米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設計画を巡り、政府が17日にも予定する埋め立て予定海域への土砂投入に反対する沖縄県民大会が11日、那覇市の奥武山陸上競技場であった。主催者発表で約7万人が参加。8日に膵がんで亡くなった翁長雄志知事を追悼するとともに、「県民の民意を踏みにじり、環境破壊につながる違法工事だ」として政府に移設断念などを求める決議を採択した。【動画撮影・松崎進、写真・野田武、望月亮一】2018年8月11日公開 簡易表示
フランス・パリのセーヌ川沿いに設置された男性用の公衆小便器「ユリトロトワール」(2018年8月13日撮影)。(c)AFP PHOTO / Thomas SAMSON 【8月14日 AFP】フランス・パリの歩道に試験用として設置された男性用の公衆小便器「ユリトロトワール(uritrottoir)」――これまで、この公衆小便器が冷笑を買うことはあったが、このほど高級住宅地に設置されたことから、怒りを募らせる住民たちも現れ始めた。 上部の赤い箱が特徴的なユリトロトワールは、環境を考慮した設計で、水を使わないため乾燥しており、悪臭もないという。仏工業デザイン会社「ファルタジ(Faltazi)」によると、内部には水の代わりに簡単に堆肥となるわらが詰められている。 ユリトロトワールがパリに初めてお目見えしたのは今年の春。市内の3か所に設置された。しかし今回、4つ目がノートルダム大聖堂(Notre Da
通りすがりの車からアンチゲイな言葉で罵られた英国のゲイ男性が、プライド・イベント用に買ってあったグリッター(ラメパウダー)を有効活用したとTwitterで報告。大きな話題を呼び、BBCにも取り上げられています。 詳細は以下。 When glitter goes viral – Nick Hurley – Medium マンチェスター在住のこの男性、ニック・ハーリー(Nick Hurley)さんは2018年8月3日、仕事帰りに道を歩いていたところ、通りすがりの車から"F****t!"(『ホ〇野郎』の意。強い罵倒語です)と罵られたのだそうです。そこで彼が思い出したのが、8月4日のブライトン・プライドで使うために買ったグリッターをちょうどそのとき持ち合わせていたということ。 で、こうなりました。 If you think it’s okay to shout “faggot” at me out
東京都内の小学校で行われた公衆衛生に関する特別授業で、リクシルの簡易トイレ「SATO」を見せる同社の石山大吾氏(2018年7月26日撮影)。(c)AFP PHOTO / Kazuhiro NOGI 【7月26日 AFP】住宅設備大手リクシル(LIXIL)は、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)とパートナーシップを締結し、開発途上国の人々の命を救うため、同社が開発した簡易トイレ「SATO(サト)」を普及させていく。同社とユニセフが26日、共同記者会見で発表した。 SATOはほんの数百円という価格で、病気を媒介する虫を防ぎ、異臭を封じ込めるふたが自動開閉する機能を備えている。 リクシルの瀬戸欣哉(Kinya Seto)社長兼最高経営責任者(CEO)によれば、今回の異例のパートナーシップの下、ユニセフがエチオピアやケニア、タンザニアでSATOをPRしていく。2021年までに、2億5000万人に
炎天下の駐車場で車内に置き去りにされた子どもが、熱中症などで命を落とすケースが後を絶たない。酷暑のこの時期、パチンコ店が見回りを強めるなど、あちこちで注意が呼びかけられている。 千葉県八千代市のマルハン八千代緑が丘店。女性従業員が昨夏、駐車場の車の中でぐったりとした2歳ぐらいの女児を見つけた。 気温は30度を超えているのに、エアコンは動いていない。窓をたたき、声をかけても反応はない。店内のアナウンスで車の持ち主を呼び出し、警察に通報。ガラスを割ろうとした瞬間、女児が寝返りをうった。 発見から10分後、戻ってきた両親は「短時間じゃないですか」「こんなことで子どもは死にません」。いらだった様子だったという。 当時店長だった片山晴久さん(38)=現・静岡店長=は「保護者との温度差を感じる。夏場の車内が危ないと思っている人が少なすぎるのでは」と話す。 赤ちゃんの寝顔の下に、「救出の為(ため)、車の
東京都が独自に制定を目指す受動喫煙防止条例案が25日、都議会厚生委員会で賛成多数で可決された。面積にかかわらず従業員を雇っている飲食店を原則屋内禁煙(喫煙専用室は設置可)とするのが特徴で、規制対象は国会で審議中の健康増進法改正案よりも広い。自民党と共産党が修正案を提出したが、否決され、条例案は27日の本会議で可決、成立する見通し。 条例案が成立すれば年内から段階的に施行し、罰則(5万円以下の過料)は2020年4月の全面施行時から適用される。幼稚園や学校について屋内外の喫煙所の設置を認めず、完全禁煙とするほか、病院や行政機関も建物内を禁煙にすると規定。都などによると、都内の飲食店の約84%にあたる約13万4千軒が規制対象になる。一方、国の法改正案では、客席面積100平方メートル以下で、個人経営か資本金5千万円以下の中小企業が経営する既存の飲食店内での喫煙を認めており、規制対象は約45%という
クロマグロ漁獲規制の内容に抗議し、農水省(右)の前に集まった沿岸クロマグロ漁の漁師ら=東京都千代田区で2018年6月25日、丸山博撮影 すしネタや刺し身として人気の高い太平洋クロマグロの漁獲規制が7月から強化されるのを受け、沿岸漁業者らが25日、廃業が相次ぎかねないとして、農林水産省に斎藤健農相を訪ね、漁獲枠の拡大などを要望した。その後、全国から集まった漁業者約500人が農水省前から国会前までデモ行進し、漁業者の窮状を訴えながら、「資源は回復傾向なのに一方的な規制の押しつけだ」などとアピールした。 要望したのは、沿岸漁業者で構成する「全国沿岸クロマグロ漁民共同行動実行委員会」。漁獲枠拡大などのほか、水産庁が今年1月に漁獲枠を上回る恐れがあるとして要請した小型魚(30キロ未満)の操業自粛を守って、休漁した漁師への減収分の補填(ほてん)の拡充も求めた。
インドネシア・西ジャワ州のチタルム川に隣接する家屋から出された廃棄物(2018年2月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / Adek BERRY 【3月15日 AFP】インドネシアの米作農家ユスフ・スプリヤディさん(54)は「世界で最も汚染された川」に接して暮らしている。その事実を日々再確認させるのは、手足の疥癬(かいせん)だ。 西ジャワ(West Java)州に暮らすスプリヤディさんの生活は、家庭ゴミや有害薬品、動物の糞などが一面に漂うチタルム(Citarum)川と切っても切れない関係にある──彼と5人の家族が暮らすのに必要な田んぼにこの川から水を引いているのだ。 繊維工場から産業廃棄物が垂れ流され続ける中、雨期のコメの量はこれまでの3分の1にまで落ち込んでいる。だが他の選択肢はない。「雨期には洪水が起きる。両手が痒くなり、収獲に被害が出る」「汚染で籾(もみ)はスカスカだ。このまま続け
「除夜の鐘がうるさい」「剣道の掛け声がうるさい」。生活空間で発生する音に関して、こうしたクレームが増えている。最近では、除夜の鐘をやめた寺や、掛け声を出さずに剣道の稽古をしている道場があらわれた。 東京都小金井市の曹洞宗「千手院」は、近隣住民から苦情を受けて、2014年から「除夜の鐘」を自粛している。いわゆる騒音問題にくわしいニッセイ基礎研究所の坊美生子氏によると、騒音問題の背景には、生活環境の変化があるという。根本的な解決策はあるのか、坊氏に聞いた。(弁護士ドットコムニュース編集部・山下真史) ●一番大きな問題は「保育園」 ――騒音の対応はしないといけないのか? 騒音に関しては、苦情を言われたら、どうしても対応せざるをえません。というのも、環境基本法で、その基準が決まっているからです。想定以上に基準が低いので、生活音でもすぐに超えてしまう。「うるさい」と誰かが言うようになると、対応せざる
恵方巻きの大量廃棄が問題となるなか、兵庫県のスーパーがこんなチラシ広告を出した。結果的に客からの苦情はなく、支持する内容の電話やメールが相次いだという。 広告を出したのは、兵庫県姫路市を中心に8店舗を展開するヤマダストアー(兵庫県太子町)。1日に出した、節分用の太巻きや餅を宣伝するチラシに大きな文字で「もうやめにしよう」と記し、「成長しなきゃ企業じゃない。けど、何か最近違和感を感じます」と続けた。 中野篤・店舗運営部長によると、恵方巻きの売り上げはここ数年、右肩上がり。ただ、ここ数年はSNSで大量廃棄が問題となり、従業員から「このまま突き進んでいいのか」という声が出た。「スーパーでは『去年より多く作る』のが常識。欠品も怖い。ただ、人口減の時代、増やし続けるのは限界がある。スーパーが夜遅くまで開いていて、品ぞろえが豊富なのは当たり前という時代は終わりつつあるのでは」。そんな問題意識から、今年
車の乗り合いなどで集まっていたが、昨年からは月~土曜に「島ぐるみ会議」など三つの市民団体が、那覇市中心部から辺野古まで貸し切りバスを交代で走らせている。運行費はそれぞれの団体が支出し、誰でも乗れるが、1人1千円程度のカンパを集めている(路線バスの那覇バスターミナル―辺野古の運賃は1780円)。 これらの活動を支えているのが、2015年に設立された「辺野古基金」だ。映画監督の宮崎駿さんらが共同代表を務め、寄付を募って基地移設の反対運動を支援。寄付の総額は17年12月までに約6億4千万円に上り、この中からバス運行の赤字補塡(ほてん)や意見広告費などに計4億8千万円を支出した。 ネット上では「弁当が配られる」との情報も流れるが、一時期、希望者からの注文をとりまとめて発注していただけだという。 辺野古で座り込みが始まったのは04年4月。当時の移設案は、沖合約2・2キロに長さ約2500メートルの施設
「園庭で遊んでいる園児の声がうるさい」として、神戸市の男性が近隣の保育園を相手取り、慰謝料100万円と防音設備の設置を求めた訴訟の上告審で、男性の敗訴が確定した。最高裁第三小法廷(木内道祥裁判長)が19日付の決定で、男性の上告を退けた。 一、二審判決によると、保育園(定員約120人)は2006年4月、神戸市東灘区の住宅街に開園。高さ約3メートルの防音壁が設けられたが、約10メートル離れた場所で暮らす男性は「園児の声や太鼓、スピーカーの音などの騒音で、平穏な生活が送れなくなった」と提訴した。 今年2月の一審・神戸地裁判決は、園周辺の騒音を測定した結果、園児が園庭で遊んでいる時間帯は国の環境基準を上回ったが、昼間の平均では下回ったとして、「耐えられる限度を超えた騒音とは認められない」と結論づけた。 7月の二審・大阪高裁判決は、園児が遊ぶ声は「一般に不規則かつ大幅に変動し、衝撃性が高いうえに高音
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く