ギリシャ人(ギリシャじん、ギリシア語:Ἕλληνες [ˈelines]現代ギリシア語, Hellēnes[héllɛːnes]古代ギリシア語)は、バルカン半島周辺およびキプロスに出自を持ち、ギリシャ語を母語とする民族である。国民としてのギリシャ人(ギリシャ共和国の国籍を有するもの)にはアルーマニア人、アルバニア人、トルコ系、国外からの移住者も含まれる。 古代ギリシャ時代におけるギリシャ人はギリシャ語を話し、特に自由民であるものをいう。ギリシャ本土だけでなく、小アジアやヨーロッパの各地にギリシャから移住した者の手によって建設された植民市の住民も含む。彼ら自身はヘレネス(ヘレーンの一族)と称し、他者をバルバロイ(意味のわからない言葉を話す者)と呼んで区別した。マケドニア人もギリシャ語を話し、ヘラクレスの血筋であるとされたので一部の反マケドニア勢力を除けばヘレネスとして広く認知されていた。 後