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ブックマーク / webronza.asahi.com (5)

  • 注目の新教科「理数」の円滑な実施のために必要なこと - 尾嶋好美|論座アーカイブ

    世界最大の高校生のためのサイエンスフェア「ISEF」の会場。この年は17の分野に分かれ、その分野の研究者により審査された。審査時間は一回15分=2012年5月、米国ピッツバーグ 来年度から高校で「理数」という教科が始まる およそ10年に1度の「学習指導要領」の改定により、高等学校では来年度から「理科」「数学」等の教科に加えて「理数」が新設される。これは「理数探究基礎」と「理数探究」との2科目で構成され、「様々な事象や課題に主体的に向き合い、粘り強く考え行動し、課題の解決や新たな価値の創造に向けて積極的に挑戦しようとする態度、探究の過程を振り返って評価・改善しようとする態度及び倫理的な態度を養う」ことを目標としている。具体的には、生徒が個人もしくはグループでそれぞれの課題を設定して研究を行い発表するのが「理数探究」で、そのために必要な知識や科学的手法を身につけるのが「理数探究基礎」である。

    注目の新教科「理数」の円滑な実施のために必要なこと - 尾嶋好美|論座アーカイブ
  • AI規制の必要性:EUの提案をめぐって - 塩原俊彦|論座アーカイブ

    AI規制の必要性:EUの提案をめぐって 安全保障を名目にすれば、際限なく利用が認められてもよいのか 塩原俊彦 高知大学准教授 2021年4月21日、欧州連合(EU)の欧州委員会は「人工知能AI)に関する調和のとれた規則を定め特定の連合法を改正する、欧州議会および欧州評議会の規制案」を公表した。これは、企業や政府がAIをどのように使用できるかを規定するための規制案だ。AIのもたらす社会経済的利益と、個人や社会にもたらす新たなリスクや負の影響のバランスをとろうとするアプローチからなっている。ここでは、世界最先端のAI規制の動きについて論じてみたい。 提案の目的と背景 この提案は、ウルズラ・フォンデアライエン欧州委員会議長が2019年7月16日に明らかにした「さらなる飛躍をめざす連合」のなかで、「就任後の最初の100日間に、私はAIの人間的・倫理的な意味合いに関する協調的なアプローチのための法

    AI規制の必要性:EUの提案をめぐって - 塩原俊彦|論座アーカイブ
  • デジタル化のハードル「オプトイン2割の壁」~国民の多くは「現状のまま」が好き - 木代泰之|論座アーカイブ

    これまでは「利点がよく分からない」というのが国民の正直な感想で、交付が始まって5年後の今も、マイナンバーカードの累計交付枚数は約3600万枚、交付率は28%にとどまっている。 昨年は、コロナに伴う10万円一律給付やポイント還元(マイナポイント)というインセンティブがあり1185万枚増えたが、「ほとんどの国民に」という政府目標にはほど遠い。 COCOAは杜撰さの見、スマートシティも苦戦 2つ目のCOCOA(ココア)は昨年、コロナ感染予防の期待を背負って登場したが、アプリのダウンロード数は2680万件、全人口の21%にとどまり、「2割の壁」を如実に示した。 更に感染者からのデータ提供はわずか1万数千件、参加率2%で、実際にはほとんど役立っていない。しかもアンドロイド系スマホの不作動が4か月間放置されていたことが判明し、政府が作るシステムの杜撰さが際立った。 3つ目のスマートシティはデジタル化

    デジタル化のハードル「オプトイン2割の壁」~国民の多くは「現状のまま」が好き - 木代泰之|論座アーカイブ
    Heavylug
    Heavylug 2021/05/15
    言及されているように政治への不信感が国民の不安感を増大させている面があるはず。まずはしっかりと政策内容を説明するところから始めたほうがよい。
  • 近現代100年のドラマに何を学ぶか ウェスタッド『冷戦 ワールド・ヒストリー』 - 三浦俊章|論座アーカイブ

    近現代100年のドラマに何を学ぶか ウェスタッド『冷戦 ワールド・ヒストリー』 冷戦はなぜ生まれたか? 冷戦後の世界が平和と安定を達成できないのはなぜか? 三浦俊章 ジャーナリスト ソ連が消滅して今年で30年。冷戦は遠くなった。二つの超大国が核兵器で相手を脅し合い、いつ人類が消滅してもおかしくなかったあの恐怖の時代はいったい何だったのだろうか。世界が資主義と社会主義の陣営に分かれ、あらゆる問題が東西対決の物差しで測られた冷戦は、なぜ生まれたのか。そして、冷戦が終わっても世界が平和と安定を達成できないのはなぜなのか。こうした問いに答えるためには、いまいちど世界史の大きな流れの中で冷戦を振り返る必要がある。冷戦史研究を牽引してきた米エール大学のオッド・アルネ・ウェスタッド教授の分析に耳を傾けてみよう。 連載・三浦俊章の現代史の補助線 書評×時評 冷戦史の決定版、900ページを超える大著 ウェ

    近現代100年のドラマに何を学ぶか ウェスタッド『冷戦 ワールド・ヒストリー』 - 三浦俊章|論座アーカイブ
  • [書評]『サカナとヤクザ』 - 小木田順子|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    悪いのはカタギのほうだ 毎年夏、土用丑の日が近づき、コンビニやスーパーや牛丼チェーンがウナギを大々的に売り出すと、ニホンウナギは絶滅危惧種だというのにそんなことをしていていいのかと思う。そして最近は、土用丑の日が過ぎて消費期限切れになったウナギの大量廃棄が話題になることも多く、ますます疑念は強まっていた。 だが、私たちの罪深さはそんな疑念で済ませられるものではなかった。 『サカナとヤクザ――暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』(鈴木智彦 著 小学館) 暴力団取材のプロ中のプロが今回ターゲットにしたのは「密漁」。アワビ、ナマコ(中国では「黒いダイヤ」と言われる高級材)、カニ、ウナギなど高級魚の密漁・密流通が暴力団の資金源になっている実態を追いかけ、北海道から築地、九州、台湾、香港まで、5年にわたって取材を続けた。 なんといっても、その取材の体当たりっぷりがすさまじい。三陸の密漁アワビ

    [書評]『サカナとヤクザ』 - 小木田順子|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
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