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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (10)

  • 内容の無いコミュニケーションを馬鹿にしている人は、何もわかっていない - シロクマの屑籠

    「あいつらは、内容の無いことばかり喋っている」と言って、学校や職場の同僚を馬鹿にする人は多い。思春期にありがちなセリフかと思いきや、年配の人が、同じようなことを喋っているのを見て驚くこともある。ほとんどの場合、このセリフは人望が無い人の口から出てくる。 いつも哲学している人や、いつも世界の重要事についてだけ考えている人は、世間には滅多にいない。いや、実のところ、「あいつらは内容の無いことばかり喋っている」と言っている人だってそうなのだ。有意味なこと・重要なことだけを喋る人間など、まずもって存在しない。仮にいるとしたら、事務的な内容や数学の解法のような内容しか喋らない、ロボットじみた人間になるだろう。 少なくとも、「あいつらは内容の無いことばかり喋っている」などという、内容の無いことをペラペラ喋ったりはしないだろう。 「コミュニケーションの内容」より「コミュニケーションしていること」のほう

    内容の無いコミュニケーションを馬鹿にしている人は、何もわかっていない - シロクマの屑籠
  • あなたのネット仲間は、五年後も一緒にいてくれそうな人ですか? - シロクマの屑籠

    インターネット上でのコミュニケーションを、「今日は誰々が面白いことを言った」「今日はtwitterでこんなにリツイートされた」といった賑やかさのうちに過ごしている人は多いと思います。誰の文章を読むのか・誰に対してreplyを送るのかを決めるにあたって、「今、面白い事を言った人」「今、私の承認欲求を充たしてくれる人」「今、私が興味を持っているコンテンツの話をしている人」などを評価基準に選んでいる人も多いでしょう。 でも、そんな「今」という評価基準だけでネットコミュニケーションしてもいいんでしょうかね? ここで、ちょっと違った角度で、あなたが今ネットコミュニケーションしている相手について思考実験してみてください;その人は、五年後もあなたに面白いことを呟いてくれる人でしょうか?五年後も仲良く意見交換していそうな相手でしょうか?それとも人気作品についての情報交換が終わったら「コンテンツの切れ目が縁

    あなたのネット仲間は、五年後も一緒にいてくれそうな人ですか? - シロクマの屑籠
  • “非モテ餓鬼道” - シロクマの屑籠

    友達がほしいという毎度おなじみの愚痴 非モテは彼女ができても非モテ この手の“自称非モテ”の文章は、インターネット上にほとんど定期的にあがってくるが、一体全体、彼らはどういう状態まで辿り着いたら満足の境地に至るのか、当にわからない。 せっかく彼女ができたのに、そのことを喜ぶ前に「俺は青春がしたかったんだー」などという人は、おそらく、4年前に彼女が出来たんだとしても、それならそれなりに「俺は○○がしたかったんだー」と言っているだろうし、高校生や大学生の時に彼女が出来たなら出来たなりに「俺はもっとかわいい彼女と青春したかったんだー」などと言っているのが眼に浮かぶ。一歩前進した自分を評価するでも、彼女に感謝するでもなく、不満と不足を口にする人の欲求に際限があるとは思えない。 また、オタクだと自認し、なおかつオタクな会話に飢えているくせに、周りのオタクをショボいと見下して「当の友達がいない」な

    “非モテ餓鬼道” - シロクマの屑籠
  • 『サマーウォーズ』の大家族は、ぜいたくな懐古趣味に過ぎないのか - シロクマの屑籠

    先日、サマーウォーズ見たら死にたくなったという記事をみて、アホらしいと一笑に付していたけど、実際に映画館で『サマーウォーズ』をみているうちに、笑って済ませられなくなってきたので、文章にまとめておこうと思う。 リンク先の文章のように、“能力的に優れている人達の物語”というのも、羨ましがるポイントの一つかもしれない。しかし、それよりも私が羨ましく思ったのは、あの映画のなかで一貫している、血縁共同体内の承認と信頼のシステムとか、一族の理想とか、アイデンティティの牽引役としての年寄りとか、そういう描写のほうだ。 大家族は希少品、栄ばあちゃんも希少品 『サマーウォーズ』は、大家族の素晴らしさを描いた作品だ。けれどもあの大家族、どうみても希少な贅沢品の類である。ああいう大家族を維持しようと思っても、今日日、そのための基盤があまりにも失われている。[都市郊外への進出] [核家族化] [個人の自由と利便性

    『サマーウォーズ』の大家族は、ぜいたくな懐古趣味に過ぎないのか - シロクマの屑籠
  • 十代で人生をダメにするための“読書” - シロクマの屑籠

    ページが見つかりません - smashmedia.jp http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090724/1248397496 十代の人が、人生を棒に振ってしまうためのフラグの立て方は色々あるが、そのなかでも有名なものの一つに「悪性の読書」というやつがある。若いうちから、活字の海で現実を誤魔化すような処世術を身につけたり、捻れたとの付き合い方を覚えてしまったりした人は、まぁ、あとあと難しいだろう。上記リンク先の二つの文章を読んでいて、そういうことを思った。 人生をダメにするための“読書”いろいろ では、人生を棒に振るような“悪性の読書”とはどういうものか。色々なパターンをみかけるなかでも特に頻度の高いもの三つを、書き残しておこうと思う。 ・世の中を色眼鏡で眺めるためにを求める 目の前の現実なり、自分が置かれている境遇なりが気に入らなくて、それを色

    十代で人生をダメにするための“読書” - シロクマの屑籠
    Hoo
    Hoo 2009/07/28
    本を読んだ結果現実が見えなくなるってのは本末転倒ですよね
  • 低血糖を呈している人の経験談を、そのまま鵜呑みにしていいの? - シロクマの屑籠

    20年来のつらさがほぼ消えたことについて 今の日人は、過去にはあり得なかったほど多量の炭水化物に囲まれて生活している。それが糖代謝に大きな負荷をかけているという理解は、おそらく正しいのだろう。だから殆どの現代人にとって、短期間に大量の炭水化物を摂取しすぎないように事を工夫するのは悪いことではないとも思う。 否定的なタイトルをつけたけど、実は私自身の生活も、リンク先で書かれている事の内容にかなり近い*1。まあ、マクロビオティクスとかいう言葉とは縁が無く、炭水化物の摂取源としてパスタを重視している点が違うけれど。 しかし、リンク先の記事をライフハックとして鵜呑みにする前に、ちょっと立ち止まって考えて貰いたい部分があるので、三つほど突っ込みを入れてみようと思う。 1.かなりの低血糖を呈する人の体験談だという点 身体のホメオスタシスを保つうえで血糖値はきわめて重要なファクターなので、正常な

    低血糖を呈している人の経験談を、そのまま鵜呑みにしていいの? - シロクマの屑籠
    Hoo
    Hoo 2009/04/03
    >“精神疾患に対するユニークな治療法”を引用した記事に対して、[これはすごい][ライフハック][お役立ち]などとタグをつけて有り難がるはてなブックマーカーの人達は、かなり無邪気な人種だなと思う。 ごもっとも。
  • “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠

    コンサルの面接で「74冊読みました」と言ったら「それは何がすごいの?」と返された - ミームの死骸を待ちながら リンク先の記事はコンサルタントの採用面接の体験談らしいが、巧い質問する面接官だなーと舌を巻いた。もし自分が面接官になったら、こういう意味深な質問を繰り出したいものだ。 就職面接であれ、受験面接であれ、面接官は限られた時間のなかで、対象者が合格に値する人物なのかをスクリーニングしなければならない。“モノになりそうな奴”を合格させ、“使えそうにない奴”を足切りするという重大な作業にかかわらず、与えられる時間はたった数十分。しかも、面接官に少しでも良い印象を与えるべく、対象者はなにがしかの嘘や誇張を交えてくるという前提で面接しなければならない*1。 このため、面接官がそれなりの信頼度でチェックできる情報というのは、意外と限られているし、そういう情報は「対象者が言葉に出して喋った内容その

    “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠
    Hoo
    Hoo 2009/01/12
    このまま「面接官マニュアル」的なものとして運用出来そうなほど完成されてる
  • 「努力は必ず報われる神話」として消費される受験戦争という“ゲーム” - シロクマの屑籠

    http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2007/12/post_579.html それって、STGに求められるセンスの軸を変更して欲しいと翻訳すればいいのでしょうか。 - シロクマの屑籠 上記リンク先の文章を眺めながら、「努力が結果に必ず結びつく」という神話を担ってくれそうなゲームについて色々考えてみた。 結局のところ、ゲームなりなんなりにおよそ「対戦」「勝敗」「差異化」の含まれている限り、センスの問題は多かれ少なかれついてまわらずにはいられない。ポーカーフェースが求められるものもあれば反射神経が問われる割合の大きなゲームもある。また、ある種のシューティングゲームなどは、パターン構築能力と実行能力の精度が強く問われることにもなってくる。尤も、そういった諸々のゲームなどでさえも、現実世界に比べればまだしもセンスに比べて努力が優位なゲームジャンル

    「努力は必ず報われる神話」として消費される受験戦争という“ゲーム” - シロクマの屑籠
    Hoo
    Hoo 2007/12/27
  • 「遺伝子の操る飴と鞭」について - シロクマの屑籠

    欲求と不安 - REVの日記 @はてな かなり同意。 ホモ・サピエンスも含めた生物の欲求*1を考えるにあたっては、「欲しい欲しい」というモデルだけで考えるよりも「無いと苦しい」「無いと不安や緊張が強くなる」というモデルも含めて考えたほうが色々説明しやすいものがあるんじゃないかとは、僕も感じます。ちょっと言い換えるなら、「無いと不安や緊張が強くなり、それらが満たされると解消されて報酬(エンドルフィンとか)が与えられる」モデルというか。そういうのが実装されていない生物個体は、長生きも繁殖も難しいような気がします。 自然淘汰の観点から考えてみると。ホメオスタシスが維持出来なさそうな危機に、苦しくなったり心配になったり辛くなったりする個体のほうが、そうでない個体よりは長生きできそうですよね。例えば、血糖もグリコーゲンも皮下脂肪もスッカラカンになっていても一切飢餓に関する感覚を感じない生物は、あっと

    「遺伝子の操る飴と鞭」について - シロクマの屑籠
    Hoo
    Hoo 2007/12/20
  • 伊藤誠の使い方(精神的下剤としてのヘタレヒール) - シロクマの屑籠(汎適所属)

    http://guideline.livedoor.biz/archives/50970898.html 2007-09-27 - MOON PHASE 雑記 アニメ版school daysは、多難な展開にせよ、何とか終了したようだ。上記リンク先を伺う限り、最終話はもともと地上波では放送困難な、相当の内容だったようである。しかし希代のヘタレ主人公・伊藤誠さまが死んだ事に関しては、“誠氏ね”を連呼していた人達にとって気分の良いモノであったようだ。 エロゲ三大ヘタレ主人公の一人などと称されていた誠は、アニメでは酷さに磨きをかけたことで、大多数の視聴者から『誠死ね』と言う感情を引き出した功績は凄いとしか言いようがない。しばらくの間は、これ以下の主人公は見たくないよ(笑)。 http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20070927#p1 このid:moonphaseさんの文

    伊藤誠の使い方(精神的下剤としてのヘタレヒール) - シロクマの屑籠(汎適所属)
    Hoo
    Hoo 2007/09/29
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