新型コロナウイルスによる感染症の広がりにより、リモートワークの必要性が急遽クローズアップされています。 とはいえ、業務に必要なシステムをクラウド上に構築し、場所を選ばずに業務を継続できる環境をすでに整備できているという企業は、まだまだ少ないのが現実ではないでしょうか。社内ネットワーク上に業務システムが構築されている場合、とにもかくにも社内ネットワークにリモートから接続できないことには始まりません。そんな理由で、急遽リモートワーク用のVPN環境を整備することになった、社内情シス担当の方も多いのではないのでしょうか(ご苦労さまです…)。 今回は、最近Linuxカーネルにマージされたことでも話題となっているWireGuardを用いて、VPNサーバーを構築する方法を紹介します。 WireGuardとは WireGuardとは、Linuxのカーネルモジュールとして動作するオープンソースのVPN実
Windows 10に「WSL(Windows Subsystem for Linux)」をインストールすると、Linux向けのプログラム(バイナリファイル)をそのまま実行できるようになる。WSLのインストール方法や活用については、以下のTIPSなどを参照していただきたい。 この方法でインストールされるLinuxは、デフォルトでは、何もローカライズされていない英語版だ。英語版だと、メッセージやマニュアル(ヘルプ)などが全て英語となる。日本語Windows 10で使うなら、日本語化されたLinuxの方が使いやすいだろう。それには、Linuxの「ロケール(言語設定)」やマニュアルドキュメントなどを日本語化しておけばよい。 本TIPSでは、WSLのUbuntuを日本語化する方法についてまとめておく。Debianの日本語化については以下のTIPSを参照していただきたい。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 6月8日に幕張メッセで開催されたInterop 2016でLinuxOSで最大のシェアを持つUbuntuの開発元であるCanonicalの創業者Mark Shuttleworth氏にインタビューした。Ubuntuは、CloudやOpenStackの環境においてAmazon Web Services(AWS)のマシンイメージとして70%、Microsoft Azure上のLinuxインスタンスの80%、Dockerのイメージの70%、そしてOpenStackにおいても65%(100ノード以上の大規模システムの中のシェアであり全デプロイの中だと51〜55%)程度というシェアを持つ。キーノートの後に混雑するCanonicalブースの一角という
こんにちは。斎藤です。 手元でちょちょいと作ったプログラムや、 init スクリプトの無いOSSを daemon として動作させ続けたい事、ありませんか?そんなときに便利なのが Upstart です。daemontoolsの代わりとしても使えます。 今回は設定方法を中心に、解説していきます。 ※CentOS 6.3 (x86_64) で検証しています はじめに Upstart とは何か UpstartのWikiによると、"/sbin/init"デーモン(例えばSysVinit)を置き換えるものであり、イベントベースでタスクやサービスを起動・停止できるようにしたものである、と述べられています。また、特徴として、SysVinitと比べ「設定が簡単」「起動が早くなる」などが挙げられています。 Upstart のメリット 3つのメリットがあると、私は考えています。 起動・終了制御が容易 仮にABE
Javaアプリをstart-stop-daemonを利用してデーモン化する際のメモです。 Ubuntuの起動スクリプトの書き方は Linux Standard Base Core Specification 4.1 の VIII. System Initialization に則って記述されます。 [bash] #!/bin/sh # path is `/etc/init.d/java-app’ ### BEGIN INIT INFO # Provides: java-app # Default-Start: 2 3 4 5 # Default-Stop: 1 # Short-Description: Start java-app daemon ### END INIT INFO PATH=/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/sbin:/bin:/usr/sbi
ufw(Uncomplicated FireWall)は、Ubuntuで標準的に利用できる、「iptablesを簡単に設定するツール」です。ufwを利用することで、「外部からの接続は基本的に受け付けない」「sshだけは許す」などといった設定を、iptablesにくらべて格段に少ない操作で実現できます。 今回と次回の2回にわけて、ufwを使って、サーバーなどの設定を簡単に行うレシピを紹介します。 ufwの基本 ufwは、Canonicalの社員であり、Ubuntuのセキュリティ関連モジュールやセキュリティアップデートを主に担当しているJamie Strandboge氏が中心になって開発している、「iptablesのフロントエンド」となるツールです[1]。Ubuntuには8.04で取り込まれています。過去に本レシピでも、第45回でごく軽く内容を紹介しています。 今回はコマンドラインか
先週に引き続き、今回もufwを使いこなすためのレシピを紹介します。今回は実践編となりますので、先週の基礎操作編とあわせて利用してください。 特定のIPアドレスからの接続を許可する ネットワークの構成上、「このIPアドレスからの接続は安全であると仮定してもいい」(そこには自分が普段使うマシンしかない)といったこともあるでしょう。このような場合は、次の構文を用います。 $ sudo ufw allow from 192.168.254.0/24 この設定は、「192.168.254.*に属するホストからのすべての通信を許す」というものです。個別のホスト単位にしたい場合は、次のようにIPアドレスを指定してください。以下では、192.168.254.10からのすべての通信を受け付けるように設定しています。 $ sudo ufw allow from 192.168.254.10 さらに、以下
AzureWave AW-NB136NF (SDIO, Half Size PCI Express Card Form Factor) Broadcom BCM43142; 802.11a/b/g/n+Bt 4.0 搭載されているCeleron N2806はCeleronの名前を与えられていますが、SoCとしてはBay Trail-Mで、タブレットに搭載されているAtom Z36xx/Z37xxシリーズと同じチップです。販売領域が異なるのでAtom ZではなくCeleron Nのシリーズ名を与えられているだけで、コア数や周波数、各種インターフェースなどが異なるバリエーション製品です。 端的には、「Atom搭載Windowsタブレットから、液晶とバッテリーを除去したもの」という構成だと思って良いでしょう。 ECS LIVAは、出荷ロットによってSoCや搭載メモリ・ストレージなどは拡張されて
人生というドラマにおいて、Linuxサーバーを用意しなければ幕が下りてしまう展開にいきなり遭遇するかもしれません。今回は、そんなシーンが訪れても慌てなくてすむように、Ubuntu Serverをインストールするいくつかの方法を紹介します。 Ubuntu Server UbuntuはともすればデスクトップOSと見られがちですが、サーバーにも力を入れています。 ベースとなったDebianが世界でもっとも使われているLinuxウェブサーバーであり、最近とみに話題なARMサーバーやOpenStackにも対応していること、LTSという5年間サポートするリリースが2年に一度リリースされることから、デスクトップと同様に採用事例を増やしてきました[1]。 サーバー版といってもデスクトップ版と同じリポジトリを使用するため、使われるソフトウェアはデスクトップ版と変わりありません。Ubuntu 11.04から
Netatalk 3.0がリリースされました。 Netatalk 2.xからの変更点は、次のwebページをご覧下さい。 Chapter 4. Upgrading from Netatalk 2 次のステップで、netatalk 3.0をdebianパッケージ化して、Ubuntu 10.04にインストールしました。 Netatalk 3.0のDebian化 (.debパッケージを作る) ビルド インストール 私は、Debianの開発者ではないので、Debian化の行程は正確ではないかも知れません。でも、.debパッケージはうまく動いている様です。何かコメントがあれば、ご記入をお願いします。 この記事を書くにあたり、次の様にプロンプトを記載しています。プロンプトの指定が無い場合、どこで作業しても問題ありません。 [work dir]$ … “~/work/netatalk/netatalk_3
英Canonicalは2月10日、企業ユーザー向けデスクトップ環境「Ubuntu Business Desktop Remix」の初期版を公開した。Ubuntu 11.10をベースに企業や政府組織に向けたカスタマイズを加えたものとなる。 Ubuntu Business Desktop Remixは、企業や政府組織での利用に向けてカスタマイズを加えたUbuntuデスクトップ環境。Ubuntuの使い勝手はそのままに、音楽プレーヤーやゲームといった「コンシューマ向け」のアプリケーションを取り除き、シンクライアントアプリケーションなどの企業向けアプリケーションを追加している。VMware ViewやAdobe Flash Plugin、OpenJDK 6などのパッケージも含まれているという。Ubuntuの次期版となる12.04 LTSは5年間の長期サポートを予定しており、ビジネス領域での採用拡大を
Phoronix Media is the largest Internet media company devoted to enriching the Linux hardware experience and catering its content to Linux gamers and computer enthusiasts. Phoronix - EXT3, EXT4, Btrfs Ubuntu Netbook BenchmarksにおいてUbuntu 9.10およびUbuntu 10.04開発版で実施したファイルシステムベンチマーク結果が紹介されている。試験されたファイルシステムはExt3、Ext4、Btrfs。BtrfsはZFSとよく似た機能を提供するファイルシステム。実験に使用された環境は次のとおり。 項目 内容 ファイルシステム Ext3、Ext4、Btrfs OS
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