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本と評に関するHebiのブックマーク (271)

  • 今週の本棚:若島正・評 『いい女VS.いい女』=木下古栗・著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (講談社・1470円) ◇木下古栗(ふるくり)・著 ◇小説の不文律を蹂躙する「野放図」の快感 ロシアの劇作家チェーホフが説いた、拳銃の喩(たと)えというものがある。もし劇の第一幕で、壁に拳銃が掛かっていることが言及されたら、第二幕でその拳銃は発砲されなくてはならない、というのである。演劇の原理として語られたこの言葉は小説にも当てはまる。つまり、細部は作品の展開において何らかの必然性を持って配置されているのであり、無駄な要素を持ち込んではいけない、というわけだ。 この拳銃の喩えをもじって言うなら、木下古栗の小説は次のようになるだろうか。すなわち、第一幕で壁に掛かっていたはずの拳銃が、第二幕では舞台にいきなり乱入してきた全裸の男の手になぜか握られている。男は拳銃を乱射して、主役を演じていたはずの人物が物の血の海に横たわる。これが現実なのか劇なのか、訳がわからずにとまどう観客に向かって、男は銃

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    Hebi 2012/02/23
  • 円城塔『道化師の蝶』攻略ガイド - 大森望|WEB本の雑誌

    第146回芥川賞をめでたく(当欄の予想を覆して)受賞した円城塔『道化師の蝶』が、同じ〈群像〉初出の中編「松ノ枝の記」を加えて単行化。予定を1カ月近く早めて、1月26日に発売された。 選考委員の黒井千次氏が「2回読んだが2回とも途中で寝た」と告白したり、ニコ生ブンガク解説委員のペリー荻野氏が「4回読もうとしたけど読めなかった」と述懐したり、なんだか難解で前衛的(!)でSFチック(!!)で筋がない小説だと思われている節があるんですが、全然そんなことはありません。 しかし、睡眠薬としての効果はともかくとして、狐につままれたような気分を味わう読者がけっこういるのは事実らしい。そこで、どうしても多少の道案内がないと不安でしょうがないという読者のために、当欄で勝手にガイドする。ごくあたりまえのことしか言わないうえに、もしまちがってても責任はとりませんのでそのつもりで。 さて「道化師の蝶」がどういう話

    円城塔『道化師の蝶』攻略ガイド - 大森望|WEB本の雑誌
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    Hebi 2012/02/09
    かゆいところに手が届くガイド。一度読了したあとにこれ(と群像の合評http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/doukeshi/gappyou.html)読んでからもう一回読むと二度美味しい。
  • 「ドグラ・マグラ」についてのまとめのまとめ - 文字の洪水に溺れながら

    「ドグラ・マグラ」を読み終わった! 夢野久作の代表作である「ドグラ・マグラ」を読み終わりました。 まず、最初に宣言させて欲しいのは、確かに言うまでもなくこのは傑作だということです。 日探偵三大奇書と呼ばれるのは読み終えてしまえ当然のことに感じます。この奇天烈かつ幻想耽美さが半世紀以上前の作品と思えばなおさらですね。この作品がすばらしいと思うのは、「ドグラ・マグラ」を読んだ後に、誰かと「ドグラ・マグラ」について語りあいたくなるところじゃないでしょうか。そういった意味で、比べるのは甚だ不誠実なのは覚悟だけども「ひぐらし」や「テレビエヴァ」と言った作品に読後感が似ている気がしました。 まぁ、ただ残念かつ、当たり前のことに、「ドグラ・マグラ」を同時期に読み終わった人なんてほとんどいないんですよね。ただでさえ、昔のだし、ただでさえこんな表紙しているし、 ただでさえ、「書を読破した者は、必ず

    「ドグラ・マグラ」についてのまとめのまとめ - 文字の洪水に溺れながら
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    Hebi 2012/02/02
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0655.html

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    Hebi 2012/01/26
  • 彼岸過迄

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    Hebi 2012/01/26
  • 決定、第146回芥川賞直木賞! 不機嫌会見の田中慎弥「共喰い」の真価は? - エキサイトニュース

    第146回芥川賞は円城塔「道化師の蝶」、田中慎弥「共喰い」、同直木賞は葉室麟『蜩ノ記』がそれぞれ受賞を果たした。円城塔は3回目、田中慎弥と葉室麟は5回目の候補での栄冠獲得である。 おめでとうございます。特に「道化師の蝶」は、筆者にとって心の受賞作でもあった。なんだかわが子が表彰状を貰ったような気分です。嬉しいな。 芥川賞候補作全解説はコチラ 直木賞候補作全解説はコチラ 受賞者の記者会見の模様と、全候補作についての解説が昨日のニコニコ生放送で放映された。司会は井上トシユキ、解説者は栗原裕一郎・ペリー荻野の各氏だ。 ご覧になった方も多いと思うが(タイムシフト予約で今から観られる人は楽しみにしておいてください)、栗原裕一郎氏による芥川賞解説がすばらしいものだった。あれ、恒例にしてそのうちにまとめてくれないかな。特に「七月のばか」「道化師の蝶」の両作についての読み込みが深く、たいへん感心させられ

    決定、第146回芥川賞直木賞! 不機嫌会見の田中慎弥「共喰い」の真価は? - エキサイトニュース
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    Hebi 2012/01/18
    これはすてきな受賞解説。田中慎弥記者会見に惹かれた人が読むべき作品をガイドするところとか、栗原裕一郎の円城塔評「公理系の異なるリアリスト」とか、『蜩ノ記』のプロットの堅牢さとか。
  • 書評家・杉江松恋が読んだ! 第146回直木賞候補作品、大本命はこれ、だが心の受賞作は!? - エキサイトニュース

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    Hebi 2012/01/16
  • 書評家・杉江松恋が読んだ! 第146回芥川賞候補作品、ほんとうに凄いのはこれだ! - エキサイトニュース

    流れる音も、きこえなくなっていく。 絡まった糸をほどいて編み直すように人生が立て直されていく模様が描かれる。作品を構成する8つの章は、そのまま8つの独立した掌編としても読むことができるだろう。極論してしまえばさみ子の周囲を人々が通り過ぎていくだけの小説で、一人の主観が綴られているのみなのだが、なにしろさみ子は植物なのだから仕方がない。あれもこれもすべて光合成されてしまいさみ子だけが最後に残る。 「道化師の蝶」円城塔(「群像」7月号) 東京-シアトル間を航行中の飛行機の中で、キオスクで買った『腕が三ある人への打ち明け話』というをめくっている人が「旅の間にしか読めないがあるとよい」と考える。 その隣席には肥満した男が座っている。毛だらけの指の間に手品のように現れた小さな捕虫網、それは旅の間に浮かぶ様々な着想が人の体を離れ、そこらじゅうに浮遊しているのを捕まえるためのものなのだという。「旅

    書評家・杉江松恋が読んだ! 第146回芥川賞候補作品、ほんとうに凄いのはこれだ! - エキサイトニュース
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    Hebi 2012/01/16
  • 第231回 ラジカントロプス2.0文学賞メッタ斬り!スペシャル第146回芥川賞、直木賞【予想編】: ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本

    『ラジカントロプス2.0文学賞メッタ斬り!スペシャル第146回芥川賞、直木賞【予想編】』(2012年1月15日) 2012年1月15日(日)深夜12時(24時)からの『ラジカントロプス2.0文学賞メッタ斬り!スペシャル第146回芥川賞、直木賞【予想編】』のポッドキャスト版です。大森望(書評家、SF翻訳家)、豊崎由美(書評家)が第146回芥川賞、直木賞の受賞作品を予想します!(1時間33分06秒)

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    Hebi 2012/01/16
  • オタクの電脳ブログ

    2020年9月30日をもってオタクの電脳ブログはサービス終了いたしました。 長らくの御愛好誠にありがとうございました。

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  • 「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 - 情報考学 Passion For The Future

    ・「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 高校生(から)に「しがらみ」の真理を教える社会心理学入門書。人間の信頼関係の研究で知られる北大大学院特任教授 山岸俊男氏が書いた。 まず書の主題である「しがらみ」とは、社会心理学的には「インセンティブ構造」のことであると指摘する。自分がある行動をすると、他人がそれに対してどう行動するかが決まっているということ。そして「しがらみ」が、人々の行動によって生み出されているのが「社会」なのだ、すなわち社会とはインセンティブ構造であると。 「世間では人々の行動が契約で縛られているわけではなくて、人々がまわりの人たちの反応を読み合った結果として一定の行動をとり合っている。だから、みんなが当に望んでいることと、ほかの人たちはこう思っているだろうと思われていることがい違ってしまう可能性があるんだよ。そのために、いろんなおかしな結果が生まれてしま

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    Hebi 2011/12/17
    >世間がダメなら、社会でいきよう、というのが著者の提案だ。世間の上にある社会では決まり事や法律を守っていさえすれば自由な生きていい。だから本当は社会に出ることを怖がる必要なんてないんだよ、と。
  • 小中学生たちの白熱議論! 僕のお父さんは東電の社員です - エキサイトニュース

    ――突然ですが、僕のお父さんは東電の社員です。 そんな書き出しの手紙が毎日小学生新聞(以下、毎小)の編集部に届けられた。 2011年3月11日に東日大震災が発生してから3週間が過ぎようとしていた日のことである。 手紙の主は東京都内に住む小学6年生の「ゆうだい君」(仮名)だ。毎小2011年3月27日の「ニュースの窓」欄に、元毎日新聞記者・論説委員の経済ジャーナリスト、北村龍行が「東電は人々のことを考えているか」という題名の寄稿を行った。東日大震災以降に東京電力が露呈させた非常時における対応能力のなさ、不祥事を隠蔽する体質を批判した文章である。北村はその記事を、 ――そんな会社に危険もある原子力発電や、生活に欠かせない電気の供給をまかせていたことが、当はとても危険なことだったのかもしれない」 という文章で結んでいる。「ゆうだい君」はこの記事を読み、毎小の編集部宛の手紙を書いたのである。

    小中学生たちの白熱議論! 僕のお父さんは東電の社員です - エキサイトニュース
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    Hebi 2011/12/12
    あまりに大きすぎるテーマについて議論することはとても難しい(子どもならなおさら)けど、無駄ではないと信じたい。
  • パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ - 情報考学 Passion For The Future

    ・パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ 『フリー』『シェア』の次が『パブリック』 FacebookにTwitterにFoursquare。ネットのサービスは、〇〇さんが、△△さんと、どこどこで、××していました、なんてことが表示されるサービスが大人気で"情報大公開時代"を迎えている。Facebook以外にも"パブリックであることが価値を生みだす"多くのサービスが紹介されている。 Goodreads 読書中の Last.fm 好きな音楽 Scribd 作成した文書 Slideshare 作成したプレゼンスライド Covester 投資した株取引 Blippy 購入した商品履歴 などなど。 著者はパブリックであることの意味と価値を総括する。 私たちはパブリックであることのメリットと引き換えに、プライバシーを失うかもしれない。そのときプライバシーとはそもそもなんだったかとはじめて考える

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    Hebi 2011/12/11
    プライバシーに関する感覚は個人の価値観の問題だけど、時代によって自分の中で移り変わる部分と、もうついて行けないと感じる部分がある。
  • [書評]知はいかにして「再発明」されたか―アレクサンドリア図書館からインターネットまで(イアン・F・マクニーリー、ライザ・ウルヴァートン): 極東ブログ

    [書評]知はいかにして「再発明」されたか―アレクサンドリア図書館からインターネットまで(イアン・F・マクニーリー、ライザ・ウルヴァートン) 思想や知識について現代日人の私たちは、定式として扱いがちだ。例えば、リベラリズムなど何々イズム。あるいは概念。例えば、一般意志、絶対精神といったもの。そしてそれをつい思想家または思想家の系譜として考えてしまう。リベラリズムなら、ジョン・ロックやジョン・スチュアート・ミルなど。概念についてはそれを生み出した思想家としてルソーやヘーゲルといったふうに。その配列や一覧表が思想史や思想と呼ばれてしまい、あたかも現代社会に生きて知を営むありかたが、その帰結であるように考えてしまうことがある。 だが思想や知識というものは社会への機能からすれば、それらを枠付ける、知の制度にこそ重要な意味を持つのではないか。別の言い方をすれば、リベラリズム、一般意志、絶対精神といっ

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    Hebi 2011/12/09
    つまり現代において図書館は現役ではないと…>文明がその存続と発展に依存する活動的な知の制度こそが問われている―そのことがこの限界付けに暗示されているのである。
  • 世界初!笑える経済学入門書!『この世で一番おもしろいミクロ経済学』がおもしろくて役に立つホントの理由

    「ミクロ経済学」をマンガとシニカルな笑い、そして画期的な構成で学べるようにした『この世で一番おもしろいミクロ経済学』。この一見ふざけたようで、しかしグレゴリー・マンキューやノーベル経済学賞受賞者も絶賛する「お笑いと経済学を両立」させたは、いかにして生まれ、なぜおもしろくなりえたのか。書を翻訳した山形浩生さんの「訳者解説」を引用しながら、著者ヨラム・バウマン、そして書の核となる部分に斬り込む。(構成:編集部 廣畑達也) YouTubeが生んだ自称「お笑い経済学者」バウマン、 パロった相手(マンキュー)に認められて世界に名を轟かす ヨラム・バウマン。経済学の博士号を持ち、温暖化対策で最近出番の多い「環境経済学」を専門とする経済学者だ。 だが彼には、そんなマジメなイメージとはかけ離れたもう一つの「顔」がある。長々と説明するかわりに、山形浩生さんのキレのいいご指摘を引用しよう。 世界で唯一無

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    Hebi 2011/12/08
    ルイズ・アームストロング『レモンをお金にかえる法』を引き合いに出されると俄然興味がわいてくる。でも目次見る限り、もっと対象年齢高めかも。
  • 佐々木俊尚「キュレーションの時代」特集 - ブクログ

    キュレーション【curation】とは、無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、 そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。ー 文より 著者 佐々木俊尚さんからのメッセージ この「キュレーション」という言葉がいま、インターネットの世界を席巻しようとしています。情報の膨大なノイズの海の中から、どうやってキラリと光るあなただけに重要な情報を取り出すのか。劣化したマスメディアでなければ、無味乾燥な検索エンジンのアルゴリズムでもない。情報と人を結びつけ、そこに人と人のつながりをも生み出す新たな概念「キュレーション」。このでは、芸術や音楽、茶道、陶器、歴史などさまざまな文化的エピソードを紹介しながら、21世紀の新たな情報共有圏の世界を明らかにしていきます。

    佐々木俊尚「キュレーションの時代」特集 - ブクログ
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    Hebi 2011/12/08
    togetter/NAVER/CREATORS BANK/nanapiの社長がコメント
  • キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/02/09メディア: 新書購入: 57人 クリック: 2,260回この商品を含むブログ (202件) を見る 内容紹介 情報の常識はすべて変わった! テレビ、新聞、出版、広告――。マスコミが亡び、情報の常識は決定的に変わった。ツイッター、フェイスブック、フォースクエアなど、人と人の「つながり」を介して情報をやりとりする時代が来たのだ。そこには人を軸にした、新しい情報圏が生まれている。いまやだれもが自ら情報を選んで、意味づけし、みんなと共有する「一億総キュレーション」の時代なのである。シェア、ソーシャル、チェックインなどの新現象を読み解きながら、大変化の質をえぐる、渾身の情報社会論。 キュレーション【curation】 無数の情報の海の中から、自分の価値観

    キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    Hebi 2011/12/08
    >人間の「発信したいという意欲」が過大評価されている(そして、「めんどくさいから、大きな力に流されたい」という惰性が過小評価されている)ような気もします
  • 「発達障害者」は「プロの父親」になれるのか? - 泣きやむまで 泣くといい

    ここでマンガを紹介するのは、珍しい。自分の仕事に関係するもので、多くの人に読んでほしいと思えるマンガに出会えることは、めったにないから。 プロチチ(1) (イブニングKC) 作者: 逢坂みえこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/11/22メディア: コミック購入: 32人 クリック: 359回この商品を含むブログ (22件) を見る 主人公は、専業主夫である。 彼には、出版社に勤めるとの間に子どもがいる。子どもはまだ乳児。第一話は「息子が泣いている。47分間になる。なにかものすごく言いたいことがあるらしい。けど彼の言語はあまりに未分化で理解不能。だから僕は目を閉じる。すると音に色がつく。」と始まった。この物語の主題を象徴しているかのようだ。第一話の最後で彼は気づく。自分が「アスペルガー症候群」なのだと。 その特性ゆえに職場を追われ、「プロの父親」をすることになった彼が、子育ての

    「発達障害者」は「プロの父親」になれるのか? - 泣きやむまで 泣くといい
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    Hebi 2011/11/27
    >「育児」マンガでもなく「発達障害」マンガでもなく、「育児×発達障害」マンガであることが、内容を魅力的にしている。
  • 凡人総研 この街を去れない僕等は アーシュラ・K・ル・グィン『オメラスから歩み去る人々』

    作は短編集『風の十二方位』に収録されている。自分は先日感想を書いたマイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』の中でこの作品が引用されていた事から興味を持ち、この短編集を手にした。 『オメラスから歩み去る人々』は数ページの掌編だが、その鋭さは読者の心に突き刺さる。 此処ではない何処か遠い場所に、オメラスと呼ばれる美しい都がある。 オメラスは幸福と祝祭の街であり、ある種の理想郷を体現している。そこには君主制も奴隷制もなく、僧侶も軍人もいない。人々は精神的にも物質的にも豊かな暮らしを享受している。祝祭の鐘の音が喜ばしげに響き渡る中、誰もが「心やましさ」のない勝利感を胸に満たす。子供達はみな人々の慈しみを受けて育ち、大人になって行く。 素晴らしい街。人の思い描く理想郷。しかし、そのオメラスの平和と繁栄の為に差し出されている犠牲を知る時、現実を生きる自分達は気付くのだ。この遥か遠き理想郷

    Hebi
    Hebi 2011/11/27
    >その誰かの犠牲がある事を知っている。その犠牲が自分達にとって必要な犠牲である事に気付いている。そう、誰もが
  • おばちゃんらいぶらりあん日記: 教育を変える学校図書館

    教育を変える学校図書館 「読まなくては」 「読まなければ」 という、誰に言われたわけでもないのに、妙な強迫観念に縛られて。 それで読んでいると眠くなってしまう・・・ まるで図書館学の教科書のような・・・・ だから購入したのは年の初めだったのに、未だ消化しきれいていない。 メモ; クルトーによる”図書館サービスの段階的モデル”と”利用者教育の段階モデル” 私も第5レベルになりたい。 ”情報探索過程のモデル”は、パスファインダーを作成する過程と似ていると思った。 (学校司書を職としている方は、このを読んで自分の仕事をチェックしてみてください) 学校図書館の活動状況を捉えるとき「貸出冊数」を1番の指標とすることが多い。 しかし、「貸出冊数」が多ければ、「図書館」としての使命を果たしていると言えるのか? それは否である。 例えば調べ学習のために資料を集めてほしいと担任から言われて、他校からも取り

    Hebi
    Hebi 2007/02/05
    ほんとに「図書館を使って学習」するにはマンツーマンでないと難しいだろうと感じる。年齢が下がれば下がるほど。