タグ

地政学に関するHukusuiのブックマーク (10)

  • 望月衣塑子氏の「当たり前の事がわからない大人ばかり」のツイートを踏まえ、武内和人氏による戦争がどのように発生するのか、そのメカニズムについて政治学をあまり知らない方に向けて解説

    武内和人|政治学、軍事学、地政学の研究を紹介 @Kazuto_Takeuchi このツイートがTwitterで少し話題になっているようなので、この機会に戦争がどのように発生するのか、そのメカニズムについて政治学をあまり知らない方に向けて解説しようと思います。かなり長いスレッドになると思いますが、戦争のリスクについて自分なりに考えてみたい方はご一読ください。1/ twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK… 2023-01-29 21:59:34 望月衣塑子 @ISOKO_MOCHIZUKI なぜ、こんな当たり前の事がわからない大人ばかりなのか 故・加藤周一さん 「戦争の準備をすれば、戦争になる確率が大きい。平和を望むなら戦争を準備せよじゃあない。戦争の準備でなく平和を準備した方がいい。準備は容易に当の戦争の方へ近づいていく。非常に早く強く」 jcp.or.jp/akahata/

    望月衣塑子氏の「当たり前の事がわからない大人ばかり」のツイートを踏まえ、武内和人氏による戦争がどのように発生するのか、そのメカニズムについて政治学をあまり知らない方に向けて解説
  • ビットコインの地政学的文脈

    地政学リスク指標 GPR-Indexのグラフ金のようなリスク退避資産としてビットコインが認知度を得始めているように見えます。バブル時に注目・失望した投資家も、その価格水準の復活について解釈をしようとしているように見えます。 地政学リスクという単語がよく見られるようになった昨今で、これらはどのような文脈から観察するべきでしょうか? 文の結論を先に書きますと、 ①ビットコイン・暗号資産はドルの決済ネットワークと衝突する ②ビットコインは資源国を有利にする性質があり、地政学的影響を生む可能性 ③大手テックなども含め、オフショアを利用する需要はそのまま暗号資産の需要となるのではと予想 です。では、詳しく述べていきます。 「地政学」とは第一次大戦後にイギリスのマッキンダー博士から始まった議論であり、冷戦期においても、国際情勢の形成に強い影響を与えてきました。その根的な発想は、「地理的資源と軍事力

    ビットコインの地政学的文脈
  • 北朝鮮情勢:意図せざる不注意な戦争を避けるために : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって我が国周辺の危機レベルが上がっていると見る雰囲気があります。現時点で米海軍の展開にそこまでの緊急性は見られず、今すぐに戦争が起きるという状況ではありません。北朝鮮が対米核抑止態勢を追及する限り、日米韓に対する軍事的脅威が増大し続けるのは間違いありませんが、それがすなわち"危機"を押し上げるわけでもないので、ここに来て突然戦争の兆候が高まったかのような見方にはやや違和感があります。 しかしながら、「戦争が起きるなんてありえない」とタカを括るのも危ない考えです。確かに、世界大戦規模のものを想像するなら、めったに発生するものではないでしょう。しかし、19世紀、20世紀と比べてみても、2001年以降の約10年で戦争が減っているわけではないんですよね。大規模なものだけでもアフガニスタン、イラク、ダルフール、東ティモール、イスラエルとパレスチナ・レバノン、グルジア、リ

    北朝鮮情勢:意図せざる不注意な戦争を避けるために : 海国防衛ジャーナル
  • イスラエルはなぜガザのトンネルを必死に潰すのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から曇りでありまして、暑さは一段落ですが相変わらず湿気で汗が出ます。台風は来ないんですかね? さて、今夜の生放送(見逃した方もタイムシフトで見れます)の参考のために、とても興味深い記事の要約を。 内容は軍事トンネルの歴史を振り返りながら、なぜイスラエルがガザのトンネルを必死で潰そうとしていたのかを探るものです。 スコットランドの大学の歴史の先生による記事ですが、目の付け所が面白いですね。 === 眼下の敵:なぜハマスのトンネルはそれほどまでイスラエルを恐怖を与えているのか byジェラード・ディグルート ●ルイス・カレロ・ブランコ提督は予測可能性の典型的な例であり、この予測可能性が彼を殺した。カレロ・ブランコ氏はスペインの首相であり、フランシスコ・フランコに後継者として指名されていた。彼はマドリッドにある教会で毎日同じ時間に行われるミサに参加していた。 ●1973年にETA

    イスラエルはなぜガザのトンネルを必死に潰すのか | 地政学を英国で学んだ
  • ロジスティクス関連の本のリスト | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州は日中やや日もさしたのですが、基的に蒸し暑い曇空の一日でした。 さて、最近私の関心の中心であるロジスティクス関連の文献について、ここに参考までにリストアップしておきます。 調べてみましたら、日語でもけっこう出ておりまして、とくにビジネスやマーケティング系のほうは充実しております。 ただしやはりというか、安全保障や戦略という観点から書かれたものは少ないわけで、こればかりは仕方のないものなのかと感じております。 ということで、まずは日語で読めるものから、そして次に英語文献の有名なものを下に挙げておきます。もし皆さんのほうでご存知なものがありましたら教えて下さい。 日語文献 ◯軍事とロジスティクス by 江畑 謙介 ーカタログ的なものとしてかなり高レベル。ただし理論面についてはほとんど考察なし。 ◯ロジスティクス―戦史に学ぶ物流戦略 by 谷光 太郎 ー未読 ◯ロジスティクス思

    ロジスティクス関連の本のリスト | 地政学を英国で学んだ
  • アフガニスタンを通るパイプライン | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州は昨日ほど寒くはありませんでしたが、それでも快晴ながら冷えた一日でした。明日から春の陽気が戻ってくるみたいですが。 今日は東京に「出張」してきまして、ネオコンの知性派の代表であるロバート・ケーガンの講演を聞きに行ってきました。 会場にはけっこう知り合いがおりまして、その方々とお会いできたのもけっこううれしかったです。私もいつものように質問をしたのですが、その内容などについては明日ここに書きます。 さて、今日はかなり以前の地政学絡みの意見記事の紹介を。 著者はギャフニーなんかのアドバイザーをやったことのある、カスピ海の利権がらみの人です。 ======= A pipeline to prosperity in Afghanistan Rob Sobhani Published: January 11 2010 12:39 | Last updated: January 11 201

    アフガニスタンを通るパイプライン | 地政学を英国で学んだ
    Hukusui
    Hukusui 2010/04/03
    お互いに利益をうけることで安定させる。
  • 地政学を英国で学ぶ : 地政学の三位一体:その2

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部は曇り時々晴れだったのですが、やけに風が強かったです。なぜかこの時期にしては気温は高めですね。 そういえば今日イギリスで大々的に報道されていた日のニュースで以下のようなものがありました。 === 一方的な離婚恨み抹殺…43歳女逮捕 2008.10.23 05:01  離婚に端を発した“抹殺事件”が、インターネットのオンラインゲーム内で発生した。札幌・北署は22日、不正アクセス禁止法違反容疑で、宮崎市のピアノ講師、泊(とまり)真由美容疑者(43)を逮捕した。  調べでは、5月中旬ごろ、ID登録が200万人の人気冒険ゲーム「メイプルストーリー」で知り合いになった札幌市北区の男性会社員(33)のIDとパスワードを使って不正アクセス。男性が使っていたキャラクターを消去した疑い。  同署は「男性はゲームが下手で、容疑者にI

  • 地政学を英国で学ぶ : 破壊はコントロールではない

    今日のイギリスはまたまた朝からスッキリ晴れてます。しかも午後になってから雲は出てきてません。すばらしい花金(=花の金曜日)になりそうです。 さて、昨日は国際政治分析をしている人々が陥りやすいジレンマ、つまりすべて起こっていることは合理的な意志によって行われていると勘違いしやすい、という話をしました。 今日はこれと似たようなことで、軍事分析をする人が陥りやすいジレンマを。 軍人というのは、結局は刃物みたいなもので、目的がハッキリした、どちらかというと単純思考の人々が多い、というイメージが昔からあります。 もちろん思想的な軍人、つまり「われわれの仕事は敵を打ち負かすことだ」というところで思考停止せずに、もっと哲学的に考えている人はけっこういるのですが、どうしても仕事の役割上「敵を倒すのが仕事」と考えがちになっている人は歴史的に多かったのです。 そのような考え方の典型が、「相手を殺す」ということ

  • 地政学を英国で学ぶ : なぜ平和がよいのか

    今日のイギリス南部は相変わらず曇りがちの空。朝方にはけっこう雨が降ってました。 さて、「平和が大切だ!」、「平和はすばらしい!」という話は国際関係を勉強していると当たり前のように出てくることです。 もちろん私も平和の大切さを認識していることでは普通の人間と変わりないのですが、こういう学問(戦略学/リアリズム/地政学)を研究していると、どうも他の人と考え方がやや違ってくる部分もあります。 ミアシャイマーなどでもそうなんですが、彼らのようなリアリスト達というのは、そもそも「平和」という概念そのものの考え方からして、根的に私たちのような一般人とまったく違う考え方をします。 まずわかりやすいところでは、「平和というのは戦争戦争の間の、単なる小休止である」という見方。 これは戦略学をやっている人々に多いのですが、当然のように私の先生もこういう過激な見方をします。 この理由づけなんですが、人類の歴

  • 地政学を英国で学ぶ : ウォルツの三つの「イメージ」

    今日のイギリス南部は一日中曇りでしたが、午後遅くになってスッキリ晴れました。気温はけっこう低めで、日よりは寒いのでは。 さて、日に行っていたときに気になったことをひとつ。 ミアシャイマーの翻訳が思ったより好評だと個人的には感じたのですが、ここで重要なのはウォルツの言った三つの「イメージ」ということを認識して欲しい、ということです。 国際関係や世界情勢を論じる場合の考え方の枠組みとしてさまざまな方法があるのですが、これをわかりやすく分類したのがネオリアリストの創始者である、ケネス・ウォルツでした。 ここでも何度か紹介している名著、『人間、国家、そして戦争』(Man, the State, and War)という古い(1959年刊)の中で、ウォルツは「ファースト・イメージ」、「セカンド・イメージ」、「サード・イメージ」というアイディアを提案しております。 これはどういうことかというと、

  • 1