今日4月23日、NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀に、本屋の店主岩田徹さんが登場していた。 自分のプロフィールや感じたこと、経験したことなどを記入したレポートを送ると、1万円分の本を岩田さんが見繕ってまとめて送ってくれるという「1万円選書」の話。 親の後をついだ書店が普通の経営では立ち行かないことから、「どんな本が売りたいんだ?」と問い続けた結果たどりついたのがこのサービスだという。 問屋(正確には取次店。本屋は仕入れをして売った差額を儲けにするのではなく、出版社から預かった本を売って、一定割合をいただくしくみだから。)が送って来る本をそのまま並べるのをやめ、進めたい本を選んで注文し、書評や推薦文を書いたりして売ろうとした。 これもうまくいかなかったある日、先輩に相談したら、その人は1万円を差し出し、これでおれが面白いと思う本を選んでくれと言った。一生懸命選んだら喜んでくれた。それが1