で、定期誌、ムック、コミックスのいずれもが大きくマイナスである。 1.出版科学研究所による21年1月から11月にかけての出版物販売金額の推移を示す。 ■2021年上半期 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%

  • 出版状況クロニクル163(2021年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム

    21年10月の書籍雑誌推定販売金額は914億円で、前年比8.7%減。 書籍は514億円で、同4.1%減。 雑誌は399億円で、同14.0%減。 雑誌の内訳は月刊誌332億円で、同13.1%減、週刊誌は67億円で、同18.2%減。 返品率は書籍が32.8%、雑誌は43.9%で、月刊誌は43.4%、週刊誌46.3%。 雑誌のマイナスは大きく、返品率も高く、前年の『鬼滅の刃』の神風的ベストセラーの反動であろう。 だがさらなる問題は1月からの累計が1兆93億円、前年比0.4%減とマイナスに転じたことで、 コロナ巣ごもり需要はもはや見られず、21年の推定販売金額も前年マイナスが確実になったことだ。 1.『新文化』(11/8)が東京調布市の真光書店の矢幡秀治社長、日書連会長にインタビューしているので、それを要約抽出してみる。 * 20年4、5月の売上はコロナ禍の巣ごもり需要などにより、19年に比べ50

    出版状況クロニクル163(2021年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル162(2021年10月1日~10月31日) - 出版・読書メモランダム

    21年9月の書籍雑誌推定販売金額は1102億円で、前年比6.9%減。 書籍は659億円で、同3.8%減。 雑誌は442億円で、同11.1%減。 雑誌の内訳は月刊誌が372億円で、同12.1%減、週刊誌は70億円で、同5.6%減。 返品率は書籍が31.6%、雑誌は41.2%で、月刊誌は40.6%、週刊誌は44.0%。 前年のコロナ禍巣ごもり需要や『鬼滅の刃』の神風的ベストセラーの余波も止んだようで、 再び6月から前年比マイナスが4ヵ月にわたって続いている。 10月から緊急事態も蔓延防止処置も解除され、年末へと向かっていくが、果たしてどうなるであろうか。 1.出版科学研究所による21年1月から9月にかけての出版物販売金額の推移を示す。 ■2021年上半期 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%) 2021年 1〜9月計917,9

    出版状況クロニクル162(2021年10月1日~10月31日) - 出版・読書メモランダム
    Guro
    Guro 2021/11/01
  • 出版状況クロニクル161(2021年9月1日~9月30日) - 出版・読書メモランダム

    21年8月の書籍雑誌推定販売金額は811億円で、前年比3.5%減。 書籍は433億円で、同0.1%減。 雑誌は377億円で、同7.2%減。 雑誌の内訳は月刊誌が314億円で、同6.1%減、週刊誌は62億円で、同12.2%減。 返品率は書籍が37.4%、雑誌は43.6%で、月刊誌は43.6%、週刊誌は43.7%。 書店売上も厳しく、書籍、文庫、新書はいずれも10%減、ビジネス書は15%減、 雑誌も定期誌、ムックが10%減、コミックスも1%減で、『鬼滅の刃』ブームも終息しつつあるのだろう。 秋を迎え、出版業界はどこへ向かっていくのだろうか。 1.『日経MJ』(9/1)の2020年度「卸売業調査」が発表された。 そのうちの「書籍・CD・ビデオ部門」を示す。 ■書籍・CD・ビデオ卸売業調査 順位社名売上高 (百万円)増減率 (%)営業利益 (百万円)増減率 (%)経常利益 (百万円)増減率 (%

    出版状況クロニクル161(2021年9月1日~9月30日) - 出版・読書メモランダム
    Guro
    Guro 2021/10/01
  • 出版状況クロニクル160(2021年8月1日~8月31日) - 出版・読書メモランダム

    21年7月の書籍雑誌推定販売金額は820億円で、前年比11.7%減。 書籍は426億円で、同4.6%減。 雑誌は394億円で、同18.2%減。 雑誌の内訳は月刊誌が328億円で、同19.0%減、週刊誌は65億円で、同14.3%減。 返品率は書籍が41.4%、雑誌は43.9%で、月刊誌は43.3%、週刊誌は46.7%。 書店売上はコロナ禍と東京オリンピック開催もあり、全体的に低調で、学参や児童書はプラスだったが、コミックは『鬼滅の刃』の爆発的売れ行きも収まり、月刊誌の大幅なマイナスとなった。 いずれにしても、販売金額の大きなマイナス、高返品率を前提として、秋へと向かっていくことになろう。 1.『日経MJ』(8/11)の「第49回日の専門店調査」が出された。 そのうちの「書籍文具売上高ランキング」を示す。 ■ 書籍・文具売上高ランキング 順位会社名売上高 (百万円)伸び率 (%)経常利益 (

    出版状況クロニクル160(2021年8月1日~8月31日) - 出版・読書メモランダム
    Guro
    Guro 2021/09/01
  • 出版状況クロニクル159(2021年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム

    21年6月の書籍雑誌推定販売金額は996億円で、前年比0.4%減。 書籍は490億円で、同0.2%増。 雑誌は475億円で、同0.9%減。 雑誌の内訳は月刊誌が407億円で、同3.1%増、週刊誌は67億円で、同20.0%減。 返品率は書籍が39.0%、雑誌は41.2%で、月刊誌は40.2%、週刊誌は46.8%。 書店売上は書籍の9%減に見られるように、ほとんどのジャンルでマイナスとなっている。 雑誌のほうも定期誌、ムックがともに1%減で、コミックスは『進撃の巨人』最終巻、『呪術廻戦』『ONEPIECE』の新刊が出されたが、前年の『鬼滅の刃』には及ばす、前年並みとなった。 1.出版科学研究所による21年上半期の出版物推定販売金額を示す。 ■2021年上半期 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%) 2021年 1〜6月計644

    出版状況クロニクル159(2021年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル158(2021年6月1日~6月30日) - 出版・読書メモランダム

    21年5月の書籍雑誌推定販売金額は775億円で、前年比0.7%増。 書籍は420億円で、同0.9%減。 雑誌は355億円で、同2.6%増。 雑誌の内訳は月刊誌が290億円で、同1.1%増、週刊誌は65億円で、同9.5%増。 返品率は書籍が37.5%、雑誌は44.3%で、月刊誌は44.5%、週刊誌は43.2%。 月刊誌はコミックスの伸びが止まり、『鬼滅の刃』に代わる超ベストセラーが出てこないかぎり、マイナス基調へと戻っていくだろう。 週刊誌のプラスは近年になかったことだが、コロナによる休刊などによるもので、前年の発行部数と販売金額が大きなマイナスだったことから生じたものである。 売上が伸びているのではなく、マイナスは続いている。 ただ今回の緊急事態宣言は実売に大きな影響はなかったと伝えられている。 1.2016年から19年にかけての「出版社の実績」を示す。 ■出版社の実績(単位:百万円) 出

    出版状況クロニクル158(2021年6月1日~6月30日) - 出版・読書メモランダム
    Guro
    Guro 2021/07/01
    (今月号は読む意味があったように思う)
  • 出版状況クロニクル157(2021年5月1日~5月31日) - 出版・読書メモランダム

    21年4月の書籍雑誌推定販売金額は1073億円で、前年比9.7%増。 書籍は581億円で、同21.9%増。 雑誌は492億円で、同1.8%減。 雑誌の内訳は月刊誌が420億円で、同0.7%減、週刊誌は72億円で、同8.2%減。 返品率は書籍が27.5%、雑誌は40.3%で、月刊誌は39.3%、週刊誌は45.3%。 4月の大幅なプラスは前年同月が11.7%減、書籍に至っては21.0%のマイナスであったことが大きく影響している。その反動として書籍の21.9%増があるわけで、書籍の店頭売上も14%増となっている。 しかしこの出版科学研究所のデータは取次出荷金額から書店の取次への返品金額を引いたもので、あくまで実売金額ではないことに留意されたい。 それでも2020年のGDPが4.6%減、21年1月から3月のGDPが5.1%減とされていることからすれば、出版物はまだ健闘しているというべきかもしれない

    出版状況クロニクル157(2021年5月1日~5月31日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル156(2021年4月1日~4月30日) - 出版・読書メモランダム

    21年3月の書籍雑誌推定販売金額は1529億円で、前年比6.5%増。 書籍は970億円で、同5.9%増。 雑誌は559億円で、同7.7%増。 20年12月から4ヵ月トリプル増で、かつてないプラスが続いている。 雑誌の内訳は月刊誌が478億円で、同10%増、週刊誌は81億円で、同4.1%減。 返品率は書籍が24.9%、雑誌は38.8%で、月刊誌は38.2%、週刊誌は42.1%。 書籍のプラスは大部数の文庫が多かったこと、改訂新版が相次ぐ中学学参などで送品ボリュームが増え、出回り金額が同5.0%増となり、返品率が改善されたことによっている。 雑誌も週刊誌以外は返品率の改善と『呪術廻戦』や『怪獣8号』などのヒットが続き、『鬼滅の刃』による激増ほどではないにしても、プラスとなっている。 だが店頭売上はコミックを除くと、書籍も定期誌もムックもマイナスである。 送品と実売のギャップは5月以後、どうな

    出版状況クロニクル156(2021年4月1日~4月30日) - 出版・読書メモランダム
    Guro
    Guro 2021/05/07
  • 出版状況クロニクル155(2021年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム

    21年2月の書籍雑誌推定販売金額は1203億円で、前年比3.5%増。 書籍は718億円で、同0.6%増。 雑誌は484億円で、同8.0%増。 20年12月、21年1月に続く3ヵ月トリプル増で、かつてない連続プラスとなっている。 雑誌の内訳は月刊誌が412億円で、同11.5%増、週刊誌は72億円で、同8.4%減。 返品率は書籍が29.7%、雑誌は37.4%で、月刊誌は36.1%、週刊誌は44.0%。 雑誌のうちの月刊誌の好調は前月に続いて『呪術廻戦』の既刊、『鬼滅の刃』の全巻、『ONE PIECE』の新刊などのコミックスの売れ行きによるものである。 だが週刊誌と同様に、定期誌とムックは相変わらずマイナスが続いている。 書籍は芥川賞の宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)が45万部に達し、児童書の好調さと相俟って、書籍のプラスの要因となっている。 1.『出版月報』(2月号)が特集「コミック市

    出版状況クロニクル155(2021年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル154(2021年2月1日~2月28日) - 出版・読書メモランダム

    21年1月の書籍雑誌推定販売金額は896億円で、前年比3.5%増。 書籍は505億円で、同1.9%増。 雑誌は391億円で、同5.7%増。 前月の20年12月に続くトリプル増である。 雑誌の内訳は月刊誌が321億円で、同8.9%増、週刊誌は69億円で、同7.2%減。 返品率は書籍が31.9%、雑誌は42.3%で、月刊誌は42.2%、週刊誌は42.5%。 月刊誌の大幅プラスはコミックス『呪術廻戦』(集英社)、『進撃の巨人』(講談社)、『鬼滅の刃』(集英社)の爆発的売れ行きによるものだが、返品率は書籍よりも高く、週刊誌とともに高止まりしている。 コミックスの書店店頭の売上は30%増で、20年10月からのアニメ放送の『呪術廻戦』はシリーズ累計で3000万部を突破したようだ。 20年に続き、コロナ禍の中でも、販売状況はコミックス次第ということになるのだろうか。 1.出版科学研究所による20年度の電

    出版状況クロニクル154(2021年2月1日~2月28日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル153(2021年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム

    20年12月の書籍雑誌推定販売金額は1148億円で、前年比8.3%増。 書籍は552億円で、同8.3%増。 雑誌は596億円で、同8.3%増。 かつてないトリプルの8.3%増である。 雑誌の内訳は月刊誌が523億円で、同11.2%増、週刊誌は73億円で、同8.7%減。 返品率は書籍が29.9%、雑誌は35.7%で、月刊誌は34.2%、週刊誌は44.8%。 書籍は前年同月が13.1%減という大幅マイナス、及び返品の大きな改善によりプラスとなり、雑誌はひとえに『鬼滅の刃』最終巻の初版395万部、そのスピンオフ作品『鬼滅の刃 外伝』初版100万部の爆発的売れ行きに負っている。 このかつてないトリプルの8.3%増は21年の幸先となるか、それとも仇花なのか、それが問われていくことになろう。 1.出版科学研究所による1996年から2020年にかけての出版物推定販売金額を示す。 ■出版物推定販売金額(億

    出版状況クロニクル153(2021年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル152(2020年12月1日~12月31日) - 出版・読書メモランダム

    20年11月の書籍雑誌推定販売金額は949億円で、前年比5.6%減。 書籍は489億円で、同9.1%減。 雑誌は460億円で、同1.7%減。 その内訳は月刊誌が386億円で、同2.1%減、週刊誌は74億円で、同0.5%増。 返品率は書籍が34.3%、雑誌は38.9%で、月刊誌は37.9%、週刊誌は43.4%。 コロナ禍の中にある出版物推定販売金額は見えにくい。それは出版科学研究所の出版物推定販売金額が、取次出荷金額から返品金額を引いたものであることに加え、まさに干天の慈雨ともいうべき『鬼滅の刃』が重なっているからだ。 それに11月は書店の開店閉店がいずれも15店で、近年では少なく、TSUTAYA桑名店の600坪という大型店の閉店はあっても、ナショナルチェーンの大型店の出店はない。 これらの動向も21年へとつながっていくのだろう。 1.出版科学研究所による20年1月から11月までの出版物販売

    Guro
    Guro 2021/01/02
    (もう読まないな…)
  • 出版状況クロニクル151(2020年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム

    20年10月の書籍雑誌推定販売金額は1000億円で、前年比6.6%増。 書籍は536億円で、同14.0%増。 雑誌は464億円で、同0.8%減。 その内訳は月刊誌が382億円で、同0.5%増、週刊誌は82億円で、同6.4%減。 返品率は書籍が32.2%、雑誌は41.3%で、月刊誌は40.6%、週刊誌は44.1%。 書籍は出回り金額の6%増、送品ボリュームの多量さ、返品率の大幅改善、前年の台風と消費税増税による売上不振の4つの要因が相乗し、近来にないプラスとなった。 書店店頭売上も書籍は6%増、児童書は『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(集英社みらい文庫)のヒットで11%増、ビジネス書は『人は話し方が9割』(すばる舎)などで8%増。 雑誌は映画で大ヒットの『鬼滅の刃』全22巻が10月も爆発的に売れ、40%増。 コロナ禍と『鬼滅の刃』の大ベストセラー下の10月送品、販売状況ということになろう。

    Guro
    Guro 2020/12/01
  • 出版状況クロニクル150(2020年10月1日~10月31日) - 出版・読書メモランダム

    20年9月の書籍雑誌推定販売金額は1183億円で、前年比0.5%増。 書籍は685億円で、同0.3%増。 雑誌は498億円で、同0.8%増。 その内訳は月刊誌が423億円で、同3.6%増、週刊誌は74億円で、同12.7%減。 返品率は書籍が31.7%、雑誌は37.5%で、月刊誌は36.5%、週刊誌は42.4%。 書籍は池井戸潤『半沢直樹 アルルカンと道化師』(講談社)初版30万部を始め、馳星周『少年と犬』(文藝春秋)、『会社四季報 業界地図2021年版』(東洋経済新報社)などがヒットし、さらに返品減が加わり、微増となった。 雑誌は『鬼滅の刃』(集英社)の売れ行きは落ち着き始めたが、『ONE PIECE』『キングダム』『SPY×FAMIRY』(いずれも集英社)や『進撃の巨人』(講談社)などの新刊が続き、返品も大きく改善し、プラスとなった。 1.出版科学研究所による20年1月から9月にかけての

    Guro
    Guro 2020/11/09
    “この問題が政治マターとされていることを伝えた。そうして水面下で延長化の動きが進められていたようだが、どうも実を結ばなかったと伝えられている。”
  • 出版状況クロニクル149(2020年9月1日~9月30日) - 出版・読書メモランダム

    20年8月の書籍雑誌推定販売金額は840億円で、前年比1.1%減。 書籍は433億円で、同4.6%増。 雑誌は40億円で、同6.5%減。 その内訳は月刊誌が335億円で、同6.8%減、週刊誌は71億円で、同5.1%減。 返品率は書籍が37.2%、雑誌は40.1%で、月刊誌は39.9%、週刊誌は40.8%。 書籍のプラスは前年が13.6%減だったことと、返品の改善によるが、雑誌のマイナスはコミックスの伸びが止まり始めたことや、女性誌部数減が大きな要因となっている。 それらに加え、8月は土曜日がすべて休配、取次返品稼働日数が前年よりも5日少なかったことも影響している。 *なお2021年3月31日に消費税転嫁特別措置法が失効し、出版物にも適用されていた消費税別価格表示の特別措置の終了が予定されている。それに伴い、総額表示義務が適用される。 これをめぐって、書協、雑協は財務省に特別維持を求めている

  • 出版状況クロニクル148(2020年8月1日~8月31日) - 出版・読書メモランダム

    20年7月の書籍雑誌推定販売金額は929億円で、前年比2.8%減。 書籍は447億円で、同7.0%減。 雑誌は481億円で、同1.4%増。 その内訳は月刊誌が405億円で、同5.7%増、週刊誌は76億円で、同16.5%減。 返品率は書籍が40.2%、雑誌は37.5%で、月刊誌は36.6%、週刊誌は41.9%。 月刊誌の増加は前月と同じくコミックの貢献で、『鬼滅の刃』(集英社)21巻の初版が300万部刊行されたことによっている。 まさに今月だけでなく、今年は『鬼滅の刃』様々であるけれど、いつまで続くのか。そして来年も同じようにヒットするコミックが生まれるかどうか、『SPY×FAMILY』(集英社)がそのヒット作にまで育つだろうか。 1.『日経MJ』(8/5)の「第48回日の専門店調査」が出された。 そのうちの「書籍・文具売上高ランキング」を示す。 ■ 書籍・文具売上高ランキング 順位会社名

    Guro
    Guro 2020/09/01