天然痘ウイルスを保管するロシアの研究施設で爆発が起きた/Scott A. Miller/Getty Images (CNN) ロシア東部シベリアの中心都市ノボシビルスク近郊にある研究施設の建物で16日に爆発と火災が起きた。この施設には天然痘ウイルスの試料などが保管されているが、地元当局によると近隣住民に危険が及ぶ恐れはないという。 現場は国立ウイルス学・バイオテクノロジー研究センター。発表によると、衛生検査室の改修工事中に爆発が起きた。国営タス通信は、作業員1人がやけどを負って集中治療室に収容されたと報じている。 同通信によると、6階建てビルの5階でガスボンベが爆発した。窓ガラスが割れたものの、建物の構造に損傷はなかったという。 同センターによれば、この部屋に病原体などの危険物質は保管されていなかった。タス通信は市長の話として、生物学的脅威などの危険はないと伝えた。 同センターは1974年
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