これからの健康長寿は「セイカツ」から「カンキョウ」へ?!~第7回日本食育学会学術大会「健康長寿を支える食環境と食育」報告~ これまで、「食育」に関連するイベントや学会を数多く取材をしてきたが、なぜか「国産品推奨」や「手作り礼賛」あるいは「無農薬・無添加偏重」がテーマになることが多い傾向にあり、取材意欲が低下していた。私見だが、食育事業が農林水産省管轄になって以来、この傾向が強くなったように感ずる。今回も学会案内を受領したときは取材を見送ろうとしたのだが、主催者から「ひたすら学術的な内容なので取材してほしい」という依頼があったので、6月8日・9日に福岡女子大学で開催された第7回日本食育学会学術大会に参加した。 ここでは、初日に行なわれた特別講演と福岡市民公開シンポジウムを中心にレポートする。 ●社員が健康であることが経営の要 特別講演は健康経営研究会理事長・岡田邦夫氏による「健康経営の視点か
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