「指示通り」というゴールが難しい理由 苦労して必死でアウトプットを出したのに、 「求められているものと違うよ」 「うーん、そういうことじゃないんだけど……」 と言われたことはありませんか? 例えば、「現場のユーザのために手順をつくってほしい」と上司に言われ、1週間かけて一つひとつの作業を明らかにする細かい手順を作成したのに、本当に求められていたのは作業の流れを示すフローのようなもので、1日でできる簡単なものだった、というようなケースです。 どちらも同じ「手順」といえるものですが、アウトプットはまったく別物です。厳しい言い方になりますが、ゴールを捉え違えていればあなたの成果はゼロであり、かけた時間も労力も無駄だったと言わざるをえません。 こうした、「ゴールの捉え違いによる成果ゼロ」は、実はさほど珍しいことではありません。 私の感覚値でいえば、上司の指示に「はい、わかりました」とだけ言って作業
